http://www.asyura2.com/15/hasan101/msg/202.html
Tweet |
写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ
ビジネスの成否も左右 周囲に愛される「バカな力」の鍛え方
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/164828
2015年10月2日 日刊ゲンダイ
「カウンセリングに来るサラリーマンの多くが“成功者”です。彼らは、まじめで努力しているのに周囲とのコミュニケーションがうまくいかないとか、心から充実感や幸せを感じられなくて寂しいといった悩みを抱えています」
こう言うのは、「バカ力(ばかりょく)」(ポプラ社)の著者で、臨床心理士の山名裕子氏だ。完璧主義のヤリ手ほど周囲に人が寄りつかず、孤独に陥りやすい傾向があるという。
「一回の成功は自分を追い詰めれば一人でも成し得ますが、その状態をキープできるかは周囲からのサポートがあるかないかに左右されます。結局、ビジネスは、『いかに人に愛されるか』で成否が分かれると言ってもいい。そのためには肩の力を抜いて、人に愛されるユーモラスな力(ちから)=『バカ力(りよく)』をつけることを推奨しています」
頭が悪いバカのことではない。ビジネスの世界で“他人から愛される力”だ。それを鍛える手段は――。
(1)「ありがとう」を口癖にする
「バカ力の高い人は『ありがとう』のひと言を欠かしません。自分の未熟さをわかっているから、心から言葉にできます。優等生な人ほど、誰かに何か指摘されると腹を立ててしまいがちですが、『ご指摘、ありがとう』が言えるかどうかが重要なのです」
他人が厳しいことを口にするのは、自分に興味を持ってくれている場合とか、成長を期待している場合だ。だから、“ムカッ”ときてもいったんのみ込んで、お礼を言う。
この一言で、相手は「素直に受け取ってくれた」と、あなたに好印象を抱くのだ。
(2)“言葉の引用”で共感
「言葉の引用も効果的です。夫婦の会話を思い起こしてください。男性は論理的なので、女性の相談に正論やアドバイスで返そうとして、奥さんを怒らせたことはありませんか。ここで必要なのは共感です。例えば、妻が『今日、渋谷の美容院行った』と言ったら夫は『あの渋谷の美容院?』と言葉を引用して返します。妻は聞いてくれていることが伝われば、ストレスが解消します。ビジネスでも同じ。特にクレーム処理に効果的で、先方の話を繰り返しながら話を聞くことで、怒りが静まることが分かっています」
(3)ライトな失敗談を持つ
「『爆睡して電車を乗り過ごしちゃってさ』というような失敗談をいくつか持っておく。飲み会や休憩時間に部下などに話すと、『この人でもミスするんだ』とあなたへの親近感がわくのです」
このように自分の情報を与えることを心理学では「自己開示」という。ほかにも、実はアイドル好き、熱狂的な阪神ファンなどプライベートな情報を“少し明かす”ことで、人間関係がグンとスムーズになるのはよくある話だ。
(4)週一度はピンク色を着る
「たまに薄いピンクのシャツを着てみましょう。女性ってピンクの服を着ている人が好きなんです。唯一マイナスの面がないといわれる色です。薄いオレンジもおすすめ。オレンジは、色彩心理的に『みんなで共に頑張ろう』という一体感を出します。ネクタイやチーフでも効果的ですから、部署を束ねるリーダーの役割を担う人は試す価値ありです」
これが“バカな力を身に付ける”秘訣だ。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 経世済民101掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。