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霞が関は悲鳴(C)日刊ゲンダイ
朝型勤務「ゆう活」大失敗…霞が関“ブラック化”で官僚ら悲鳴
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/163333
2015年9月3日 日刊ゲンダイ
一体、なんのための制度だったのか。
国家公務員約22万人を対象に、7月1日からスタートした「ゆう活」が8月末で終了した。仕事時間を1〜2時間ほど朝方勤務に前倒しして、その分、夕方は早めに切り上げて残業を減らそうという試みだった。言いだしっぺは安倍首相だが、その張本人が安保法制を成立させるために、戦後最長となる95日間の会期延長を決断。
「ゆう活」は全て会期中となり、多くの公務員が夜遅くまで、閣僚らの答弁準備などに拘束された。始業時間を早めた職員のうちの2割以上が、夕方には帰れず、午後8時以降も残って仕事をしていたという。これでは、ただ単に労働時間が増えただけで、やっていることは“ブラック企業”と同じだろう。
「仕事量を減らさないと無理だ」(内閣官房幹部)や「国会のことは役人には決められない」(厚労省幹部)など、当事者からは不満が噴出。実際に「ゆう活」をした官僚からも「自分が帰宅しても、息子は部活や塾で帰ってこない」(財務省中堅)や「慣れない早起きで体調を崩した」(法務省若手)との声が上がるなど、評判は最悪だ。
しかし、政府は来年度以降も継続する方針だ。
「これまで朝方のリズムができていないのに、急に勤務時間を変えると体調を崩しやすく、頭も働かないので効率が悪い。時差ボケと同じです。朝方に慣れてきたと思ったら、また元に戻すというのですから、働く方はたまったもんじゃないでしょう。家族もリズムが狂うなど、さまざまなところに影響が出ます。民間企業が朝方勤務にして成功しているのは、短期間ではなく長年やっているから。生活リズムが体に染み付いているんです。中途半端にコロコロと勤務時間を変えるのが一番よくありません」(医学博士の米山公啓氏)
“形”だけまねた朝型勤務など、すぐさまやめたほうがいい。
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