http://www.asyura2.com/15/genpatu44/msg/360.html
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http://blogs.yahoo.co.jp/taked4700/13522731.html
「福島の子ども、甲状腺がん『多発』どう考える 津田敏秀さん・津金昌一郎さんに聞く」という記事が朝日新聞11月19日朝刊に掲載されました。ネットでも、 http://www.asahi.com/articles/DA3S12074780.html で読むことが出来ます。
被曝が原因だと津田氏が主張され、過剰診断だと津金氏が言われています。しかし、ごく常識的に考えて過剰診断だという津金氏の主張は不合理です。まず、「地域ごとの放射線量とがんと診断された子どもの数が比例する『量ー反応関係』が見られないため」と言われていますが、地域ごとの放射線量、特に初期被ばくの程度はきちんと計測されていません。特に、初期被ばくの放射性ヨウ素の量はある意味故意にあいまいにされた面があり、被曝線量は公的に認められた量よりもずっと多い可能性があるのです。
次に、こちらの方がより津金氏の主張で矛盾があるのですが、単に「過剰診断」であれば、なぜ、既にがんの摘出手術をしてがんだと確定した96人中4割ががんが甲状腺の外に広がり、7割以上がリンパ節に転移していた」のかの説明がつかないのです。「過剰診断」とは、「将来的に症状が現われたり命を脅かしたりすることのないがんを診断で見つけてしまうこと」と記事の中で津金氏自身が述べられているのです。
やはり、津田氏の言われるように、現在の福島県をめぐる政策を転換し、「症例把握を北関東にも成人にも広げる必要がある」と思います。
2015年11月19日14時05分 武田信弘
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