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写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ
公共料金でも大格差 全国で一番「生活費が安い町」はどこだ?
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/164554
2015年9月29日 日刊ゲンダイ
水道代は最大40倍、ガス代も3.6倍――。全国一律だと思っていた公共料金は、実は住む自治体によって驚くほど違ってくる。厚労省は子どもの医療費を無料化する自治体に対して「やめろッ」と言い出している。さて、全国で一番生活費の安い町はどこか?
えっ、子どもの医療費助成ってどこも一緒じゃないの? 大企業と中小企業の福利厚生に差があるように、住民サービスの料金は自治体の財政状況や首長の判断によって安くも高くもなる。
例えば、大企業の本社がひしめく東京都千代田区は、高校3年生まで通院と入院費用が無料。親の所得制限もないという大盤振る舞いだ。
「さらに次世代育成手当として高校生に1人月5000円を助成しております。これも年収制限はありませんし、転勤族の子弟でも同様です」(千代田区子育て推進課)
逆立ちしても千代田区には家を建てられそうにないという人も、転勤で借り上げ社宅に住むなら千代田区がお勧めだ。
財政的に厳しかった横浜市も10月から通院費の無料対象年齢を広げる。とはいえ、上限が「小学1年」までだったのを「小学3年」にちょっぴり延ばしただけだが。
■給食費が無料なら年間5万円の節約に
一方、水道料金にいたっては自治体によって40倍もの格差が出る。一般的に青森、山形、北海道は料金が高く、東京、愛知、神奈川といった大都市ほど水道料金は安い。そんな中でダントツの安さを誇るのは、愛媛県の八幡浜市。20立方メートルで「210円」という激安料金だ。来月から若干値上げされるが、それでも安い。逆に北海道夕張市は6852円で全国ワースト2位。もちろん、市の財政破綻が理由だ。
ガス代も、全国一安い千葉県大網白里町の2511円(22立方メートル)とワーストの京都府舞鶴市の9172円では3.6倍もの開きがある。
都内では待機児童の問題も深刻。その場合、認可外保育園に預かってもらうことになるが、この「保育補助金」も東京都は区によってまちまち。トップの杉並区は月額最大6万7000円、2位の品川区も6万6000円もらえるが、板橋区や練馬区のように1万円とショボいところもある。
また、山口県和木町は戦後からずっと「学校給食費」が無料。兵庫県相生市、北海道三笠市、埼玉県小鹿野町も無料化で続いている。年間5万円程度の給食費が削減できるのだから子育て世帯にはうれしい。
NHK受信料も、千歳、三沢、横田、嘉手納などの基地周辺でジェット機騒音に悩まされる家は、地上波料金の半額が防衛省から補助される。さらに北海道福島町は、第3子出産で祝い金100万円。岐阜県飛騨市は、転入して3年以内に家を買うと、米10俵を支援。
“住めば都”と言うが、生活費が安い町の方が断然お得だ。
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