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鳥取砂丘にもいつだって行ける(C)日刊ゲンダイ
移住者みるみる健康に 自治体も驚く「鳥取市パワー」の不思議
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/163738
2015年9月11日 日刊ゲンダイ
地方都市が人口減少に苦しむ中、鳥取市に移住する人が増えている。今年度は4カ月で137人と、昨年同期の1.5倍以上。しかも、バリバリ働ける39歳以下の人を着実に増やし、年度ごとの新規移住者全体に対する39歳以下の割合は、2年前74%、昨年83%、そして今年は8月末時点で90%を超えている。
移住者の多くから、「健康になった」という声が市に寄せられているのは見逃せない。
「主なものは、『精神的に元気になってうれしい』『ぜんそくが良くなった』『アトピーが軽くなった』『食欲が湧いた』といったことです。皆さん、うれしそうにおっしゃるので、正直、驚いています。そこで、市は鳥取大医学部の加藤敏明准教授に医学的な追跡調査を委託し、詳しい因果関係を調べる方針。前向きなデータがまとまれば、『健康にいいまち』とPRしていく計画です」(地域振興課)
正式な結果は来年4月の公表を待つとして、移住者を健康にするパワーがあるとすれば何か。
「私見ですが、鳥取は国内有数の温泉地で、県庁所在地があるJR鳥取駅から徒歩圏内にも温泉が湧いています。日本海に面しているので、魚介類はもちろん新鮮ですが、意外と県産和牛もおいしい。もっとあると思いますが……」(同課)
■「東京よりコンパクトで便利」の声
鳥取駅前に温泉とは、東京でいえば新宿が温泉街になったようなもの。昨年、記者が鹿狩りの取材に鳥取の山奥に出かけた帰り、鳥取駅近くの温泉銭湯・元湯に立ち寄ると、珍しい円形の湯船は地元の人で賑わっていて、一人のおじいちゃんが「どっからきなった」と迎え入れてくれた。湯も人柄もあったかい。いい湯が身近にあれば、仕事の疲れも吹っ飛ぶ。
「市街地から車で25分ほどの用瀬町に住む移住者の方は、『徒歩10分圏内にスーパーや銀行、郵便局などがあり、東京にいた頃よりコンパクトで便利。東京では見るだけだった夏祭りを、地元の方と一緒につくって参加できたのがうれしい』とおっしゃいます」(同課)
東京より便利とは意外だが、そこに人との触れ合いがあるから、移住者は快適になり、健康になるのか。国の漁港を渡り歩いた水産ジャーナリスト・西潟正人氏が言う。
「市内から車で30分ほどに『かろいち』という海鮮市場があり、そこの漁師さんの中には、大阪の営業マンから脱サラして漁師になった方がいます。『船酔いして使い物にならなかったのに、一人前の漁師に育ててくれた師匠はじめ仲間のぬくもりを毎日、感じながら生活できるのがうれしい』と語っていました」
物価も安い。
「かろいちなら、サイズを選ばなければ、11月解禁になる松葉ガニも1000円で買えることがある。ハタハタやアジなど日常的に食べる魚は、1000円で大漁です。だから、鳥取なら月に20万円あれば家族3人で十分暮らせます。ちょっと足を延ばして山に出れば、野菜が取れる。都会のようにカネに縛られずに生活できるから、ストレスがなくなり、健康になるんですよ」(西潟氏)
肝心の仕事と住宅は、市が設置した「定住促進・UIJターン相談支援窓口」に相談すれば、事前に決めて移住できるから、新天地で生活に困ることはない。
ストレスがつらいあなた、鳥取への移住、どうでしょう?
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