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2016-01-28 09:08:01
ついに再稼働を行い、そのゴミはただ「たまる」一方になりました。関西電力の高浜原発3号機(福井県高浜町)は29日にも再稼働し、そこでたまる「核燃料」はまったく置き去りのままです。朝日新聞の本日1月28日朝刊によると、「一時的に置いておく『中間貯蔵施設』の県外建設も、福井県知事は再稼働に同意する条件の一つとして挙げたが、見通しは立たないままだ」そうです。
30キロ圏の住民は最悪の場合、福井、兵庫、京都、徳島の4市町56市町へ避難することになるが、朝日の調べでは「56市町のうち7市だけだ。これらの課題を置き去りにしたままの再稼働は、『見切り発車』というほかない」と、切り捨てています。
なぜ、このように原発にこだわるのか。核のゴミがたまればたまるほど、核兵器の原材料として利用しやすくなるからですか。核のゴミがたまればたまるほど、国が何とか助けると考えているらしい。
核のゴミをどうしたら安全に捨てられるのか、まずそれを先に検討しなければなりません。今のやり方は、国も、そして電力会社も、ただ原発を動かしたいだけです。
仮にそこでもう一度原発事故が起きても、高浜には逃げる道もありません。これをどうするのか。自分たちが食べる“糧”のために、なんとか許してもらいたいというのは、自分たちの“欲”です。これから、孫やそのずっと先までの人びとには、だれも許可しようがありません。自分たちのために、こんな恐ろしいことをしていていいのでしょうか。
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