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本県沖の放射性物質検査 魚介類基準超大幅減 (福島民報)
http://www.asyura2.com/15/genpatu44/msg/715.html
投稿者 魑魅魍魎男 日時 2016 年 1 月 20 日 06:04:47: FpBksTgsjX9Gw 6bOWo@mx6bKSag
 

「本県沖の放射性物質検査 魚介類基準超大幅減」 (福島民報 2016/1/17)
http://www.minpo.jp/news/detail/2016011728103

本県沖の魚介類を対象とした県の放射性セシウム検査で、平成27年に調べた約180種類、8577点のうち食品衛生法が定める基準値(1キロ当たり100 ベクレル)を超えたのは4点、割合は全体の0・046%だった。基準値超の検体数は検査を開始した23年4月以降、減少傾向にあり、27年に初めて1桁と なった。県と県漁連は試験操業の魚種や海域の拡大に向けた検討材料とする。
 県が27年に実施した検査で基準値を超過した4点は、富岡沖で採取したシロメバル3点と、いわき沖で捕獲したイシガレイ1点。
  23年4月から27年までの検査結果の推移は【グラフ】の通り。基準値を超えたのは23年が1972点のうち39・8%に当たる785点、24年が 5580点のうち16・5%を占める921点、25年が7641点の3・7%となる280点、26年は8722点のうち0・9%の75点だった。
 県は基準値超の検体が減っている要因として(1)セシウム134の半減期が約2年である(2)魚介類の世代交代が進んだ(3)東京電力福島第一原発の復旧作業の進展で放射性物質の排出量が減った−ことなどを挙げている。
  調査は福島第一原発事故発生後の23年4月以降、県が県水産試験場の調査船や漁業者の協力で福島第一原発の20キロ圏内の海域を含む本県沖で毎月継続して いる。昨年末までに原発事故前、本県で水揚げされていた魚介類約180種類を対象に合わせて3万2493点を採取して調べた。
 県は検査結果を国内外に安全性をPRする際の基礎資料にも生かす。安全性を確認した魚種で実施している試験操業は16日現在、71種類で行われている。

■89%下限値未満 県、安全性PRに活用 本県沖魚介類放射性物質検査

 県が実施した平成27年の魚介類の放射性セシウム検査では、採取した8577点のうち、全体の89・5%に当たる7677点が検出下限値未満だった。
 全検体数のうち、検出下限値未満の検体の割合は、23年が294点で14・9%、24年が2287点で41・0%、25年が5216点で68・3%、26年が7260点で83・2%だった。
 27年の検査で食品衛生法の基準値(1キロ当たり100ベクレル)以下か、検出下限値未満だった主な魚種は【表】の通り。
 県は29年度以降に政府の支援を受け、浜通りに情報発信の拠点機能を備えた県水産試験研究拠点を整備する方針。県は「検査結果は本県沖の魚介類の安全性をPRするための有効なデータとして生かしていく」としている。

 平成27年の放射性セシウム検査で基準値以下か検出下限値未満だった主な魚種は次の通り。

■ 基準値以下か検出下限値未満だった主な魚種
アイナメ
アオメエソ
アカエイ
アカカマス
アカガレイ
アカシタビラメ
アカムツ
アコウダイ
アブラガレイ
アブラツノザメ
イイダコ
イカナゴ
イシガキダイ
イシカワシラウオ
イシダイ
イズカサゴ
ウスメバル
ウマヅ)ハギ
ウミタナゴ
ウルメイワシ
エゾイソアイナメ
エゾハリイカ
オオクチイシナギ
オキナマコ
カガミダイ
カサゴ
ガザミ
カタクチイワシ
カナガシラ
キアンコウ
ギス
キタムラサキウニ
キチジ
キツネメバル
クサウオ
クロウシノシタ
クロソイ
クロダイ
ケガニ
ケンサキイカ
コウナゴ
ゴマサバ
コモンカスベ
コモンフグ
サクラマス
サブロウ
サメガレイ
サヨリ
サワラ
ショウサイフグ
シラス
シログチ
シロザケ
ジンドウイカ
スケトウダラ
スズキ
スルメイカ
ズワイガニ
ソウハチ
タチウオ
チダイ
ナガヅカ
ナガレメイタガレイ
ニギス
ニベ
ヌマガレイ
ババガレイ
ヒガンフグ
ヒゴロモエビ
ヒトエグサ
ヒラソウダ
ヒラツメガニ
ヒラメ
レグロ
ブリ
ベニズワイガニ
ホウボウ
ホシガレイ
ホシザメ
ホッケ
ホッコクアカエビ
マアジ
マアナゴ
マイワシ
マガレイ
マコガレイ
マゴチ
マサバ
マダイ
マダコ
マダラ
マツカワ
マツダイ
マトウダイ
マナマコ
マフグ
マボヤ
マルソウダ
ミギガレイ
ミズダコ
ムシガレイ
ムラソイ
メイタガレイ
メダイ
ヤナギダコ
ヤナギノマイ
ヤナギムシガレイ
ヤリイカ
ユメカサゴ

------(引用ここまで)------

100ベクレル/kgは、本来なら放射能マークの付いた黄色いドラム缶に入れて、
厳重管理する廃棄物のレベルです。

そんな大甘な基準を下回ったから安全だとは全く言えないし、
例によってストロンチウムの測定も行なっていません。

こちらに、英国セラフィールド再処理工場による海洋汚染のデータがあります。

「セラフィールド再処理工場による海洋汚染の実態」 (美浜の会)
http://www.jca.apc.org/mihama/News/news65/news65cesium.htm

放射性廃液垂れ流しを止めてから最初の数年は、セシウム134(半減期2年)など
短半減期の核種が減少するので汚染が減ります。

しかしその後は、セシウム137やストロンチウム90(半減期29-30年)などの
長寿命核種の影響が支配的となり、なかなか汚染レベルが減少しません。

まして福島は汚染がケタ違いで、しかも現在も断続的に臨界が起きており、
汚染水や汚染蒸気が垂れ流し状態ですから、魚介類が食べても問題ないレベルに
達するのは遠い遠い未来の話です。

政府・自治体、東電は、汚染で食用に不適となると莫大な賠償金を払わなければなりません。
だから、こういったデタラメ検査を発表して、安全だ、食べられるとウソを言い張るのです。

それを信じて食べて応援するとどうなるか、言うまでもありません。


(関連情報)

「ヒラメの体内にセシウム移行せず 原発5キロ圏で実験 (福島民友)」
http://www.asyura2.com/15/genpatu44/msg/567.html

「ホワイトフードが水産物全般の放射能汚染地図を作成!ヒラメやカレイ、スズキ、マアジ等から
放射性物質!福島沖近辺は特に高い!」(阿修羅・赤かぶ・真実を探すブログ 2014/7/2)
http://www.asyura2.com/14/genpatu39/msg/163.html

 

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コメント
 
1. 2016年1月20日 21:03:59 : RrWW6hls7I : _m1drS54Jis[15]

勝手にやってろ。

但し、福島県外への搬出は一切許さん。


2. 2016年1月20日 21:06:55 : YVjFM65Yxw : H8PlLw7XGrs[1]
100ベクレル/kgってのは、原発施設でドラム缶に入れて放射能マーク貼って原発敷地内から出さず厳重保管する放射性廃棄物の数値で、それを下回ったからって威張るんじゃないよ。
この国は厳重保管の放射性廃棄物以下なら全部食品かよ、アホ!!

3. 2016年1月26日 21:56:49 : QWovAqjcOw : mU2jiF0Cero[4]
福島県は都合の悪いことを隠さないで、検査したデータネットですべて公表しろよ
セシウムが1kgあたり10−20ベクレルが50%くらいはあるんだろうな。
1kgあたり、30ー99ベクレルは10−20%くらいはあるんだろうな。
こんなもの食えるかよ。
セシウムやストロンチウムで、心臓や脳や、胃・肺などをガンや脳梗塞・白血病などで間違いなく、破壊されるだろう。

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