http://www.asyura2.com/15/hasan100/msg/453.html
Tweet |
米動画配信・ネットフィリックスでレンタルビデオ店は消滅する?〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150909-00000011-sasahi-life
週刊朝日 2015年9月18日号
近い将来、町からレンタルビデオ店が消えるかもしれない──。スマホが普及し、動画やニュースなどを手元で見る人が多くなった。9月1日、さらに勢いをつけて広がりそうな米ネット動画配信サービスが、日本に上陸した。
日本参入を果たしたのは、米国内で4140万人、世界では6500万人の会員数を誇る有料動画配信の米最大手「ネットフリックス」だ。自社制作のドラマが米エミー賞を受賞するなど、独自コンテンツの評価も高い。又吉直樹さんの小説『火花』を自社で映像化、独占配信がすでに決まっているなど、日本での事業展開に意欲的だ。
リード・ヘイスティングスCEOは都内のイベントで、
「試してもらえば見たいものがたくさんあるとわかる」
と、その質と量に自信を見せた。価格は三つのプランから選ぶことができ、最安で月額650円。定額制で見放題だ。
NHKや民放各局は番組を提供し、ネット配信と足並みをそろえる。むしろその直撃を受けるのは、レンタルビデオ業界だ。日本映像ソフト協会の調査によると、2005年に約6千店舗あったレンタルビデオ店は15年6月時点で約3200店舗と半減。ツタヤ、ゲオの大手2社もすでにネット動画配信をしている。利用者はどう感じているのか。レンタルビデオチェーンをよく利用するという都内の20代の男性は、
「ネット動画の品ぞろえ次第では、レンタルは利用しなくなるかも」
一方、都内でレンタルビデオ店を営む男性は、
「年々売り上げも会員数も減っていくね。昨年、近くの競合店もつぶれちゃったし、新たな展開を考えなくては」
と悲壮感が漂う。
国内ではこれまで、数々の動画配信サービス事業者がしのぎを削ってきた。ネットフリックスの参入で、競争がさらに激化するのは間違いない。
「日本のレンタルビデオ店は間違いなく減っていきますね。レンタルという形態に限れば、実店舗数がゼロになることも考えられます」
そう語るのはネットメディア評論家の落合正和さん。
「ネットでの動画視聴は利用者にとってデメリットがあまりないんです」
借りたり、返却したりのために店舗へ足を運ぶ必要もなければ、DVDやブルーレイの再生機も必要ない。この9月には、米ネット通販最大手のAmazonも動画配信サービスを日本で始めるという。
確かに動画配信は便利に見えるが、ネット動画視聴が進む米国では昨年、ピーク時に全米で約9千店舗あった最大手レンタルビデオチェーンが全店閉鎖に追い込まれた。ホラー映画のように背筋が寒くなる。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 経世済民100掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。