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9月9日、前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比988円12銭高の1万8415円20銭と大幅反発した。東京証券取引所で7月撮影(2015年 ロイター/TORU HANAI)
日経平均、午前終値は988円高と大幅反発 東証1部の98%上昇
http://jp.reuters.com/article/2015/09/09/nikkei-stock-mid-idJPKCN0R907020150909
2015年 09月 9日 11:48 JST
[東京 9日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比988円12銭高の1万8415円20銭と大幅反発した。欧米株高や円相場の弱含みなどを手掛かりに序盤から買いが先行した。
前日に急落した反動から買い戻しや自律反発狙いの買いなどが広がり、トヨタ(7203.T)や三菱UFJ(8306.T)などコア銘柄を中心に急速に値を戻した。東証1部上場銘柄の98%が値上がりし、全面高商状となった。
日経平均が1万8400円台を回復するのは、取引時間中で9月3日以来4営業日ぶり。上海総合指数.SSECが堅調に推移するなどアジア株が上昇したことも支援材料となった。もっとも市場には慎重な見方も出ており、「きょうの急反発で底打ちしたとの判断は時期尚早。主力株への買いが続くかどうかが戻り相場の試金石となる」(ちばぎんアセットマネジメント調査部長の奥村義弘氏)との声が出ていた。
東証1部の騰落数は、値上がり1860銘柄に対し、値下がりが27銘柄、変わらずが8銘柄だった。
◇
日経平均が急反発、上げ幅800円超:識者はこうみる
http://jp.reuters.com/article/2015/09/09/stock-instant-view-idJPKCN0R904Q20150909
2015年 09月 9日 10:45 JST
[東京 9日 ロイター] - 午前の東京株式市場で、日経平均株価は大幅反発。上げ幅は800円を超え、節目の1万8000円台を上回っている。市場関係者のコメントは以下の通り。
●買い戻し主体、PER14倍がボトム圏に
<ニッセイ基礎研究所 チーフ株式ストラテジスト 井出真吾氏>
きょうの日本株の大幅反発はショートカバーが主体だろう。前日に日経平均が昨年末終値を下回ったことで、これまで煮え湯を飲まされてきた売り方にようやく利益が出た格好となり、買い戻しのタイミングになったのではないか。
また日経平均のPER14倍に接近し、ボトム圏との見方が広がっている。PER14倍は昨年10月の量的・質的金融緩和第2弾の導入時と同じ水準であり、これ以上の下げは追加緩和期待につながりやすい。アベノミクス相場でPER14倍を下回ったことが少ないことも下値めどとの見方を支援している。
もっともこのまま戻りを試す展開は想定しづらく、一進一退が続くだろう。16─17日の米FOMCを経て利上げの方向性がみえてくれば、相場は次第に落ち着きを取り戻すとみている。
●FOMC待ちの状況、9月利上げ見送りなら本格的買い
<岩井コスモ証券 執行役員投資調査部長 木村勝氏>
ボラタイルな時は買いが入りにくく、薄商いのなか変動が大きくなっているが、16─17日のFOMC(米連邦公開市場委員会)が終わらない限り、本格的な買いは入ってこないだろう。今のところ9月の利上げはないとの予想が優勢。利上げ見送りとなれば中国や新興国経済に米国が配慮した形となり、株式市場にはプラスに働くと見ている。一方、利上げに踏み切れば、米国は自国の労働市場のみを考慮し世界の株式市場を重視していないとの受け止めから、株価にはネガティブな反応が出ると予想される。
日本株は世界の景気変動の影響を受けやすく流動性も高い。海外の景気に懸念が出れば、先物が売られる動きとなりやすく、ヘッジマーケットとして東京市場が使われている。ドルベースでのパフォーマンスも高かったため、益出し売りが出やすい。ただ企業の今期想定レートに比べ足元の為替は円安水準。企業側の業績予想も保守的だ。少々景気の回復がもたついても、業績の大幅な悪化は見込みにくい。
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