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上の画像を見てください。
まず、鉄骨は内側に曲がっているので、
爆風に押されて曲がったのではなく、
自重に耐え切れなくなって曲がったことは明らかです。
問題は、自重に耐え切れないほど強度が落ちた原因です。
鉄骨を見ると、緩やかにカーブを描いてるものが散見されます。
衝撃波では、これの説明が付きません(衝撃波が当たると曲がらずにヒビが入るか折れる)。
また、鉄骨は数十トンあり、曲がった箇所の合計質量だけでもかなりあります。
一方、爆発の元となった水素と酸素の質量の合計は、精々1トン。
水素爆発では3000℃分の熱が出て来るようですが(爆轟か否かに関係なく)、
衝撃波は、あくまで爆発で出て来た熱の一部が変換されて出来上がったもので、
衝撃波のエネルギーは、3000℃分の熱エネルギーよりも小さい筈です。
その、小さいものの、さらにほんの一部が、鉄骨に当たります。
1トン3000℃分の、一部の、さらにほんの一部の量しかない衝撃派に、
数十トンもの鉄骨をここまでできる力があるのだろうか?
(しかも、鉄骨は引っ付いたまま粘っと曲がっており、衝撃波が原因にしては変)
ビルの解体のときのように、
衝撃波が無駄にならないよう、建物の弱点となる箇所を厳選し、
各箇所についても、衝撃波を狭い範囲に集中して当てるようにすれば、
少ない爆薬でできるでしょうが、
3号機爆発では、
衝撃波は、厳選もせず、四方八方に分散し、
大半は、壁に当たるか鉄骨の間を素通りして外に出て行く。
鉄骨に当たるのは、衝撃波のほんの一握りだけ。
こんなので、数十トンもの鉄骨がこんな姿になるものなのだろうか?
やっぱり、鉄骨が1000℃を超えてこうなったとしか思えないのですが...
熱が原因なら、
1トンが水素爆発(つまりガス爆発。水素爆発による)して出て来る熱量では、
全然,桁が足らないので(理由 http://j55.pw/Asa9 or http://j55.pw/Ttyu )、
核燃料が連鎖反応を起こして(制御棒が無いために)連鎖が行過ぎて出て来た熱しかあり得ず、
ヨウ素が大量に飛散してないので原子炉内からもあり得ず、
プール内の燃料がそうなったと考えるのが自然です。
その場合、熱源となった燃料は溶けて大気中に飛散したことになります。
爆発時には副産物(猛毒含む)は微量しか出来ません(連鎖反応が一瞬だから)が、
プールに移す前の発電してた頃に溜まりに溜まった副産物(猛毒含む)が
一緒に飛散するから怖いのです。
連鎖反応が起きたか否かを問題にしている理由は、あくまで、
発電してた頃に溜まりに溜まった副産物(猛毒含む)が飛散したか
に直結するからです。
連鎖反応が起きたこと自体が怖いのではありません。
(通常発電のときも、中性子線は水で遮断してるのです(容器でではない)。
プール内でも連鎖反応は水の中で起きるので、中性子線は遮断される。
そりゃ、通常発電のときと同じ程度の中性子線は観測されるだろうけど、
中性子線の被害が出てなくてもプール内で連鎖反応が起きなかったとは言えない)
原発事故の恐ろしさは、毒の粉がばら撒かれることなんです。
何も難しい話ではないのです。
マスコミは、それに感づかれないよう、
わざと放射線という言葉を使って煙に巻いていますが...
P.S.
そもそも、本当に爆轟が起きたのか?に疑問があります。
空気中の窒素と酸素の割合は4:1です。
格納容器の隙間から水素と酸素が出て来たとして、
水素が窒素を押しのけて天井付近に溜まるのはわかりますが、
酸素が窒素を押しのけて天井付近に溜まることはない。
窒素と酸素は、比重が近いので、2者は混ざった状態になります。
仮に分離するにしても、窒素の方が軽いのですから、
酸素が上、窒素が下、という分離の仕方をするわけがない。
こう言うと、
「水素と酸素がどんどん出て来るので、
窒素より酸素の割合が多くなるんだ」
と言い張る人が出て来そうですが、
酸素が、天井から1mまでの容積と同じ体積出て来たとしても、
建屋内に元々あった空気の体積より、遥かに小さいので、
そんな酸素が空気に混ざっても、
建屋内の窒素と酸素の割合はほとんど 4:1 のままです。
原子炉は容積が小さいから、
原子炉内で窒素より酸素の割合の方が多くなることはあるでしょうが、
建屋は容積が大きいから、窒素と酸素の割合はほとんど変わらない。
爆轟が起きたか論じる際、
水素の濃度の話ばかり出て来るけど、酸素の濃度はどうなんだろう?
酸素:窒素 が 1:4 の、窒素だらけの状態で爆轟が起きるのでしょうか?
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