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野口保雄氏(右)の住居兼事務所(C)日刊ゲンダイ
ブランドよりも再販価格…店舗開発のプロが買った家とは?
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/164320
2015年9月21日 日刊ゲンダイ
大手コンビニの店舗開発を手がける宅建士の野口保雄氏(38)は、2013年にコーポラティブハウス方式のマンションを購入した。京王井の頭線の浜田山駅から徒歩3分、1階の東南角部屋77平方メートルという好立地。同条件なら8000万円が相場というエリアで、価格は4500万円と手ごろである。
「実家の近くで資産価値が下がらないような物件をリサーチしました。ここはたまたま妻がコーポラティブハウス情報のメルマガで見つけたもの。最近はモグリの業者も多いので、宅建取引業者登録はちゃんとされているかを調べてから物件のリサーチに入りました」
新築の家も、一度入居すると中古となる。たとえ大手不動産が造った豪華なタワーマンションも、中古になったとたん半値なんてこともある。
そこで野口さんはブランドにこだわらず、値下がりしない家を選んだ。調べたのは、(1)路線価(2)用途地域(3)立地(4)地盤(5)地域の人口構成の5つ。
「(1)については23区内なら大きな値下がりはありません。(2)は、道路を挟んだ西側が第1種低層住居専用地域で高さ制限があり、新たな建物はせいぜい3階建てまでだと分かりました。(3)は、東南の角地。道路幅は4メートル以上と駅前にしては広いので、日当たりが大幅に変わることはありません。(4)は、ネットのハザードマップを見て地盤を確認。近所の古い酒屋やお米屋さん、不動産屋さんにもヒアリングしました。その結果、もともと山で地盤は安全、地元の大地主さんが所有していた土地と判明しました。(5)は、高齢者が集中していると将来値下がりリスクがありますが、比較的に若かった。地元の情報をもっていない大手不動産のモデルルームでは、内装と近隣施設の良さばかり説明されます。まずは周辺情報を自分で入手することが肝要なのです」
間取り、内装から管理規約まで居住者主導で決められる、コーポラティブハウスにしたのもポイント。
「壁は自分たちでしっくいを塗ってコストを削減。その分キッチンにこだわりました。予算にメリハリをつけたのです。結局、基本のマンション価格4000万円にオプションコスト500万円で済みました。マンションはほとんどが業者指定ですが、管理会社も住人たちで決めるので月々のコストも抑えられます」
出たとこ勝負はあり得ないのだ。
▽のぐち・やすお 1977年、兵庫県生まれ。野口店舗開発代表、宅建士。徹底したリサーチに定評があり、今まで手掛けたコンビニの店舗は、一軒も閉店していないという実績の持ち主。
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