http://www.asyura2.com/15/genpatu44/msg/231.html
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野原千代さんがお亡くなりになったことにあわせて備忘録として保存しておきます。
(北川高嗣さんの記事をお借り)
「Every Life alerts in Fukushima;
Plants, insects, animals every life with shorter cycle shows the abnormality.
(福島原発周辺で「動植物異常」相次ぐ| 東洋経済オンライン)
1.Plant "稲" (rice plant)
被爆した稲に対し「半定量的RT−PCR法」と呼ばれる解析方法を用いて、特定の遺伝子の働きを観察したところ、低線量のガンマ線被曝がさまざまな遺伝子の発現に影響していることがわかったという。ラクワール教授(筑波大学)らが執筆した研究結果の要旨では、「飯舘村の試験農場に到着してから初期(6時間後)に採取したサンプルではDNA損傷修復関連の遺伝子に、後期(72時間後)ではストレス・防護反応関連の遺伝子に変化が認められた」。
2.Insect "蝶" (Butterfly)
ヤマトシジミに対し「内部被曝により、福島県内の個体は死に方でも明らかな異常が多く見られた」と、大瀧准教授(琉球大学)は写真を用いて説明した。さなぎの殻から抜けきれずに死んだり、成虫になっても羽が伸びきれない事例などショッキングな写真を紹介。「(生体の)微妙なバランスが狂ってしまうと死亡率が上がるのではないか」(大瀧准教授)と指摘した。(This result is well known to the world, See photo below;)
http://www.natureasia.com/ja-jp/srep/abstracts/39035
3.Animal "鶯"(Bird, bush warbler)
石田准教授(東京大学)らは、福島県阿武隈高地の中でも特に放射線量が高く、現在、「帰還困難区域」に指定されている浪江町赤宇木地区(福島第一原発から約25キロメートル)で2011年8月に野生のウグイス4羽を捕獲したところ、「うち1羽から今までに私自身、ウグイスでは見たこともないおできが見つかった」(石田准教授)。これまで350羽あまりを捕獲した経験のある石田准教授が驚くほどの病状で、このウグイスには血液原虫も寄生していた。また、捕獲したウグイスの羽毛を持ち帰って放射線量を測定したところ、セシウム134と137を合わせて最高で約53万ベクレル/キログラムもの汚染が判明した。
4.Mammal "猿" (Monkey)
11年4月から13年2月にかけて福島市内で捕獲された396頭のサルと、青森県で12年に捕獲された29頭を比較。
「注目すべきデータ」として羽山教授(日本獣医生命科学大学)が紹介したのが、血液中の白血球の数だ。避難指示区域にならなかった福島市内のサルについては、外部被ばくは年間数ミリシーベルト程度の積算線量にとどまるうえ、内部被曝量も10ミリグレイ程度にとどまるにもかかわらず、ニホンザルの正常範囲より白血球数、赤血球数とも減少しており、白血球は大幅に減少していた。「特に気になったのが2011年3月の原発事故以降に生まれた子どものサル(0〜1歳)。汚染レベルと相関するように白血球の数が減っている。造血機能への影響が出ているのではないかと思われる」。
「現在の福島市内のサルの被曝状況は、チェルノブイリの子どもたちとほぼ同じ水準。チェルノブイリの子どもたちに見られる現象がニホンザルにも起こったことが明らかにできればと考えている」
http://toyokeizai.net/articles/-/13516
「スルーした、超重要情報。内部被曝、どうなのよ。
やはり、食べない、近づかないは、絶大な効果がある。
逆に、気にしない、は、衝撃的な結果に。
これ、例のヤマトシジミの調査(琉球大学)の、決定版。
2世代調査で、明らかになったこと。
調査対象:
汚染地:郡山、本宮。
非汚染地;沖縄。
食べものは、カタバミで、100Bq/Kg以下。(基準値以内)
Source:
これ実は、昨日の山本太郎氏の国会質問パネル。
2014年10月16日:
https://www.youtube.com/watch?v=OPdEaPniLqM
【写真】
重度被爆地本宮に居続けた蝶は、99.2%が死滅。
避難した、F2(第2世代)は、ほとんどが生存(ほぼ非汚染地と同程度)
世代を超えたレポート。
『・被災地で採集してきたヤマトシジミでは、5世代目が死亡、異常のピーク。
・7世代目で少しその傾向が緩和された。
・11世代目、13世代目あたりでほぼ終息か。』
「【論文のこと】
福島事故後3年間の被災地でのヤマトシジミの異常率(死亡を含む)推移の結果を大瀧研から、2月10日発表しました。
誤解を生むかもしれないと危惧しつつ出した論文です。案の定というか、誤解している方がいらっしゃるようなので、少し解説したいと思います。
.
【結果】
.
(1)被災地での採集個体
・被災地で採集してきたヤマトシジミでは、5世代目が死亡、異常のピーク。
・7世代目で少しその傾向が緩和された。
・11世代目、13世代目あたりでほぼ終息か。
.
(2)上記の親から生まれ沖縄で育てた子
・5世代、または7世代で、死亡・異常がピーク。
・13世代目あたりでほぼ終息か。
.
【例えば】
・考えやすくするために、ヒトに置き換えてみると、1世代25年サイクルとして、7世代目で死亡・異常の緩和傾向が見られる場合、170〜180年先の話だ。
・11世代、13世代だと、270年〜330年先の話。
.
野原さんらの、福島のヤマトシジミの世代影響に関する論文。
Nature Scientific Report のVIEWSが、33万7千件もある。
この分野の研究者が、世界中にそれほどの数いるわけもない。
彼女の研究は、世界中のすべての関連研究者、
ジャーナリスト、被曝影響に興味を持つ極めて多くの人たちに、
読まれていた何よりの証拠である。
http://www.nature.com/articles/srep00570
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