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福島2号機事故 悪化の一因 逃がし弁の作動装置が溶ける?(東京新聞)
http://www.asyura2.com/15/genpatu44/msg/508.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 12 月 17 日 18:38:10: igsppGRN/E9PQ
 

福島2号機事故 悪化の一因 逃がし弁の作動装置が溶ける?
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201512/CK2015121702000232.html
2015年12月17日 東京新聞



福島第一原発5号機の格納容器内にある逃がし安全弁=東電提供


 東京電力は十七日、福島第一原発事故の際、2号機で原子炉圧力容器内の蒸気を抜いて圧力を下げる「逃がし安全弁」と呼ばれる弁を作動させるための装置の部品が、高熱で溶けていた可能性があると発表した。「原子炉の圧力を下げる作業が難航し、注水が遅れた要因の一つとなった可能性もある」としている。


 東電によると、溶けた可能性があるのは逃がし安全弁を作動させるために窒素ガスを送り込む「電磁弁」と呼ばれる装置のゴム製シール材。耐熱温度は約一七〇度だったが、検証の結果、高温だと短時間の使用にしか耐えられないことが分かったという。


 2号機では事故四日目の二〇一一年三月十四日、事故発生直後から原子炉に注水を続けてきた冷却装置が停止、消防車による代替注水を試みたが、原子炉圧力が高く水が入らなかった。


 東電は圧力容器の蒸気を抜くため仮設バッテリーを使って八個ある逃がし安全弁を開く操作をしたが難航。操作するうち、弁が開いて注水が可能になった。これまで弁が開かなかった理由は未解明とされていたが、東電は、電磁弁のシール材が溶け窒素ガスが漏れ、逃がし安全弁が作動しなかった可能性があるとしている。再稼働を目指す柏崎刈羽原発(新潟県)では長時間の使用に耐えられるシール材に交換する方針という。


<逃がし安全弁> 原子炉圧力容器の圧力が異常上昇した場合に損傷を防ぐため、容器内の蒸気を格納容器下部の圧力抑制室へ逃がす弁。蒸気は圧力抑制室内の水で冷やされ液化される。原子炉1基に複数設置されている。一定の圧力を超えた場合に自動で作動するケースと、中央制御室から遠隔操作で作動させるケースがある。逃がし安全弁を作動させるには電源のほか、装置内のピストンを動かすための窒素ガスが必要となる。


           ◇


福島第一原発2号機の減圧装置、熱で劣化し作動しなかったか
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2660604.html


 福島第一原発事故の検証を行っている東京電力は、2号機で原子炉の圧力を下げる装置が熱で溶けたため、「メルトダウン」が進むなどした可能性があるとの調査結果を公表しました。


 福島第一原発の2号機では2011年3月14日、非常用の冷却装置が停止したため、消防車を使って原子炉に注水を行いました。


 しかし、原子炉の圧力が高く、水が入らない状態だったため、圧力を下げる「逃がし安全弁」という装置を開けようとしましたが、なかなか圧力は下がらず、メルトダウンが進みました。


 東京電力が検証した結果、逃がし安全弁の部品が核燃料の熱で溶けて劣化したため、うまく作動しなかった可能性があることがわかったということです。


 東京電力では、新潟県の柏崎刈羽原発の逃がし安全弁について、耐熱性の高いものに交換したいとしています。(17日13:13)


 

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コメント
 
1. 佐助[3042] jbKPlQ 2015年12月17日 19:20:18 : QXWXtKzZVU : KMxE_bHF90o[65]
安全弁が熱で溶けると,穴があく,安全弁なしと同じなので,そこから圧力や膨大な放射能が,大気にばら撒かれるのではないのか,安全弁が劣化してメクラになり塞がれたとでもいうのか。「逃がし安全弁」は手動式? はてな,そんなのあるの初めて聞いた。それ手動コックでしょう。

安全弁でなく圧力大気開放口やドレンコックじゃないの。それとも癒着して塞がれた。それとも安全弁の中の部品が生もので熱で膨張して動かなくなったのでは。それは不良品ではないか。

こいつら悪人はなにも知らないと思って,ウソとデタラメをまくしたて誤魔化そうとしている。

冷水で冷やせば、絶対破壊されることのない容器の中で、使用ズミ核燃料棒の自己溶解(メルトダウン)は絶対発生しない、と断言していたがウソがバレましたね,

メルトダウンした燃料棒は、絶対破壊されない容器の底に穴を開け地下の土台を数千度の高熱で破壊し、排水管や配線管は穴だらけになったのでしょう。

この容器は不良品で,バケッの穴が抜けたようになったのでしょう。

冷却水をかけても、炉心の熱と放射能は人間が近づけぬ水準という事実は、炉の底が抜けて燃料棒は溶解しつづけていると想定すべきなのだ。

そして今も直接浴びれば致死量の放射能を、巨大な大気と海にタレ流しているのに容認されている。マズ、水をかけ炉心温度と放射能度を下げて廃炉にする「冷温停止」の希望的計画が優先されているからだ。


2. 2015年12月17日 21:19:55 : 1ioo7h1uY6 : p1BnCI4sGlI[50]
■なんやこれ これが世界一きびしい

 アベ原発の 設計思想か?

 機器破壊を防ぐ最後の砦 安全弁システムに

 フェールセーフ設計思想など無視か!

 安全弁の作動条件に人の判断や

 電気が必要・チッソ供給が必要などと

 あれこれ条件が付くシステムは

 フェールセーフ設計とは言えない

 安全設備でなく不安全設備である!

 ボイラーや他の化学設備圧力容器の安全性より

 はるかに劣る危険設備である!



3. 2015年12月17日 22:19:37 : 1ioo7h1uY6 : p1BnCI4sGlI[51]
■『装置のゴム製シール材。耐熱温度は約一七〇度だったが、検証の結果、高温

 だと短時間の使用にしか耐えられないことが分かったという。』

 ・170℃の温度にもたない部品を耐熱温度170度とは言わない

  雰囲気温度が170度以下なら材料選定ミス! 170度以上になった

  とすればシステム設計ミス!

■『東京電力が検証した結果、逃がし安全弁の部品が核燃料の熱で溶けて劣化した

  ため、うまく作動しなかった可能性があることがわかったということです。』

 ・『・・熱で溶けて劣化・・』熱で溶けたものは劣化とは言わず損傷と言う

  作動しなかった可能性でなく 作動不良を起こした・・が正解!

■『東京電力では、新潟県の柏崎刈羽原発の逃がし安全弁について、耐熱性の高い

 ものに交換したいとしています。』

 ・ゴム製Oリングの耐熱性は高くて300℃程度

  170度と300度の違いは五十歩百歩であり

  Oリングの耐熱性アップ程度の対策で

  世界一の安全設備設計とは言わない!



4. 2015年12月17日 22:46:21 : yBQkrRTumA : UvxNb8gKnf4[11]

 1号機は 地震でパイプが外れて 高圧にはならなかったが すぐに水が蒸発して
      メルトダウンが一気に進んだので 水素が発生して爆発した

 2号機は ベントができず 炉内が 超高圧になり なかなかメルトダウンしなかった

 3号機も ベントができなかったが 超高圧で 天井の蓋が 吹っ飛ばされてた

 ===

 2号機が 最悪だったのは メルトダウンが起きて 圧力容器の底に 高温の
      溶けたスラグが溜まって 圧力容器の「底が抜けた」ことで
      その高温の放射能物質を 超高圧の水蒸気が 高速で噴出すスラグを
      水蒸気とともに 空気中に巻き上げたことだ

 おまけに 2号機が大量に巻き上げた放射能のプルーム(砂状)を 風向きが最悪で
      陸地方向に拡散させたことだった
 


5. アベノモックス[120] g0GDeINtg4KDYoNOg1g 2015年12月18日 01:31:39 : 6FWG7SnMwU : w_Y3caoVQ_A[1]

3.15の4号機危機隠しの為の2号機最悪説、まだ引っ張るのか。

4号機以外では1,3号機は爆発済み、故に2号機しか隠蔽に使えませんからね。

東電発表による2号機最悪説の説明の変遷は次の通り。

・圧力調整室爆発→圧力調整室爆発撤回、ベントによる汚染→ベント成功撤回、ベント失敗による格納容器蓋の隙間からの漏れ→逃がし安全弁作動せず

このように説明が二転三転しまくりで信憑性ゼロです。

1-3号機全て燃料が溶け落ち、格納容器も損傷しているので汚染水が外海まで流れています。

2号機に限らず事故による損傷で天然ベント状態、2号機だけが特別なのではありません。

最悪だったのは燃料プールに格納容器がなかったこと。

特に定期点検中で、3号機のように稼働中ではなかった4号機燃料プールの爆発と大汚染は、東電としてはどうしてもなかったことにしたい。

それを認めると全原発で再稼働ができなくなるので、推進派には2号機最悪説が必要なのです。


以下引用


https://hiroakikoide.wordpress.com/2011/05/16/mainichi-may16/

>東京電力福島第1原発1号機で、地震からわずか16時間後の3月12日早朝には、燃料の大部分が溶け落ちていた可能性が強まった。東電の解析によると、燃料の溶融は従来考えられていた以上の速度で進行。外部から冷却水を入れるため、弁を開いて炉内の圧力を下げる「ベント」作業を始めた時には、炉内は既に水位が燃料の下端を下回る「空だき」状態で、燃料の大部分が溶融していたことになる。今後、ベントの作業や外からの注水のタイミングが適切だったかが問われることになりそうだ。【酒造唯、八田浩輔】

>東電は今回の解析で「圧力容器の損傷は大規模ではない」と説明するが、小出助教は「圧力容器は完全に破損し、溶けた燃料が格納容器の底に穴を開け、原子炉建屋の地下に大量の汚染水が漏れ出す原因になっている」と推定する。


6. 2015年12月18日 02:26:43 : tctY4BgZcg : mrwV7uG1itY[38]


      単純に安全弁では無かった事 

        原子力プラントの複雑に入り組んだ全ての配管のシールドの再点検 

            安全のために やれるか

         コレを教訓に  安全のため  やめろ



7. 2015年12月18日 16:29:39 : UCplY15QLE : 9MbWozzV7xg[3]
何を今頃、福島原発事故から何年経っているのか。どのみちメルトダウンは避けられなかったはず。1号機械から4号機まで稼働中のものは全部壊れた。

8. 2015年12月18日 21:56:55 : hBUZQEg8uN : ggpGoLzBm9o[4]
安全弁などといった
余計なものは不要。

四天王ならぬ五重の壁が
我々を守って下さる。


9. 2015年12月19日 05:54:14 : lv7vbj53vM : R5TUbJyqZ1g[104]
これは致命的な欠陥だね。
たった200度にも耐えられないようではどうしようもない。

原発はすべて廃炉にせよ。


10. 知る大切さ[4038] km2C6ZHlkNiCsw 2015年12月19日 14:17:18 : rXmQVSTR26 : wmfWUboB@Eg[97]
2015/12/17 東電資料
炉心損傷後の
主蒸気逃がし安全弁の作動に関する検討

http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu15_j/images/151217j0102.pdf


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