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実質GDP年率1.2%減に予想外の上方修正、4〜6月−在庫押し上げ
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NU4NDX6JTSEV01.html
2015/09/08 09:19 JST
(ブルームバーグ):4−6月期の国内総生産(GDP)は物価変動の影響を除いた実質で、前期比年率1.2%減と速報値(1.6%減)から上方修正された。在庫が上方修正されたことが全体を押し上げ、市場予想を上回った。
内閣府が8日発表したGDPは、前期比で0.3%減と速報値(0.4%減)から改定された。ブルームバーグの予想中央値は前期比0.5%減、年率1.8%減だった。需要項目別では1日公表された法人企業統計を加味した結果、設備投資が同0.9%減と、速報値(0.1%減)から引き下げられた一方で、在庫のGDP全体に対する寄与度がプラス0.3ポイントと速報値(プラス0.1ポイント)から上方修正された。
全体の約6割を占める個人消費は同0.7%減と速報値(0.8%減)から小幅引き上げられた。公共投資は同2.1%増と速報値(2.6%増)から引き下げられた。輸出から輸入を差し引いた純輸出(外需)の寄与度はマイナス0.3ポイントと速報値から変わらなかった。
4−6月期のGDPは個人消費と輸出の低迷を受けて3期ぶりのマイナス成長になった。改定値は在庫要因で上方修正されたものの、既に7−9月期の動向に焦点が移る中、2期連続のマイナスを予想する声が出ている。
BNPパリバ証券の河野龍太郎チーフエコノミストは設備投資の下方修正と在庫投資の上方修正を含めて4−6月期GDPの小幅下方修正を予想、「最終需要の弱さがより際立つ結果になる」と1日付のリポートに記していた。その上で、中国をはじめとする新興国経済が減速傾向を強める中、「輸出と個人消費の低迷で7−9月もマイナス成長となる可能性が十分に考え得る状況である」と指摘した。
日本銀行
日本銀行の黒田東彦総裁はニューヨークでの8月26日の講演で「現時点では、景気と物価の基調はわれわれが見通した通りに推移しており、2%物価目標は現状の量的・質的金融緩和で達成されると考えている」と語った。
一方、木内登英審議委員は青森市内での3日の講演で「2%という物価目標水準は、現時点では日本経済の実力をかなり上回っている」と指摘。「物価上昇率の基調を高めるような構造変化が一段と進まない限り、金融政策のみで安定的に2%の物価目標を実現することは、現時点では難しい」と述べた。
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