http://www.asyura2.com/15/genpatu43/msg/770.html
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このところ、都内JRでケーブル火災が相次いでいる。
「ケーブル火災「異例の頻度」=線路脇4件、変電所1件−JR東」 (時事ドットコム 2015/8/30)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201508/2015083000007&g=soc
「都内JRで相次ぐケーブル火災 今月3件、放火の疑いも」 (朝日新聞 2015/8/29)
http://www.asahi.com/articles/ASH8X5CYXH8XUTIL01V.html
放火の疑いも否定できないが、放射能汚染が原因であるという指摘もある。
「山手線でケーブル火災。原因は放射能。」 (Mixi ユーザーid:20653861)
http://open.mixi.jp/user/20653861/diary/1945491990
-----(引用ここから)------
27日13時01分。
東京山手線目黒−恵比寿間でケーブルが燃え出し、現在不通に。
このケーブル火災は最近多くなり、18日には中央線の国立ー立川間で。
22日には同じく中央線の中野ー三鷹間で起きている。いずれも首都圏。
電車のケーブルは高圧電気を地上を這わすために絶縁が厚くなっています。
しかし放射線が当たると(人工放射線も自然放射線も同じ)石油系の化学物質は分解し、
その炭素が出来てくるので、絶縁抵抗は激しく劣化します。
それで発火するのです。
これから関東各地で連続することでしょう。
放射線の石油系化学物質の分解は激しいもので、ラジウム石を入れた水を作るのにも
ペットボトルでは容器を溶かしてしまい、白く濁ります。
その代わり発がん物質も分解して、安全にしてくれます。
分解した後は、炭素になりますので電気が流れるのです。
こんな常識を知らずに鉄道を汚染地域で走らすのには無理といえそうです。
今後大事故が起こりますよ。
今後絶縁抵抗の劣化からケーブル火災は常識になるでしょう。どうするのだ。
放射能汚染地域では電気は使うな。危険である。
ニュースはこちら。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150827-00000002-rescuenow-soci
-----(引用ここまで)------
これは十分に考えられることである。
ケーブルの絶縁材料に使われる高分子有機化合物は、放射線にさらされると
分子結合の解離が起こり、電気絶縁特性が劣化する。
汚染土を入れるフレコンバッグも(絶縁材料とはやや異なるが)高分子化合物であり、
強い放射線による劣化でボロボロになり、中身が漏れ始めているのはご存知の通りだ。
高電圧ケーブルに放射性物質が付着すれば、短期間で絶縁が劣化・短絡して
火災が起きる可能性は十分にあるだろう。
何しろ溶融燃料がボール状になった「地獄玉」が広範囲に撒き散らかされているのだ。
放射線による絶縁材料の劣化については多くの研究がなされているようだ。
また耐放射線性ケーブルの開発も各社で行なわれている。
線量の高い原子力関連施設では、こういった事故を防ぐため、特殊なケーブルを使ったり、
ケーブル交換をひんぱんに行なっている。
深刻な放射能汚染が拡がり、従来は原子力施設でしか考えられなかった問題が、
汚染地域でも当たり前のように起きるようになったということだろう。
100-200ボルトの家庭用電源線でも起きる可能性がある。
従来から火災の原因の1割弱は、漏電や短絡が原因だと言われている。
たとえば、電源プラグをコンセントに長期間挿し放しにしていると、両極の間にホコリがたまり、
湿気を吸って短絡し火事の原因になる。
放射能汚染地帯では、これにケーブル等の絶縁劣化が加わるわけで、
これから家庭でもこういった火災が増えるだろう。要注意である。
ケーブル類、電源まわりは、少なくとも年に一度は点検・清掃すべきだろう。
古い電気機器はまだ動作しても思い切って廃棄したほうがよいだろう。
被ばくにより劣化が加速するのは人体だけではない。
前回取り上げたカビの発生もそうだが、放射能汚染はありとあらゆるものを劣化させ、
社会のインフラをボロボロにしてしまうことを忘れてはならない。
(関連情報)
「原子力発電所におけるケーブル故障の傾向分析」
((株)原子力安全システム研究所・技術システム研究所 伏見康之)
http://www.inss.co.jp/seika/pdf/14/310.pdf
「ケーブル絶縁材料の経年劣化研究」
(日本原子力研究開発機構・安全研究センター・量子ビーム応用研究部門 Aug 2012)
http://jolissrch-inter.tokai-sc.jaea.go.jp/pdfdata/JAEA-Review-2012-027.pdf
「耐放射線材料(有機材料) (08-04-02-04)」 (ATOMICA 1998/3)
http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_No=08-04-02-04
「高分子絶縁材料の耐放射線性 (早味宏)」 (放射線利用技術データベース 2001)
http://www.rada.or.jp/database/home4/normal/ht-docs/member/synopsis/010222.html
「耐放射線性ノンハロゲン難燃性ケーブル」 (Fujikura)
http://www.fujikura.co.jp/products/cable/industrial/cd1318.html
「耐放射線性 PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)電線・チューブ」 (日星電気)
http://www.nissei-el.co.jp/products/peek/index.htm
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