http://www.asyura2.com/15/genpatu44/msg/117.html
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「迅速な食品規制→内部被ばく抑止 英医学雑誌に発表」 (福島民友 2015/10/3)
http://www.minyu-net.com/news/news/FM20151003-017645.php
東京電力福島第1原発事故後4カ月経過時点の南相馬市民の内部被ばく量について、避難した人としなかった人の被ばく量には大きな差がなかったとする論文を 英国インペリアル・カレッジ・ロンドン公衆衛生大学院の野村周平氏らの研究チームがまとめ、2日までに英国の健康医学系雑誌のオンライン版に発表した。研 究チームは結果について「事故後の迅速な食品規制が効果的に働いた可能性が示唆される」としている。
研究チームは、南相馬市立総合病院で内部被ばく検査を受けた521人の検査結果について、放射性物質の「セシウム134」のみを対象に分析した。 ある解析モデルを使って計算した結果、内部被ばく量は避難しなかった人を「1」とすると、県内の別の場所に避難した人は「0.88」、県外避難者は 「0.86」という数値になった。避難した人の方がやや少ない傾向を示したが、研究チームは「大きな差はなかった」と結論付けた。また、避難日時や屋外で の活動時間と内部被ばく量の関係も調べたが、関連は見られなかったとした。
研究チームは野村氏のほか、同病院に勤務する坪倉正治氏や東大の医師、研究者が参加した。
----(引用ここまで)------
つっこみどころ満載の御用論文ですね。
汚染地帯の居住者は、半減期の長いセシウム137やストロンチウム90から多大な被ばくを
受けているのですから、半減期2年のセシウム134のみを分析しても無意味です。
また、被ばく被害はこれから出てくるので、現時点で健康に問題がないと判断しても意味がありません。
そしてそれを迅速な食品規制のおかげだと言うのも全くのナンセンス。
そもそも、食品規制などしていないのも同然。
食品汚染の基準値100ベクレル/kgは、本来なら黄色いドラム缶に入れて厳重に管理するレベルの汚物です。
人間モルモットが他県に避難するとデータが取れず困ります。
そこで、「避難してもしなくての内部被ばくは同じ」という結論を決めて、それを裏付けるデータだけを
採用して論文をでっち上げたのでしょう。典型的なエセ科学です。
英国インペリアル・カレッジ・ロンドンはIAEAの息のかかった御用医学者養成機関で、
「汚染きのこを食べないのは健康リスクにつながる」と洗脳シンポジウムで発言して嘲笑された
越智小枝医師もここに留学していました。
御用医学者になって働くことを条件に、公費で留学させてもらうのでしょう。
(関連情報)
「東電支援の福島「洗脳シンポジウム」ルポ (女性自身) 」 (拙稿 2015/2/17)
http://www.asyura2.com/14/genpatu41/msg/856.html
「[子供の被曝/不穏な動き] 英国人の博士が大阪で「楽観論」をふりまく講演 (はなゆー) 」
(拙稿 2015/3/12)
http://www.asyura2.com/15/genpatu42/msg/260.html
「放射能は心配ないと専門家が爆弾発言連発!東電支援の福島”洗脳シンポジウム”ルポ(女性自身)」
(阿修羅・良寛 2015/3/24)
http://www.asyura2.com/15/genpatu42/msg/392.html
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