http://www.asyura2.com/15/hasan100/msg/570.html
Tweet |
野村、米GSなど証券会社の手数料は約230億円−日本郵政IPO (1)
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NUNFQM6JTSED01.html
2015/09/14 16:28 JST
(ブルームバーグ):日本郵政グループの新規株式公開(IPO)で、野村ホールディングスや米ゴールドマン・サックスなど引き受け証券会社61社を含む販売会社が受け取る手数料(フィー)が約230億円になることが、関係者への取材で分かった。
日本郵政グループ3社の株主である財務省と日本郵政はIPOで1.4兆円規模に上る株式の売り出しを国内外で計画しており、11月4日に東京証券取引所に上場する予定だ。複数の関係者によれば、財務省などからはグローバルコーディネーターや販売各社に総額約230億円が支払われ、手数料率は約1.64%に相当する。
日本郵政のIPOは世界で見ると、2014年に公開した中国最大の電子商取引サイト運営会社アリババ・グループ・ホールディング以来で最大。ブルームバーグの集計によれば、手数料率は10年以降の案件平均の半分以下で、国内では過去最低水準となるとみられる。大型上場や民営化案件ではフィーは低くなる傾向にあり、250億ドル(約3兆円)規模に上るアリババのIPOでは1.2%だった。
財務省と、日本郵政の広報担当は手数料の詳細についてコメントを控えた。野村HDなど主幹事各社も言及を避けた。
引き受けシェア
今回のIPOでは、野村証券と三菱UFJモルガン・スタンレー証券の2社の販売額が全体の5割に達し、引き受け証券の中で同率トップになる見込みで、手数料を最も多く受け取ることになる。
230億円は売り出しの想定価格に基づくもので、実際の金額は需要観測を経て決定される価格により変わる。
証券各社の引き受けシェアについては、野村と三菱UFJモルガンはともに約3500億円相当を引き受け、ゴールドマンとJPモルガン・チェースの販売額は約1300億円ずつになるとの見通しが、別の複数の関係者の話から既に明らかになっている。大和証券グループ本社、SMBC日興証券、みずほ証券がこれに続くもようだ。
「プレステージ」
米ジェフリーズ・グループのアナリスト、マカリム・サルマン氏は、証券各社は日本郵政IPOの引き受け業務で、「政府の民営化案件に携わるというプレステージ(名声)を博することができる」と、手数料以外の恩恵について語った。また、「現在売り出されているのは一部分に過ぎず、証券会社は今後さらなるディールに関与できる可能性がある」と指摘した。
ブルームバーグの集計によれば、10年以降の日本企業関連のIPOの平均フィーは3.8%だった。12年の企業再生支援機構による日本航空の再上場、14年のジャパンディスプレイの上場の際には2.25%の手数料が支払われている。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 経世済民100掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。