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株の怖さとブラックマンデー以来の膨大な外人売り
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4939666.html
2015年09月18日 NEVADAブログ
連休前の今日の日経平均は1.94%安(362円安)の18070.21円で終わり、安値は18069.50円と引け値に比べ僅か<71銭>高い水準となっていました。
引けにかけて売られた展開となっていたのですが、注目するべき銘柄があります。
伊藤ハムです。
伊藤ハムは15日に経営統合を発表しており、15日の株価は買い気配で始まったのですが、完全に失速しており、この経営統合で買いついた個人はとんでもない損を抱える事態になっており、今の本当の「地合い」を如何なく発揮していると言えるのです。
以下はその詳細です。
9月14日 終値 673円(出来高 328,000株):統合発表前
9月15日 始値 700円(前日比+27円) 終値 689円(+16円) 出来高 1,480,000株
9月16日 始値 694円(前日比+ 5円) 終値 656円(−33円) 出来高 1,134,000株
9月17日 始値 655円(前日比− 1円) 終値 644円(−12円) 出来高 1,452,000株
9月18日 始値 637円(前日比− 7円) 終値 630円(−14円) 安値引け 957,000株
15日の統合発表で買い注文を出した個人は700円で買いついた訳ですが、4日後の今日は70円下落となっており10%の損を抱えたことになります。
信用取引で1000株買っていれば保証金は24万円で良い訳ですが、今日の終値で計算すれば7万円損を抱えていることになり、24万円の元本が17万円になっていることになります。
30%の損となります。
また8月18日には808円という高値を付けていますが、この時信用で買いついた個人は27万円の保証金を入れていますが、今日の終値(630円)で計算しますと下落率は22%となり、17.8万円損を抱えていることになり、元本は9.2万円にまで減少していることになります。
即ち、3分の1になっていることになります。
元本27万円が9万円にまで減少し、あと株価が100円下がればすべての保証金を失うことになるのです。
(実際には追証が発生しますから追加のお金を足すか、この損を確定させることになります)
伊藤ハムという地味な会社でも、タイミングを誤れば投資元本の≪半分≫をいとも簡単に失いかねないのです。
ならば現物売買ではそこまで損はしないという見方もありますが、手数料等を勘案せずに4日間で10%を失い、1ケ月間で≪22%≫失うという事態を誰が予測できたでしょうか?
日経平均は買い支え等がありしっかりしていますが、外人投資家が1987年10月のブラックマンデー以来の膨大な現物売りを出してきており、今後日本格下げを受けて海外の年金資金等が売りを出してくれば、空前の売りが市場を襲うかもしれません。
9月7−11日
現物売り越し額 1兆348億円
先物売り越し額 716億円
郵政上場までは何とか持ちこたえさせるかも知れませんが、外人が一週間で1兆円、2兆円と「実弾売り」を出してくれば、いくら日銀・年金資金でも買い支えることが出来るものではなく、更に問題は上場が終わった後です。
買い支える理由がない訳であり、そこに外人の「実弾売り」が入れば、どうなるでしょうか?
それとも、日銀と年金資金がありったけのお金を使って株を買いまくるのでしょうか?
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