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NY株も急落、“黒田バズーカ3”はあるか(C)AP
危険なXデーは3回…日本株は年初来安値まで暴落するのか
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/163118
2015年8月27日 日刊ゲンダイ
「世界同時株安」が日本を直撃している。25日の東京市場は1万8000円を割り込み、終値は1万7806円70銭まで下落。6日続落はアベノミクス後、初めてだ。この間に13%も値を下げた。
ロータス投資研究所代表の中西文行氏はこう言う。
「世界4位の貨物取扱量を誇る天津港爆発事件がダメ押しになってしまった。港湾機能のマヒで現地のトヨタ自動車は操業再開のメドが立たない状態。自動車は鉄鋼、繊維、ゴム、ガラス、電子部品……など下請け企業の裾野が広いだけに、影響は大きい。関連企業も含め、決算の下振れは必至です。それで、外国人投資家が一斉に売り浴びせているのです。安倍首相の吐血情報も売り要因になっている。彼らは日本株は実体経済と比べて高過ぎるとみているので、株高を演出してきたアベノミクスはジ・エンドだと踏んでいます」
テクニカル面でも危険信号がともる。日本株の動きは「グランビルの法則」で長期的な売りパターンに転じた。「恐怖指数」と呼ばれ、暴落が予想される時に数値が跳ね上がるVIX指数も節目の40ポイントを上回った。米国債が格下げされた2011年10月以来で、90年以降7度目の衝撃だ。
政府日銀はPKO(株価維持策)にシャカリキになっているが、まったく効果が挙がっていない。19日から4営業日連続でETF(上場投資信託)を337億円ずつ買い入れたが、株価下支えには程遠かった。日本株はどこまで下がるのか。
マネー評論家の新田ヒカル氏はこう言う。
「日本株は10月に底を打つアノマリー(理論で説明できない規則性)があります。あと2カ月間、下げが続く恐れがある。そうなれば、信用取引で参加していた個人投資家は追い証が膨らみ、次々に“強制退場”させられて売りが売りを呼ぶ最悪の展開もあり得ます」
市場が注目しているのは、日銀がさらなる追加金融緩和を打ち出すかどうかだ。金融政策決定会合は10月末までに「9月14、15日」「10月6、7日」「10月30日」と3回ある。もし、“黒田バズーカ3”が発動されなければ、回を重ねるごとに株価が下落する可能性がある。
「10月1日に発表される予定の日銀短観は景況感悪化に転じるのが確実。株価の節目は、年初来安値(1月16日)の1万6592円になるでしょう」(中西文行氏)
いまの日本で宝飾品や高級ブランドを買い漁っているのは、株で儲けたひと握りの富裕層だ。株安が進めば、彼らの財布のヒモはきつくなる。逆資産効果で一気に不況がやって来る。
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