http://www.asyura2.com/15/hasan100/msg/189.html
Tweet |
少子高齢化で「子孫に美田」? 脚光浴びる「資産継承型信託」
http://mainichibooks.com/sundaymainichi/life-and-health/2015/09/06/post-297.html
サンデー毎日 2015年9月 6日号
世は少子高齢化が進む。
そんな世情を反映し、子や孫に少しでも有利に資産を残したいという高齢者のニーズをつかんだ信託商品が脚光を浴びている。「家族信託」「暦年贈与信託」「教育資金贈与信託」「結婚・子育て支援信託」のいわゆる資産継承型信託4商品で、次世代支援信託とも呼ばれる。
資産を信託商品を通じてスムーズに継承する仕組みで、一定の金額内で贈与税が免除されるなどのメリットが受け、残高を急速に伸ばしている。特に2013年に発売された「教育資金贈与信託」は、業界全体で11万件を超えるヒット商品となったほか、今年4月発売の「結婚・子育て支援信託」は結婚・出産費用のみならず、未就学の子どもの医療費や保育園・幼稚園の費用まで、子育てにかかわる幅広い分野を対象としている。
こうした資産継承型信託は、メガバンクグループでは信託銀行のみならず、代理店として銀行や証券会社にも取り扱いが広がっていることも注目点だ。みずほフィナンシャルグループ(FG)では、4月からみずほ銀行でも「結婚・子育て支援信託」を発売しているほか、7月からはみずほ証券でも「教育資金贈与信託」の取り扱いを開始した。「銀行、信託、証券の連携強化の象徴的な商品で、グループの総力を結集した体制作りを進めている」(みずほ信託)という。また、三菱UFJ・FGは7月から三菱東京UFJ銀行で「暦年贈与信託」を扱い始めたばかり。三井住友銀行は、預金口座を使った「教育資金贈与信託」「結婚・子育て支援信託」を提供する。
資産継承型信託商品は、高齢者の資産が子や孫に移ることで消費を喚起する効果があるほか、「少子化対策に貢献するのみならず、地域経済の活性化にも寄与する」(常陰均(つねかげひとし)・信託協会会長)。子孫に美田を残さず――も古(いにしえ)の話か。
(森岡英樹)
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 経世済民100掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。