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昨年に続き、高濃度のセシウム汚染が確認された花見川河口(手前)部から荒川河口部方面を望む=千葉市美浜区で、本社ヘリ「あさづる」から(坂本亜由理撮影)
東京湾のセシウム 河口部汚染は高止まり 千葉・花見川で最大878ベクレル
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201511/CK2015111302000138.html
2015年11月13日 東京新聞
東京電力福島第一原発事故から四年半が過ぎた東京湾海底の放射性セシウム汚染の状況を、本紙は独協医科大の木村真三准教授(放射線衛生学)らと合同で調べた。本紙の東京湾調査は二回目。全般的に沖合の濃度は低かったものの、依然として河口周辺は高い汚染が残っており、関東平野に降ったセシウムが川で運ばれ、たまっている様子が明確に見て取れた。 (大野孝志、山川剛史)
調査は九月二十一〜二十三日、ボートを使い実施。国がモニタリングを続けている地点に加え、東京湾に流れ込む主要な河川の河口部を独自に調べ、計四十四カ所で海底の堆積(たいせき)物を調べた。
沖合では、昨年九月の調査と同様、採取後に乾燥させた堆積物に含まれるセシウムは、一キログラム当たり数十ベクレル前後が中心で、一ケタの地点もあり、魚への影響は、なさそうなレベルだった。国の測定値も、ほぼ同様の傾向を示した。ただ、濃度は昨年より下がってはいない。
セシウムは福島第一原発由来で、本来なら自然界では数値はゼロに近い。
沖合と対照的だったのが河口部の汚染。
昨年は一〇〇〇ベクレルを超える汚染が確認された花見川(千葉市)の河口部では、最大値は小さくなったものの、二八八〜八七八ベクレルと全般的に高く、汚染が拡散した印象もある。花見川は、今年一月の本紙調査で最大九四二ベクレルの汚染が確認された印旛沼(千葉県)とつながっている。
東京都と千葉県境を流れる旧江戸川河口部では、川や近隣の浅瀬の汚染は非常に低かった一方、川と海がぶつかる付近で高かった。荒川(東京都)河口は全体的に昨年より下がったが、採取した堆積物には、褐色の土が含まれていた。調査の十日ほど前の大雨で流れてきた土砂が交ざり、濃度が一時的に下がった可能性もある。羽田空港周辺の多摩川(東京と神奈川県境)では、濃度は一〇〇ベクレル前後と昨年並みだった。
調査には、ほかに茨城県立医療大の佐藤斉(ひとし)教授(放射線計測)と、長崎大の高辻俊宏教授(放射線生物物理)が参加した。
調査結果に、高辻教授は「河口部に高い汚染が残っているのは、川の水が海水と混ざり、川が運び続けている放射性セシウムの粒子が底に沈んだからだ。潮流や川の流れで、汚染の分布は変わる。魚への影響も含めて、引き続き警戒が必要だ」と分析している。
<調査方法> ボートからロープで専用の採泥器を下ろし、海底の砂や泥などの堆積物を採取。完全に乾燥させた後、独協医科大と長崎大の協力により、高精度のゲルマニウム半導体検出器で三〜二十四時間かけて測定した。衛星利用測位システム(GPS)で、原子力規制委員会の調査地点や昨年の本紙調査地点と極力ずれないようにした。
【編集日誌@】きょうの1面トップは、原発事故による汚染がなお、東京湾で続いているという記事(https://t.co/KasOugFszS)です。独自に調べた事実を積み上げて書くのを調査報道と呼びます。まさに本紙記者も採取に携わった「調査報道」です。最終面もお読みください。
— 東京新聞(TOKYO Web) (@tokyo_shimbun) 2015, 11月 12
😾東京新聞1面トップ
🔴原発事故による
🔶汚染がなお東京湾で
🔷続いているという
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— * peace * (@cyoki) 2015, 11月 12
【社会】東京湾のセシウム 河口部汚染は高止まり 千葉・花見川で最大878ベクレル https://t.co/KasOugFszS
※関連記事:東証近くセシウム452ベクレル検出 https://t.co/ch0OhcNkQl pic.twitter.com/OEaSUT8vsh
— 東京新聞(TOKYO Web) (@tokyo_shimbun) 2015, 11月 12
【福島第一原発事故】東京湾のセシウム 河口部汚染は高止まり 千葉・花見川で最大878ベクレル(東京新聞) https://t.co/MSSUQOSYzs 昨年1000ベクレル超え汚染が確認された花見川の河口部では、288〜878ベクレルと全般的に高く、汚染が拡散した印象
— nanaminyan (@nana_minyan) 2015, 11月 12
事故から5年近く経っても。→東京湾のセシウム 河口部汚染は高止まり 千葉・花見川で最大878ベクレル「依然として河口周辺は高い汚染が残っており、関東平野に降ったセシウムが川で運ばれ、溜まっている様子が明確に見て取れる」東京新聞 https://t.co/6wJ6OeY4xm
— BASIL (@basilsauce) 2015, 11月 12
東京湾のセシウム 河口部汚染は高止まり 千葉・花見川で最大878ベクレル
https://t.co/GavIwXDFV7
花見川は、昨年より最大値は低下したが288〜878bqと全般的に高く、汚染が拡散した印象。1月調査で最大942bqの汚染が確認された印旛沼とつながっている。
— もうれつ先生 (@discusao) 2015, 11月 12
東京湾のCs 河口部汚染は高止まり 千葉・花見川で最大878Bq https://t.co/TfQcokVoDr 沖合では…数十Bq/kg前後が中心で、1桁の地点もあり、魚への影響はなさそうなレベル。国の測定値も、ほぼ同様の傾向を示した。ただ、濃度は昨年より下がってはいない。
— ✿ さくら白 ✿ (@sa_ku_ra_white) 2015, 11月 12
東京新聞:東京湾のセシウム 河口部汚染は高止まり 千葉・花見川で最大878ベクレル:社会(TOKYO Web)
「河口部に高い汚染が残っているのは、川の水が海水と混ざり、川が運び続けている放射性セシウムの粒子が底に沈んだからだ。 https://t.co/YpI4hKhIJ3
— Ryukyuan.isao-pw (@isao_pw) 2015, 11月 12
千葉県は内房も外房もマズイ状況だ。森田健作知事は何も知らない振りをして、県民に危険が迫っている事を伝えていない。故意なのかどうなのかは知らないが。
東京新聞:東京湾のセシウム 河口部汚染は高止まり 千葉・花見川で最大878ベクレル
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— shinn (@shinnsukeminami) 2015, 11月 13
東京湾のセシウム 河口部汚染は高止まり 千葉・花見川で最大878ベクレル
https://t.co/wduz8sZErZ
濃度は昨年より下がってはいない
花見川(千葉市)の河口部では、288〜878Bqと全般的に高く、汚染が拡散 pic.twitter.com/loeVTy9SWF
— ここがロドスだ、さあ跳んでみろ! (@macbeth2011) 2015, 11月 13
#東京新聞 @tobe_saru 吉田照美が、東京湾の放射能汚染に懸念を示す。
東京湾には、関東平野に降ったセシウムが現在も運ばれていることを証明した。
原発事故を風化させるのではなく、もっと現状を報道すべきだ。
@tim1134
https://t.co/77V9TzmL7l
— 流山の素浪人 (@ninoppy) 2015, 11月 13
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