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300機(380億ドルの発注)
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4942507.html
2015年09月24日 NEVADAブログ
中国の習国家主席のアメリカ訪問はシアトルのボーイング工場視察から事実上始まり、そこで737型機を総数で300機、総額で380億ドルを発注したと発表しています。
この数字には若干のまゆつばも含まれているようですが、アナウンス効果としてはかなり有効だったはずです。
なにせ、発注があったものの引き渡しがされていない”B737型機の不良在庫”を引き取るとなっており、もちろんかなりの値引きもされたはずですが、ボーイング社としては、ありがたいとなったはずだからです。
今回の習国家主席の訪米が政治ミッションではなく、経済ミッションという位置づけを初っ端に打ち上げた訳であり、 今後オバマ大統領との会談で、中国人によるアメリカ国内での新規事業(会社)設立に伴いアメリカ人を100万人以上雇用するとの発表をするとも言われており、中国からすれば経済をとるのか、政治をとるのか、アメリカに踏み絵を迫ることになります。
この100万人雇用ですが、同時に100万人の中国人移民を伴う訳であり、家族も入れれば数百万人の中国人移民が行われることになり、一大イベントとも言えます。
仕事発注と新規投資事業の立ち上げを組み合わせてアメリカに中国の力を見せつける習国家主席の戦略は今の日本では到底マネの出来ない芸当と言えます。
(実際は昔の日本を真似ているだけですが、今の日本にはそのような戦略的な対応ができるだけの力がありません)
あとは、ワシントンでの首脳会談で「核心的利益」という発言がされるのかどうか。
政治的な話がどのような形になるのか、世界中が注目しています。
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