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写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ
いまや40代で“感染”も…早熟「老害社員」5つの典型行動
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/163985
2015年9月16日 日刊ゲンダイ
老害――。一般的には頑固でわがまま、周囲の住人に迷惑をかけるような困った老人のことだ。これが社内にいると厄介。以前は“先が見えた”50代社員に多かったが、いまや40歳そこそこの老害社員が出始めている。彼らは組織に悪影響を振りまく。その言動・行動には共通項があって――。
サラリーマン経験がある、人事コンサルタントの本田有明氏に、彼らの典型行動を挙げてもらった。このうち少なくとも3つ当てはまれば、40歳でも立派な老害社員だ。
(1)社内評論家
「会社の方針だとか、上役の話などにやたら詳しくて、それを後輩たちに吹聴します。しかも、『オレが部長だったらさぁ』などと自説を一席ぶったりする人も多い。そのくせ、だったら自分で何か行動を起こすかというと、それはしない。言うだけです」
先輩をつかまえて“あの人はダメだよ”などと、本人がいないところでは平気でけなす。批判精神は旺盛だが、「代わりに私にやらせてください」の言葉は聞いたためしがない。
(2)なかなか帰らない
いい会社は、仕事が終われば先輩から率先して早く帰るが……。
「終業時刻が過ぎても、なんとなく帰らない40男がいます。そんな上司に限って、『キミ、これやっといて!』などと、夕方に仕事を振ってくる。まるで、遅くまで帰らない自分の仲間を募っているかのよう。本当に忙しいのなら別ですが、早く帰りたい若手はヤル気が失せますよ」
家に帰ってもやることがない、いるだけ社員だ。
(3)離席回数が多い
喫煙所通いは老害社員の得意ワザ。1時間に1回は、プファ〜と一服。1回5分で、毎日40分はサボっているも同然だ。若手たちのいい見本とは言い難い。
「実は、サラリーマンは40歳くらいから、“本当に忙しい人”と、“なんとなく暇な人”に分かれるのです。前者が出世コース。後者はいわゆる傍流。離席が多いと、若手が何か報告することもできません」
社内をぶらぶら。巡回社員もプラスにならない。隣の部署のOL相手に「元気でやってる?」な〜んてやってるのは、集中力がない証しなのだ。
(4)上司の話を受け流す
仮に上司の訓示があったとしよう。「状況は相変わらず厳しいが、襟を正してやっていこう」と。ところが、老害社員はこれをちゃかし気味に軽く受け流してしまう。「立場上、あんなこと言ってるだけ。平気、平気」という感じだ。本来なら、年齢的にも「よし、皆で同じ方向性を持って頑張ろう!」と、ヤル気を喚起する立場だが、それができない。
(5)若手の意見を一蹴
常套句は「それ、違うね」とか「それはムリだよ」。何かにつけて提案者の意見に水を差す。
「要するに、アナタの意見は認めないよ、という意思表示。若い人はムカつきますね。これは自信のなさの裏返しです。仕事に自信があるやり手であれば答えは違います。『それ、イイね』と認めた上で『こうすればもっといいと思う』と一言付け加えます」
あの土光敏夫は著書「信念の言葉」の中で、部下と話をする時の態度についてこう語っている。それは、肯定的態度と否定的態度に分かれる。前者には思いやりの気持ちがあり、後者には“自己防衛や自己顕示”といった気持ちが潜んでいる――と。老害社員には耳が痛い言葉ではないか。
「女性蔑視」や「昔の自慢話」は言わずもがな。ご同輩、注意されたし。
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