http://www.asyura2.com/15/genpatu44/msg/439.html
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おしどりマコケンさんの名古屋街宣スピーチをnonnieさんが書き起こしされているので引用します。
「おしどりマコケンさんの初スピーチ」 (nonnie 2015/11/17)
http://ameblo.jp/nonta508/entry-12096764578.html
------(引用ここから)-------
先日の辺野古新基地建設反対の名古屋街宣に飛び入りで参加され
初スピーチをされたおしどりマコケンのお二人。
その場で聞いた直後に、もう一度聞きたいと思いました。
衝撃的でもあり、ケンパルさんのマコリーヌさんへの深い愛情もひしひしと伝わってくる
素晴らしいスピーチでした。
書き起こします。
(中略)
マコ「そう。ほんとに原発事故の報道も、出て来てない現場の話がいっぱいあって。
それで、まあね、2011年からずっと取材してる、って私たちいつの間にか、いつの間にか
ベテランになってるんですけど、」
ケン「まあ、少なくともマコちゃんはね。大ベテランです。」
マコ「でもほんとに、うーん、原発事故の取材をテレビ局でも新聞でもフリーランスの方でも
ちゃんとアグレッシブにされてる方々はたくさんおられるんですけど」
ケン「おられますよー、はい。」
マコ「なかなかそのニュースが外に出て来なくって。
で、局でも新聞社でも色々圧力があって、嫌がらせがあって、っていう事を聞きます。」
ケン「そうですね。」
マコ「それで、えーと、原発事故の取材をし始めて、東京電力にね、ずっと一緒に通ってた方や、
えー、福島の検討委員会に一緒に行ってた方が、去年の暮れから・・・違う、去年の夏から
今年の頭にかけて3人自殺をしました。」
ケン「そう、うんうん。」
マコ「で、被爆の研究をされてる方も、今年一人自死されました。」
ケン「うんうん。」
マコ「で、いろいろ心労がたたって病死した研究者もいるし、もう余命数ケ月でありながら
モルヒネ打ちながら、ずっと取材してた記者も知っています。
で、本当に、なんでこんなギリギリのところで取材をしている人達のニュースが外に出ないのか
なんでいちいち、いちいち色んなものと闘わないといけないのか。本当に悔しいです。」
ケン「ほんとうですね。」
マコ「ね、悔しいよねー。」(涙をこらえるマコさん)
ケン「うん。」
マコ「それで今日名古屋に来たのは、先月末に、琉球大学で蝶と被爆の研究をされていた野原千代さん
っていう研究者が先月末に亡くなって、」
ケン「亡くなっちゃった。」
マコ「名古屋の方だったので。」
ケン「そうです。」
マコ「名古屋でずーっと何回も会って、いろいろ話を聞いていて、
で、去年仲良しのテレビ朝日のディレクターが亡くなった時、自死した時、
二人とも仲良しの友達だったので、あの名古屋の駅前のね、マリオットホテルに二人で泊まって
夜通し私が取材して話をしたんですよね。」
ケン「そうです。」
マコ「その亡くなった、自死したディレクターと前日に会ってたのが私達だったので、
何があって、どう取材したのかっていうのを話していて。
マリオットなんかそんな高級なホテルに私は泊まったことないんですけど。
その研究者が『外資系のホテルだったら盗聴器がないからここに泊まろう。』って言って。」
ケン「そう。」
マコ「そうなんです。もうね、わりとね、そんなところになってるんですよ。
だからそれ以来、名古屋のね、名古屋から琉球大学に移って研究されてた方が亡くなって以来
初めて名古屋に来て。
もうここに来ても待ち合わせすることもないし、いないんだなって改めて思うとやっぱ悔しいし。」
ケン「悔しいですよね。」
マコ「ね。」
ケン「だからこそ今日こうやってね、ここでこうお話しさせて頂く機会をもらったんでね。」
マコ「そうなんです。だから色々いやな事とか、悔しい事とかがいっぱいあるんですけど、」
ケン「ええ、ええ。」
マコ「でもやっぱり!こう生きているのは私達なので、その悔しくてもっと動きたかった人達を
私は知っているので。
だからやっぱり何があっても色々勉強するし、取材するし、動き続けていこうと思います。」
(拍手と歓声)
ケン「そうですね。はい。みんなの声、自分で声出してね、全部喋っていったらいいもんね。」
(以下略)
------(引用ここまで)-------
「仲良しのテレビ朝日のディレクター」というは、昨夏、練炭自殺したとされている
岩路真樹ディレクターのことです。
10月末に亡くなったヤマトシジミ研究者・野原千代さんのことはこちらにも書かれています。
「千代さんのこと」 (猫とおしゃれとよだれとニュース 2015/10/31)
http://ch.nicovideo.jp/oshidori/blomaga/ar902744
おしどりさんは、岩路さん、野原さんと密に情報交換していたようです。
この1年ちょっとの間に、おしどりさんの知り合いのジャーナリストや研究者は、彼らを含めて
何と6人もなくなっているそうです。
これは異常です。
政府・原子力マフィアに不都合な事実を追及している人たちですから、少なくとも何人かは
殺された可能性が高いです。
野原千代さんは宿泊先で盗聴されることを知っていて、その心配のない外資系ホテルを利用したとのこと。
おそらく、当局が24時間彼女を監視していたのは間違いありません。
毒を盛るチャンスはいくらでもあったはずで、やはり単なる病死ではなく、殺された可能性が高いでしょう。
原子力マフィアどもは、おしどりさん夫婦も消してしまいたいと思っているのでしょうが、
何しろ知名度が抜群だし、吉本の芸人でもあるから手が出せないのでしょう。
それでも、おしどりさんは相当な嫌がらせや圧力を受けているようです。
仲間を自殺や病死に見せかけて殺すのも無言の圧力でしょう。
「悔しいよねー」と涙をこらえるマコさんの気持ちがよくわかります。
マコさん、ケンさんには圧力に屈せず、どうかがんばっていただきたい。
陰ながら応援したいと思います。
マコさんと広瀬隆氏の対談がダイヤモンド社のサイトに掲載されているので、こちらもご覧下さい。
「芸人のわたしが、舞台よりも「東電本店」に通った理由 ― おしどりマコちゃん×広瀬隆対談【パート1】」
(ダイヤモンド社オンライン 2015/12/2)
http://diamond.jp/articles/-/82507
プロのジャーナリストや研究者だけではなく、個人ブロガーやツイッター利用者も安心できません。
われわれにとって貴重な、すなわち政府・原子力マフィアには不都合な情報を発信しているブログが、
すでにいくつも閉鎖されたり、放置状態になっています。
圧力を受けてか、内容が全く当たりさわりのないものに変わってしまったサイトもあります。
たとえば、「憂いの果てに 〜次男坊のアフォリズム〜」のブログは非常に有益な内容でしたが、
2013年6月を最後に更新が止まったままで、閉鎖もされず、放置されたままです。
ここのブロガーさんが無事でいるのか心配です。
http://hatajinan.blog61.fc2.com/
有名だった「とある原発の溶融貫通(メルトスルー)」ブログも圧力を受けて閉鎖。
bran7.netも何度か記事を引用させてもらいましたが、これも閉鎖。
貴重な情報を発信しているブログがどんどんなくなっているのです。
以前も書きましたが、政府・原子力マフィアはあなたが思っているよりはるかに巨大で凶悪です。
自分たちの利権を守るためには何でもします。ブログ閉鎖など朝飯前、平気で人も殺します。
長年、原子力マフィアと戦ってきた人は、原子力の闇の深さ、恐ろしさを身にしみてよく知っており、
十分に警戒しますが、福島原発事故後に目覚めて反原発活動を始めた若い人たちは、
そういった事情に疎く、無防備、無警戒です。非常に危険です。
虎の尾を踏んでいるのに気づかず、怒った虎にいきなり襲われて殺されてしまうのです。
岩路さんや野原さんは、仕事の内容を考えれば、虎の尾を踏んだというより、踏みにじったと言ったほうが
いいかも知れません。無事でいられるほうが不思議です。
虎の尾を踏むのなら、それなりの覚悟、心構え、防御、準備が必要です。
どうか関連情報を参考に万全な対策を立ててください。
くれぐれも、原子力産業はもう斜陽だ、弱体化していると思わないこと、油断しないことです。
虎はちょっと具合が悪くて休んでいるだけ、うかつに近寄ればガブリとやられます。
(関連情報)
「カレン・シルクウッド事件に学ぶ むざむざと殺されないための対策法 」
(拙稿 2015/9/18)
http://www.asyura2.com/15/genpatu43/msg/821.html
「ヤマトシジミの研究者・野原千代さんは殺されたのではないか?」
(拙稿 2015/10/31)
http://www.asyura2.com/15/genpatu44/msg/238.html
「おしどりマコケンさん 名古屋・街頭スピーチ(書き起こし)で明らかに!」
(大沼安史の故人新聞 2015/11/29)
http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2015/11/post-5715.html
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