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9月日銀短観について(在野のアナリスト)
http://www.asyura2.com/15/hasan101/msg/193.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 10 月 01 日 23:49:05: igsppGRN/E9PQ
 

9月日銀短観について
http://blog.livedoor.jp/analyst_zaiya777/archives/52743119.html
2015年10月01日 在野のアナリスト


9月日銀短観が発表されました。現状判断DIが大企業製造業で12(-3)、大企業非製造業で25(+2)、中小企業製造業で0(0)、中小企業非製造業で3(-1)。先行き判断DIは同じ並びで10(-2)、19(-6)、-2(-2)、1(-2)となります。メディアは少しでもよい箇所をみつけようと、大企業非製造業の25がバブル期以来、などと報じます。しかしバブルの兆候がみられる建設、不動産、中国人の爆買いがつづく小売も好調ですが、対個人サービスが現状判断DIで35(11)、先行き判断DIで23(-11)となり、これが現状判断DIの押し上げに大きく寄与したのであって、特殊要因にすぎません。

しかし製造業は深刻です。自動車が現状で+3という点は一安心ですが、先行きは-3。しかもVWの影響は考慮されていない時期に統計がとられているため、先行きはもっと悪化する可能性があります。ハイブリッドやプラグインが得意な日本車はVWが失速すれば有利、などともされますが、長期でみればそうでも、短期では自動車不審が販売にも影響するはずですし、VWから日本車がシェアを奪えるかは分かりません。原油安で、米国では大型車が売れており、日本車が伸びているわけではない。それより株安など、逆資産効果が意識される水準まで来ています。欧州経済の崩れも意識され、中国ともども世界経済に不安の中で高額消費がどこまで伸びるかは予断を許しません。

短観で気になるのは、仕入れ価格の現状判断DIが大企業製造業で4、非製造業で13と上昇を見込むのに、販売価格判断DIが製造業-7、非製造業4と、仕入れ価格の上昇に追いついていない。これは強烈なデフレマインドが働いており、価格転嫁できない状態であることを示します。これは企業の経常利益の判断にも影響しており、今年下期は軒並みマイナスの修正率を示します。世界経済の混乱というばかりでない、国内のデフレ圧力が企業収益にも影響を与えはじめたのでしょう。

中国の国家統計局発表の9月PMI速報値は49.8でしたが、財新の9月PMI確報値は47.2となり、好感されました。財新は英民間調査会社のもので信頼度も高いとされますが、速報値を小幅に上回ったとはいえ、8月確報値47.3より小幅に下がっており、決して楽観できる数字ではありません。

今日の株式市場は、本田内閣官房参与による海外紙への発言、自民党・山本氏、岩田元日銀副総裁など、安倍ノミクス旗振り役らによる一斉、追加緩和、補正予算による景気刺激策発言などがあり、2日大幅続伸しています。一斉に行ったのですから、市場を動かす気満々の戦略的行動ですし、相変わらず日本株が大幅上昇するときは、日系の証券会社が先物買いの上位に並ぶ、いつものパターンとなっています。要するに仕組まれた上昇であって、これは安倍氏の講演以来、上昇させようとする強烈な官製エネルギーによる上昇とみて、ほぼ間違いないのでしょう。

しかし外国人投資家の動きは鈍く、追随する動きはない。市場で7割のボリュームを占める外国人投資家がそっぽを向いているので、この日系の証券会社が堪らず反対売買をすると、一気に下げるということをくり返します。市場の2倍の動きをするETFも上場されていますが、まさに市場を2倍以上、大きく上下動させる原因、ボラタイルな展開をつくっているのは、日系の証券会社なのです。そしてそんな展開が、市場を敬遠する遠因ともなっているのですから、始末におえません。口先では上昇を促しつつ、手癖の悪さからそうした効果を相殺する。手も口も大体悪いコトをする慣用句になり易い。今の安倍ノミクスの旗振り役たちは口八丁手八丁ではなく、割ったり、後ろに回ったりすると困るようなことをしている、ということになるのかもしれませんね。


 

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コメント
 
1. 2015年10月02日 08:44:38 : jXbiWWJBCA
2015年10月01日
日米中の企業景況感、底辺への競争?山本 雅文
<ポイント>
◆昨日は、世界株価や銅などコモディティ価格の反発を受けて豪ドルなどが上昇した一方、ユーロ圏HICPのマイナス転化を受けてユーロが下落したのが特徴的だった。
◆この間、ドル/円は欧州時間に120円台を回復したものの、米ADP民間雇用の予想比上振れでも続伸せず、むしろその後の米シカゴPMIの大幅悪化などから再び120円割れとなった。
◆本日は、日銀短観調査(8:50)、ブレイナードFRB理事発言(9:15)、中国9月公式製造業・非製造業PMI(10:00)、中国9月財新製造業PMI確報およびサービス業PMI速報(10:45)、英9月製造業PMI(17:30)、米新規失業保険申請件数(21:30)、米9月ISM製造業景況指数(23:00)、ロックハート・アトランタ連銀総裁発言(2:00)、ウィリアムズSF連銀総裁発言(3:30)などが予定されている。
◆ドル/円は日銀短観と米ISM製造業景況指数が注目だが、結局120円を挟んだ方向感のないレンジが続きそうだ。短観が予想以上に悪化を示すと追加緩和期待が高まり円安圧力となる一方、米ISMが予想以上の悪化となると利上げ期待が後退しドル安圧力となる。
◆また中国各種PMI結果も重要で、前月から横ばいが予想されている公式製造業PMIが悪化を示すと、豪ドルなどコモディティ通貨が悪影響を受けやすいほか、米利上げ期待後退とリスク回避傾向を受けて、ドル/円にも下押し圧力となる可能性がある。
昨日までの世界:米雇用上振れでもドル高揚せず
ドル/円は、日本や中国の株価上昇や、欧州時間入り後も銅などのコモディティ価格が上昇したことから120円台を回復した。もっとも、その後発表された米ADP民間雇用の予想比上振れ(+20.0万人、市場予想は+19.0万人)でも続伸せず、むしろその後の米シカゴPMIの大幅悪化(48.7、市場予想53.0)などから再び120円割れとなった。こうした動きは、米中長期債利回りの動きとほぼ同様だった。東京時間午前0時前後の下落は、機関投資家による月末の持ち高リバランスに絡むドル売りだった可能性もある。
ユーロ/ドルは、欧米時間に下落し1.12ドル台半ばから一時1.1157ドルをつけた。ユーロ圏HICPが前年比-0.1%と市場予想を下回り再びマイナスに陥り、ECBの追加緩和観測が高まったことが一因だったと指摘されている。但し、前日のドイツ分HICPの大幅下振れでユーロ圏分のマイナス化はある程度予見できサプライズではなく、かつECB量的緩和期待を反映するドイツ10年債利回りは特段低下していない。むしろ、株価反発を受けた避難通貨としてのユーロ需要の後退、という面が強かったかもしれない。
ユーロ/円は、欧州時間入りにかけて下落し始め、134円台後半からNY時間にかけて一時133.58円の安値をつけた。
豪ドル/米ドルは、特に欧州時間入り後にスイス大手資源商社グレンコア株価の続伸や欧州株高、そして銅などのコモディティ価格の上昇を受けて強含みとなり、0.70ドル丁度近辺から上昇したが、高値は0.7038ドルと限定的となった。
豪ドル/円も、欧州時間に米ドル/円と豪ドル/米ドルが同時に上昇したことから84円丁度近辺から84.67円へ上昇した。但しその後NY時間にかけては、米ドル/円の反落などから再び84円丁度近辺へ反落している。
きょうの高慢な偏見:日米中の企業景況感、底辺への競争?
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今週の経済指標カレンダー
ドル/円は、日銀短観と米ISM製造業景況指数が注目で、既に製造業、非製造業の業況判断DIが共に悪化が予想されている短観(製造業は前回15から13へ、非製造業は前回23から20へ悪化予想)が予想以上の悪化を示すと、追加緩和期待が高まり円安圧力となる。一方、米ISMも悪化が予想されており(前月51.1、今回市場予想50.6)、外需環境の悪化で予想以上の悪化となると利上げ期待が後退しドル安圧力となる。結局、120円を挟んだ方向感のないレンジが続きそうだ。
また中国各種PMI結果も重要で、前月から横ばい(49.7)が予想されている公式製造業PMIが悪化を示すと、米利上げ期待後退とリスク回避傾向を受けて、ドル/円にも下押し圧力となる可能性がある。
ユーロ/ドルは、米ドル動向が重要で、米ISM(前月51.1、今回市場予想50.6)が外需環境の悪化で予想以上の悪化となると米利上げ期待が後退しドル安圧力となり、ユーロ/ドルの押上げ圧力となるほか、中国PMIの悪化も避難通貨としてのユーロ需要増加で上昇圧力となりそうだ。
豪ドル/米ドルは、中国各種PMI結果が重要で、まずは前月から49.7で横ばいが予想されている公式製造業PMIが悪化を示すと、コモディティ価格や豪ドルが悪影響を受け易い。

(※)印刷用PDFはこちらよりダウンロードいただけます。
https://info.monex.co.jp/report/fx-strategy-daily/index.html 

2. 2015年10月02日 13:06:06 : OO6Zlan35k

企業の平均的な物価見通し下方修正、5年後で1.5%=日銀短観
[東京 2日 ロイター] - 日銀が2日公表した9月短観調査での企業の平均的な物価上昇率の見通しは、1年後、3年後、5年後、いずれも6月調査よりも低下した。

5年後は1.5%と前回より0.1ポイント低下した。日銀は2%の物価目標の早期達成を掲げているが、実現に不可欠な企業の物価観は、日銀の期待と裏腹に低下した格好。今後の政策運営への影響が注目される。

全規模全産業の平均では、1年後の物価見通しが従来の1.4%から1.2%、3年後が1.5%から1.4%、5年後が1.6%から1.5%にそれぞれ引き下げられた。

日銀は現時点で2016年度前半の2%目標達成を掲げているが、企業側の1年後の見通しはかけ離れた内容となった。企業規模別では、大企業製造業が0.9%、大企業非製造業が1.0%とそれぞれ前回より0.1ポイント下方修正。中小企業製造業と非製造業は1.3%でそれぞれ0.2ポイント下方修正した。

<販売価格見通しも下方修正>

日銀は同時に企業の販売価格の現在水準からの変化率の見通しも公表した。全規模全産業の平均は1年後が0.7%と従来より0.2ポイント下方修正、3年後も1.4%と0.3ポイント引き下げられた。5年後は1.8%で、0.3ポイントの引き下げとなった。

日銀が安倍政権下で進める2%の物価目標を達成するための量的・質的緩和(QQE)政策は、1)企業・家計の物価観である予想物価上昇率の引き上げと、2)日本経済の潜在的な供給力と実際の需要の差である需給ギャップの解消──を物価上昇のけん引役と想定している。実質成長率は当初の想定を下回り続け、需給ギャップの改善ペースが遅れているため、実際には予想物価上昇率の引き上げに依存した政策運営となっている。
http://jp.reuters.com/article/2015/10/02/boj-tankan-price-idJPKCN0RW01J20151002


消費支出3カ月ぶり増、8月+2.9% 天候要因や反動増も押し上げ 
[東京 2日 ロイター] - 総務省が2日発表した8月の家計調査によると、全世帯(単身世帯除く2人以上の世帯)の消費支出は29万1156円となり、実質前年比で2.9%増となった。増加は3カ月ぶり。月前半の気温上昇など天候に恵まれたこともあり、幅広い品目で増加したほか、一部に前年同月減少の反動増がみられたことなども押し上げ要因となった。

ロイターが民間調査機関に行った聞き取り調査では、前年比0.4%増が見込まれていたが、結果はこれを上回った。季節調整済み前月比も2.5%増と2カ月連続で増加した。

多くの項目が実質前年比で増加を示しているが、特に自動車購入などの交通・通信(同8.6%増)や設備修繕・維持などの住居(同15.2%増)、電気・ガス代などの光熱・水道(同6.8%増)などが増加に寄与している。

品目をみると、エアコンディショナが同81.6%増、国内パック旅行が同21.8%増、外食が同10.1%増などとなっており、天候要因が増加に寄与したとみられる。また、外壁・壁等工事が同35.8%増となるなど設備修繕・維持には前年減少の反動増がみられたほか、自動車購入も同24.8%増と大きく伸びた。

総務省では、設備修繕・維持や自動車購入など高額品が増加していることについて、前年減少の反動という面もあり、「今月の結果だけで伸びているとは言えない。もう少し先々まで見ていく必要がある」としている。ただ、幅広い品目で増加しており、消費支出は緩やかな回復の動きがみられるとして「このところ持ち直している」との基調判断を据え置いた。

8月の勤労者世帯の実収入は、1世帯当たり47万5369円となり、実質前年比で2.2%増加した。増加は5カ月連続。名目も同2.5%増となった。

*内容を追加します。

(伊藤純夫)
http://jp.reuters.com/article/2015/10/02/household-spending-aug-idJPKCN0RV5XT20151002


9月末マネタリーベースは338兆円、紙幣が12年半ぶりの伸び
[東京 2日 ロイター] - 日銀が2日発表した市中の現金と金融機関の手元資金を示す日銀当座預金残高の合計であるマネタリーベース(資金供給量)の9月末の残高は338兆4353億円となり、14カ月連続で過去最高を更新した。

日銀は、マネタリーベースを年間約80兆円増やすペースで国債を中心とした金融資産の買い入れを続けており、今年末見通しの350兆円程度に向けて積み上げは順調に進んでいるとみている。

9月中のマネタリーベースの平均残高は、前年比35.1%増の332兆1941億円で過去最高を更新。マネタリーベースの構成要因ごとの月中平均残高は、金融機関の手元資金を示す当座預金が前年比52.4%増の236兆1564億円、紙幣は同5.9%増の91兆3980億円、貨幣は同0.7%増の4兆6397億円だった。

紙幣は今年度に入って伸び率を高めており、2003年3月の同6.3%増以来の伸びとなった。

*写真を差し替えます。

(竹本能文)

http://jp.reuters.com/article/2015/10/02/boj-m-idJPKCN0RW04220151002


3. 2015年10月02日 13:15:00 : OO6Zlan35k
ゴルゴ13の標的は誰だ、舞台は国債市場−忍び寄る海外勢日本売り (1)
2015/10/02 12:23 JST

    (ブルームバーグ):「ゴルゴ13」の標的になるのは誰だー。日本の劇画の代表作に海外ヘッジファンドによる日本売りが題材として取り上げられている。日本国債の暴落シナリオを掲げるファンドが売り浴びせをどう仕掛けるのか。劇画ファンの麻生太郎財務相もストーリー展開に大きな関心を寄せている。
舞台は日本国債市場。国内総生産(GDP)の2倍の政府債務を抱えながらも、デフレ対策の一環として日銀が国債発行残高の30%を保有し、低金利で推移しているという現実さながらの設定だ。これは「ミスプライシング」だとニューヨークに拠点を置く債券ヘッジファンドの敏腕女性ファンドマネジャーが目を付け、売り浴びせを画策する。
月2回発行の「ビッグコミック」(小学館)最新号に前編が掲載された。主役の超A級スナイパー、ゴルゴ13はまだ現れていないが、「高津財務相」や「黒沢日銀総裁」が登場し、日本売りを警戒する場面で終了。ファンドマネジャーはボスニア・ヘルツェゴビナ紛争下の元スナイパーで、国際通貨基金(IMF)とも結託し、経済危機国の国債を買い支えてきたという伏線も張られている。後編は今月10日に発売の次号に掲載される。
劇画の中では高津財務相が衆院予算委員会で日銀による大量の国債買い入れは「財政ファイナンス」ではないと答弁する一方で、黒沢日銀総裁に「国債市場が機能不全になっている事を忘れるな。まさかの事態にも目配りした方がいい」と忠告。これに対し、総裁は「日銀にけんかを売るゴジラは現れない」と笑う姿が描かれている。
麻生財務相は2日午前の閣議後会見で、同作について感想を聞かれ、「国際金融の世界の話が漫画になり、関心を持ってもらえることはいいことだ。さいとう氏に礼状を書こうと思った」と発言。劇画の「高津財務相」が自身にそっくりなだけに、「麻生太郎か、女性ファンドマネジャーか。どちらがゴルゴ13に撃たれるのか知らないが、楽しみにしている」と後編に期待をかけた。
50年近く連載、幅広い層に人気
1968年から50年近く連載が続いている「ゴルゴ13」(作・さいとう・たかを氏)は、国際情勢をテーマに、国籍・年齢・本名不詳の「デューク東郷」が活躍する。幅広い年齢層に人気があり、漫画好きの麻生財務相も熱烈なファンであることを公言。2004年には為替介入をめぐる日米当局のやり取りが描かれ、参院財政金融委員会の審議で取り上げられたこともある。
同作の脚本担当者から取材を受けた金融アナリストの1人、久保田博幸氏は今の日本の債券市場は国債が売られるわけがないという認識が広がり、それが通念として根付いていると警戒感を示した上で、「荒唐無稽で非現実的な話ではない。これだけ日銀が買い込むと流動性の問題が出てくる。いざ、何かあった時に対処のしようがなくなる」と解説。その上で、「単純なフィクションではなく、リスク喚起になればよい」と話す。久保田氏は、ゴルゴ13が高津財務相の依頼で、日本売りを仕掛けた女性ファンドマネジャーを標的にすると予想する。
現実に目を転じても、政府・日銀は難局に直面している。2013年4月の量的・質的金融緩和後の円安・株高で回復途上にあった日本の実体経済は踊り場にある。中国の景気減速を受けて4−6月期国内総生産(GDP)の実質成長率は3期ぶりに減少に転じ、7−9月期も2期連続でマイナスになるとの見方も出ている。8月の消費者物価も原油安を背景に2年4カ月ぶりにマイナスに転じた。市場からは早くも補正予算の編成や追加緩和を予想する声が強まっている。
日本国債は銀行や保険などの国内投資家が9割以上を保有し、海外ヘッジファンドの日本売りに対する「防護壁」となってきた。日銀が約3割を保有する今、その壁はさらに強固になっている。日銀の資金循環統計によると、今年6月末の国債発行残高1037兆円のうち日銀は28.5%を保有。国債残高を上回る約1700兆円の家計金融資産の存在も安心材料のひとつだ。
一方で、海外投資家による日本国債への投資は短期債を中心にじわじわと増加傾向にある。今年3月末の国債の海外保有は9.4%(98兆円)と過去最高水準。特に流通市場では活発で、売買シェアは現物で25.7%、先物では49.2%と存在感を高めている。財務省は動向を注視していく必要があるとし、海外投資家向け説明会(IR)にも力を入れている。
ビッグコミックの編集部は、ゴルゴ13はこれまでにも日本のメガバンク再編や中国のバブル崩壊など、現在を予見していたようなストーリー展開で話題を呼んできた例を挙げ、金融関係者の協力も得ながら臨場感あふれる力強い作品に仕上がっており、あくまでフィクションとして将来の可能性のひとつとして楽しんでもらいたいとコメントしている。
(更新前の記事で国際通貨基金の表記を訂正しています)
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更新日時: 2015/10/02 12:23 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NVJ34F6TTDSK01.html

 
長期金利は0.33%に上昇、米雇用統計控え売り−超長期債は買い優勢
2015/10/02 11:28 JST

    (ブルームバーグ):債券市場で長期金利は0.33%に上昇している。先物が8カ月ぶりの水準まで上昇したことへの警戒感に加え、今晩の米雇用統計発表を控えて売りが優勢となっている。一方、超長期債は買いが優勢となり、堅調に推移している。
2日の現物債市場で長期金利の指標となる10年物国債の340回債利回りは、日本相互証券が公表した前日午後3時時点の参照値と横ばいの0.325%で始まり、その後は0.5ベーシスポイント(bp)高い0.33%を付けている。一方、新発20年物の154回債利回りは1bp低い1.095%と、9月25日に付けた5カ月ぶり低水準に並んでいる。新発30年物の48回債利回りは0.5bp低い1.37%で推移している。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券の六車治美シニアマーケットエコノミストは、「日銀が追加緩和に踏み切る可能性が意識される中、下期は買い先行で始まった。日銀が30日に景気や物価見通しを下げ、追加緩和を打ち出すとのシナリオを市場は意識している」と話した。「米雇用統計発表前にさすがに積極的には買えない」としながらも、「仮に指標発表後に米金利が上昇するようだと、来週は円債の金利上昇時に買いスタンスか。10年債利回り0.3%台半ばに市場の目が慣れてきた印象。短中期ゾーンの利回りが低いため、長期や超長期債に投資妙味がある」とも述べた。
日本銀行はきょう午前10時10分の金融調節で、今月1回目の長期国債買い入れオペの実施を通知した。残存期間1年以下と5年超10年以下が対象で、総額は4700億円程度となる。
長期国債先物市場で中心限月12月物はもみ合い。前日比5銭高の148円38銭で始まり、一時は148円40銭と中心限月の日中取引ベースで1月27日以来の高値を付けた。その後は6銭安まで下げ、午前終値は横ばいの148円33銭。前日の夜間取引は148円45銭まで上昇した。
1日の米国債相場はもみ合い。米10年国債利回りは前日比横ばいの2.04%程度で引けた。米国株相場も横ばい圏。金融当局が注目する米雇用統計の発表を2日に控えて慎重姿勢が広がった。ブルームバーグの予測調査によると、9月の米雇用統計で非農業部門雇用者数は前月比20万1000人増加が見込まれている。前月は17万3000人増加だった。
関連ニュースと情報:日本国債に関する記事:NSN JBNA2国債入札に関する記事:NSN 9715トップストーリー:TOP JK
記事に関する記者への問い合わせ先:東京 池田祐美 yikeda4@bloomberg.net;東京 山中英典 h.y@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先: Garfield Reynolds greynolds1@bloomberg.net 山中英典, 青木 勝
更新日時: 2015/10/02 11:28 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NVKCZK6JIJUZ01.html

ドル・円が一時120円台回復、株持ち直しで円売り圧力−米雇用見極め
2015/10/02 12:16 JST


    (ブルームバーグ):東京外国為替市場では、ドル・円相場が一時1ドル=120円台を回復。米雇用統計の発表を控えて様子見姿勢が強い半面、日本株の持ち直しを背景にリスク選好に伴う円売りがやや優勢となっている。
午後零時15分現在のドル・円相場は119円97銭前後。朝方は119円台後半でもみ合っていたが、その後120円05銭まで値を切り上げた。
SMBC信託銀行金融商品開発部のシニアマネジャー、シモン・ピアンフェティ氏は、ドル・円は今週、一時的に上振れする場面が見られたが、「イベントを前にして狭いレンジにとどまっている」と指摘。もっとも、米雇用統計では強い雇用の伸びが示されると予想しており、来週に向けてはドル・円が121円へ上昇する可能性があるとみている。
ユーロ・円相場も1ユーロ=134円ちょうど付近から一時134円42銭まで円売りが進み、同時刻現在は134円17銭前後で推移。ユーロ・ドル相場は1ユーロ=1.11ドル台後半でもみ合っているが、一時1.12ドル台に乗せる場面も見られている。
米雇用統計
ブルームバーグがまとめたエコノミスト調査によると、2日発表の9月の米雇用統計で非農業部門就業者数は前月比20万1000人の増加が見込まれている。8月は17万3000人増だった。9月の失業率は前月と同じ5.1%が予想されている。
ピアンフェティ氏は、市場予想を上回る26万6000人の雇用増加を予想。「米マクロは9月中旬から反発している。今年は良好なマクロによる米金利上昇、すなわちドル高だ」と指摘する。
一方、三菱東京UFJ銀行の野本尚宏調査役(ニューヨーク在勤)は、雇用統計が非常に弱くて「利上げは年内すら無理だという感じになれば、ドル売りになるかもしれないが、雇用統計が強いからといって、10月という感じもしない」と指摘。「利上げは年内1回ということだと、ドル・円は多分あまり動かないと思う」と言う。
関連ニュースと情報:トップストーリー:TOP JK 為替情報プラットフォーム FXIP 為替レート予想: FXFC
記事についての記者への問い合わせ先:東京 小宮弘子 hkomiya1@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先: Garfield Reynolds greynolds1@bloomberg.net 青木 勝, 山中英典
更新日時: 2015/10/02 12:16 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NVKCTC6JTSEE01.html


TOPIXが小反落、米統計低調と連騰反動で内需安い−方向感乏しい
2015/10/02 12:10 JST
    (ブルームバーグ):2日午前の東京株式相場は、TOPIXが3日ぶりに小反落。米国の製造業関連統計の下振れや前日までの連騰の反動で下げて始まったが、市場関係者の多くが注目する米雇用統計の発表を日本時間今夜に控え、売り圧力も限られた。情報・通信や医薬品、不動産など内需セクター、銀行株が安く、在庫調整が長引くとの懸念で鉄鋼株も軟調。
TOPIXの午前終値は前日比0.29ポイント(0.02%)安の1442.45、日経平均株価は3円56銭(0.02%)高の1万7725円98銭と高安まちまち。
大和住銀投信投資顧問・経済調査部の門司総一郎部長は、「昨日と一昨日はその前の下げから大きく回復し、その反発・買い戻しが一巡した。米雇用統計の発表があり、様子見」と言う。米雇用統計については、「あまり強過ぎると利上げ観測になり、弱過ぎると景気が弱いということになる。インパクトがないのが一番良い」と指摘した。
米供給管理協会(ISM)が1日に発表した9月の製造業景況指数は、50.2と前月の51.1から低下した。3カ月連続の低下で2013年5月以来の低水準、エコノミスト予想は50.6だった。2日に発表される9月の米雇用統計は、エコノミスト予想で非農業部門雇用者数は20万人増が見込まれる中、シティグループは18万人増にとどまると予想した。
東証1部33業種は医薬品、不動産、倉庫・運輸、通信、電気・ガス、鉱業、銀行、鉄鋼、石油・石炭製品など15業種が下落。鉄鋼について野村証券は、薄板3品の8月末の国内在庫は前月末比4.5%増で、輸出価格の軟化などを考慮すれば、9月末での在庫調整完了はやや難しくなってきたと分析した。半面、ゴム製品や海運、空運、化学、輸送用機器、小売、ガラス・土石製品など18業種は上昇。前日のニューヨーク原油先物が続落し、資源関連の鉱業や石油、原油安メリット業種の空運は対照的な動きを見せた。
終盤下げ渋る
きょうの日本株は反落して始まり、TOPIXは朝方に一時15ポイント、日経平均は184円安まで下げ幅を広げる場面があった。前日のニューヨーク為替市場でドル・円相場が一時1ドル=119円50銭までドル安・円高方向に振れたこともマイナス材料。ただ、取引終盤にかけ急速に下げ渋り、明確な方向感を見出しにくかった。
立花証券の鎌田重俊企業調査部長は、「国内企業の業績見通しでは上期は想定以上だが、下期の不透明感は今まで以上に高まっている。業績面を考えると、強気にみれない」と指摘。ただ、「補正予算や追加金融緩和への期待がある中で、バリュエーションからみて割高とは言えない水準になっているため、下値を叩くのも厳しくなっている」と話していた。
日銀が2日に発表した企業短期経済観測調査(短観9月調査)の「企業の物価見通し」は、1年後に1.2%上昇と6月の前回調査(1.4%上昇)から低下した。バークレイズ証券は今回の物価見通しを受け、企業の販売価格設定行動が下振れるリスクが明確に出てきたとし、来年4月の追加緩和としていた金融政策のメインシナリオを「10月30日の追加緩和」に前倒した。リスクシナリオは、さらに前倒しし「10月7日の追加緩和」へと変更している。
また、中国上海市場が祝日休場となる中、香港ハンセン指数は2%を超す上昇となっており、投資家心理を下支えする一因になった。
売買代金上位ではNTT、キーエンス、エーザイ、コマツ、アステラス製薬、三菱地所、新生銀行、JFEホールディングス、クボタが安い。半面、3−8月期営業利益が前年同期比約7割増となったようと一部報道で伝えられたイオン、クレディ・スイス証券が目標株価を上げたANAホールディングスは高い。日東電工やシマノ、ブリヂストン、住友化学、日本郵船も買われた。東証1部の午前売買高は10億238万株、売買代金は1兆328億円。上昇銘柄数は803、下落は965。
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更新日時: 2015/10/02 12:10 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NVKCF66K50XZ01.html

[32削除理由]:削除人:無関係の長文多数

4. 2015年10月02日 19:34:37 : OO6Zlan35k
家計の物価観、「上がる」1年後横ばい・5年後減少=日銀アンケート

2015年 10月 2日 15:18 JST 関連トピックス: トップニュース, ビジネス

[東京 2日 ロイター] - 日銀が2日発表した9月の「生活意識に関するアンケート調査」(第63回)によると、

1年後に物価が「上がる」との回答が81.9%となり、前回6月調査の82.0%からほぼ横ばいだった。5年後は83.7%となり、同84.2%から減少した。

このアンケート調査は全国の20歳以上の個人を対象に、四半期毎に行われている。今回の調査期間は8月7日から9月2日で2014人から回答を得た。

物価見通しでは「1年後の物価は現在と比べ何%程度変化すると思うか」も聞いているが、平均値が4.7%上昇、中央値が3.0%上昇となった。前回調査はそれぞれ、4.8%上昇、3.0%上昇となっており、ほぼ横ばいの動きとなった。

5年後(毎年の平均)についても平均値3.9%上昇、中央値2.0%上昇で、どちらも前回調査と同水準となり、家計の物価観に大きな変化はみられていない。

足元では、原油安の影響でガソリンなどエネルギー価格が下落する一方、食料品や日用品などの値上げが進行しているが、現在の物価認識は「上がった」との回答が84.1%となり、前回の86.3%から減少。1年前と比べた現在の物価の変化の程度は、平均値で5.8%上昇となり、前回調査の6.1%上昇から低下した。

景況感については、1年前と比べて景気が「良くなった」から「悪くなった」を引いた景況感DIがマイナス15.2となり、前回調査のマイナス15.4から小幅改善。1年後の見通しはマイナス17.8となり、前回調査のマイナス13.9から悪化している。

暮らし向きは「ゆとりが出てきた」から「ゆとりがなくなってきた」を引いた暮らし向きDIがマイナス41.0となり、前回のマイナス41.7から改善した。

*内容を追加します。

(伊藤純夫 編集:吉瀬邦彦)

 
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