http://www.asyura2.com/15/genpatu44/msg/280.html
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http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG05H8O_W5A101C1CR0000/
川内原発、放射線監視装置に設計ミス 計7千時間測定できず
2015/11/6 12:30
九州電力川内原子力発電所(鹿児島県)の30キロ圏内に設置された放射線監視装置(モニタリングポスト)に設計ミスがあり、太陽光発電量の不足によって断続的に空間放射線量率を観測できない時間帯が生じていたことが6日、会計検査院の調べで分かった。
鹿児島県は8月の川内原発1号機の再稼働に当たって一般電源を引き込む改修をし、観測に空白が生じないようにした。
検査院によると、同県は2012年度に国の交付金6945万円を活用し、太陽光発電型のモニタリングポストを25カ所設置。24時間連続で観測する体制を整備した。
しかし、設置場所周辺の日射量不足のほか、装置を囲む柵や樹木の影の影響により、稼働に必要な電力を確保できない期間が断続的に発生。13、14年度の2年間に全25カ所で計7237時間分の観測ができていなかった。1カ月間に約3割に当たる計222時間停止していた地点もあった。
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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151106/k10010296411000.html
川内原発周辺の放射線測定装置 断続的に測定できず
11月6日 12時58分
川内原発周辺の放射線測定装置 断続的に測定できず
鹿児島県にある川内原子力発電所の事故に備え、県が原発周辺の25か所に設置している太陽光発電を使った放射線測定装置=モニタリングポストが、十分に電力が得られず、断続的に放射線量を測定できない状態になっていたことが、会計検査院の調べで分かりました。
会計検査院によりますと、問題が指摘されたのは鹿児島県が国から6900万円余りの補助金を受けて、平成24年度に川内原発の30キロ圏内の25か所に設置した放射線測定装置=モニタリングポストです。
装置は太陽光発電を使い、24時間、空気中の放射線量を測定する仕組みになっていましたが、天気が悪いときや、木の陰になる場所では、十分に電力が得られず、断続的に測定できない状態になっていたということです。測定ができなかった時間は、25か所の合計で昨年度1年間に3816時間に上り、中には、1か月の3分の1近くの期間、測定ができていない場所もあったということです。
会計検査院は鹿児島県が装置を業者に発注した際、機器を十分にチェックしなかったことが原因だとしています。指摘を受けて鹿児島県は、ことし8月までに太陽光発電以外の電力も使えるようにし、24時間の測定に支障がないよう対策を取ったとしています。
鹿児島県原子力安全対策課は「指摘を受けたのは県が設置した67か所ある装置のうち、補助的な装置と位置づけていたもので、放射線測定自体に支障はなかったと考えている。ただ、指摘は事実であり、十分に反省し、今後の教訓にしたい」と話しています。
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http://www.mbc.co.jp/newsfile/mbc_news_disp.php?ibocd=2015110600012952
放射線モニタリングポスト 会計検査院「不適切」 [11/06 19:00]
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税金の使い方などをチェックする会計検査院は6日安倍総理に2014年度の決算検査報告を提出しました。この中で県が川内原発周辺の放射線量を測定するために25か所に設置した太陽光発電型のモニタリングポストについて、日照不足で電力が確保できず一部で計測できない事態が生じるなど、予算の使い方が不適切と指摘しました。会計検査院が不適切としたのは、県が2012年度に国の交付金6945万円を受け、川内原発のおおむね30キロ圏の25か所に設置したモニタリングポストです。県は福島第一原発事故をうけてモニタリングポストを42から67に増やして観測体制を強化。太陽光で発電し、空中の放射線量を24時間測定するというものでしたが、会計検査院が5か所で周辺の日射量や防護柵の影の影響を考慮して試算したところ、いずれも電力の不足により24時間の計測ができないという結果が出たということです。また、実際に25か所全てで計測できない時間が断続的に発生し、その合計は2013年度は3421時間、昨年度は3816時間ありました。中には1か月でおよそ3割にあたる220時間あまり計測できなかった場所もありました。県では25か所のモニタリングポストについては、川内原発1号機の再稼働前の8月上旬までには一般電源を引き込み、24時間計測できるようにしたということです。県原子力安全対策課の岩田俊郎課長は、「24時間連続計測という条件で入札を行い企業に発注したが、設計上の数値など、細かくは指定していなかった。十分な検討をすべきだった」としています。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151106-00000060-jij-soci
川内原発、モニタリングポストに設計ミス=電力不足で停止も―検査報告
時事通信 11月6日(金)11時59分配信
東京電力福島第1原発事故を受けた原子力発電所の安全対策強化でも不備が見つかった。
環境省の放射線監視交付金事業で鹿児島県が九州電力川内原発の30キロ圏内に25台設置したモニタリングポストは、地震などによる電源停止を避け太陽光発電と蓄電池で自立して24時間観測する予定だったが、会計検査院は設計ミスで発電量が消費電力を下回り、稼働できない時間帯が生じていたと指摘した。
検査院が、公表されている日射量データベースの隣接5地点の日々の観測データから発電量を試算したところ、25台全てで稼働に必要な電力を確保できない期間が生じていた。観測不能時間は合わせて年間3400〜3800時間に上り、1カ所では最長で月の3分の1停止していた。
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