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高速増殖炉もんじゅ 安全上の重要度分類に誤り:増殖炉としては断念したが“減容炉”として継続にしがみつく政府
http://www.asyura2.com/15/genpatu43/msg/762.html
投稿者 あっしら 日時 2015 年 9 月 03 日 17:39:25: Mo7ApAlflbQ6s
 


高速増殖炉もんじゅ 安全上の重要度分類に誤り[NHK]
9月3日 16時02分

福井県にある高速増殖炉もんじゅで、設備や機器の安全上の重要度を決める分類の誤りが少なくともおよそ3000件あることが国の検査で分かりました。中には重要度が高い設備や機器を低く分類する誤りも含まれているということで、原子力規制庁などが詳しく調べています。

日本原子力研究開発機構の高速増殖炉もんじゅでは、大量の機器の点検漏れが見つかり、おととし、原子力規制委員会が事実上、試験運転を禁ずる命令を出しています。
こうしたなか、年4回行われている国の保安検査で、設備や機器の安全上の重要度を決める分類の誤りが少なくともおよそ3000件あることが分かりました。

分類は3段階に分かれていますが、原子力規制庁によりますと、重要度が高い設備や機器を低く分類する誤りも含まれているということで、必要な検査が行われなかった可能性もあるとして詳しく調べています。

分類の誤りは分かっているだけで、ナトリウム漏れ事故を受けた改造工事に伴って、新たな許認可が出された平成19年から続いているということで、この間、国も見過ごしていたことになります。

もんじゅの青砥紀身所長は、「指摘を踏まえ、検査に真摯(しんし)に対応したい」と述べました。また、原子力規制庁の宮脇豊安全管理調査官は、「これから内容を聞き取ってどのような問題があるか確認したい」と述べました。

原子力機構は来年3月までの試験運転再開を目指していますが、禁止命令の解除の時期は見通せない状況です。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150903/k10010214941000.html

 

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コメント
 
1. 2015年9月03日 18:44:00 : tctY4BgZcg


「放射性廃棄物の減容化・有害度低減のための技術開発」と位置づけを変え、いわば格下げした形

      減容炉、、、、 ゴミを燃やす焼却炉 それも 放射性廃棄物


   どうしても 廃炉にしたくないのか 

     悪いが 人の住めない福島原発  に持って行け


 


2. 2015年9月04日 01:50:37 : N4qwxcBMP6
国の予算を新規建てすることは大変だが、一度確保した予算は時代が変わり必要がなくなっても決して手放さないってだけのこと。

原発がどうこうの話でなく、そこで楽して高給を貰ってる奴がいるんだから、税金の無駄遣い問題として取り上げるべきこと。


3. 2015年9月04日 02:38:30 : A3dS6oASQg
どうせ動かないだろう、と職員が思うなら、仕事もいい加減になるだろう。
やりがいがない、働く喜びがない、ばかばかしくてやってられないというのは、正常な感覚ではないのか。

 きちんとけじめをつけるべき。


4. 茶色のうさぎ 2015年9月04日 08:51:23 : qtmOTsgWNIsK2 : HgLmqt9nr6

まぁ、推進派も失業したくない。!のが本音。!ぷ♪ うさぎ♂



5. 2015年9月04日 11:57:34 : YylixLkL5Y
1日で6千万円の金をどぶへ捨てる「もんじゅ」とりあえず2050年までそれを続ける。今現役の役職者は全員引退。

究極の無責任体制。


6. 2015年9月04日 15:21:41 : g0ZJxSx3Z2
減容炉とは

元の「高速増殖炉もんじゅ」だが、一兆810億円もの建設費を使って、20年も建設し続けてきたが、17回も事故を起こしてついにそれでも不可能で建設継続を断念。
そこで「増殖」の二文字を消して「高速炉減容炉」として、所員の給料確保と「もんじゅ」の火を何とかトロトロとともし続ける為の苦肉の延命措置として生き残らせた。

って事でしょ。


高寿命核種を短寿命核種や非放射性核種に分離・変換することが可能だそうだ(理論的にはだろうけど)。

これを「減容化」と呼ぶが、先進各国が高速増殖炉の開発から撤退する中、「放射性廃棄物の減容化に関する照射試験が工学規模で可能なのは、世界でも『もんじゅ』だけ」と、文部科学省関係者は胸を張る。米国もフランスも高速増殖炉の開発からは撤退したが、「放射性廃棄物対策を主眼にした研究開発は継続中」という。

「放射性廃棄物の減容化に関する照射試験が工学規模で可能なのは、世界でも『もんじゅ』だけ」と、文部科学省関係者は胸を張る。

だって!

米国もフランスも高速増殖炉の開発からは撤退したってのにっ!


7. 2015年9月04日 16:17:54 : g0ZJxSx3Z2
>>6 g0ZJxSx3Z2 です 続き

六ヶ所村の「燃料再処理工場」は、その「高速増殖炉もんじゅ」とプルサーマルの為の燃料を、使用済み燃料を再処理して再度使える燃料に再処理するの為の施設でこれも20年もかかっていまだに出来ず。

次は「原子力資料情報室」様のコピペです。

再処理工場は、原発で発電を終えた使用済み核燃料を化学的に処理して、プルトニウムとウランを取り出す施設。

① 剪断・溶解工程
工場ではまず使用済み燃料をなんと!燃料の鞘ごとブツブツと切断し、それを高温の硝酸に溶かして、ウラン・プルトニウム・死の灰の混ざった硝酸溶液が作られます。
② 分離工程:
最初に硝酸溶液から死の灰を分離します。死の灰の部分は濃縮され高温のガラス原料と混ぜ、ステンレスの容器にいれて冷やし固められます。これが高レベルガラス固化体で、専用の貯蔵建屋で30~50年間貯蔵されます。人間が近づけば即死してしまうような非常に強力な放射線と熱を出す危険なものです。

③ 精製工程さらにウラン溶液とプルトニウム溶液を分離します。

④ ウランは硝酸を抜き、酸化ウラン粉末の状態で貯蔵されます。
⑤ プルトニウム溶液は、一度分離したウラン溶液と1:1の割合で混合され、硝酸を抜き、ウラン・プルトニウム混合酸化物粉末の状態で貯蔵されます。

これが六ヶ所再処理工場の製品です。このプルトニウム(ウラン・プルトニウム混合酸化物)を、再び原発の燃料として利用しようというのがプルサーマルです。

これらの工程全体でたとえ事故が起きなくても、「原発1年分の放射能を1日で出す」といわれるほど、大量の放射能が環境中へ放出されます。またひとたび大事故が起これば、放射能の被害は日本全体におよぶ可能性があります。

更に、なんと!六ヶ所再処理工場のコストは11兆円!!
この試算は工場が40年間100%フル稼働、無事故で動くという、ありえないような前提で試算されていますから、実際はこれ以上の額になることは確実です。
コピペ終わり

この燃料再処理工場は1993年から建設されていまが、いまだに未完成。
もんじゅも失敗、燃料再処理工場も失敗、そしてあの放射能拡散予測のSPEEDIも大金をかけて、使い物にもならないから原発が事故を起こしたらこんなものは使わず何ヶ月か掛けてじっくり実測してから、住民に避難する方向を教えてくれるそうです。
つまり、十分被爆してから!
ヨウ素財も被爆の直前に飲まないと効果が無いそうですから、実測後ではもう飲めないんでしょ。
避難ルートも確保してないんだって!

残念!
住民はアウトだ!

恐ろしくて震えがきます。


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