http://www.asyura2.com/15/genpatu43/msg/602.html
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公表されてない断層が市内を横断し、直下地震が頻発の薩摩川内市にある川内原発について
原子力規制委員会が福島並の事故は起きないとノンキなことを言われてますが、何を根拠に、そんな発言をされてるのですかね。
川内原発、福島並みの事故「起きない」 規制委・田中委員長 :日本経済新聞
このところ、御岳山、口永良部島、箱根が噴火したりと地震の活動気に入った西日本ですが、
西日本地震活動期説(にしにほんじしんかつどうきせつ)は、フォッサマグナより西側の西南日本が、1990年代後半以降地震の活動期に入ったとする考え方、仮説である。
1946年南海地震(M8.0)の発生前40年間(左)と最近40年間(右)における,近畿地方周辺の地震活動(M>6) の比較(「1995年兵庫県南部地震」,京大防災研より)
1946年南海地震(M8.0)の発生する前の40年間と, 最近40年間のそれぞれにおいて,近畿地方周辺で生じたM6を超える地震の分布を示しています (ただし,余震は除かれています).
両期間を比較すると,南海地震に先立つ40年間は確かに内陸の地震活動が高かった様子がうかがえます.
最近の40年間は大変に静かですが,1995年兵庫県南部地震に引き続いて, 2000年鳥取県西部地震や2001年芸予地震などが続いており, 西日本地域は次の南海地震に向けた内陸地震の活動期に入ったのではないかとの議論もなされています.
気象庁の地震データから1970年以降に、薩摩川内市近辺で発生した有感地震の震源マップをつくると↓こんな感じで、
原発どころか、地震でも危なそうな町の原発が再稼働って、他の町まで道連れにしないでほしいな〜〜!
M6以上の内陸地震もぐるりと囲む『川内原発(Sendai Nuclear Power Plant)』近辺の震源マップ
鹿児島県薩摩川内市久見崎町字片平山1765番地3号
北緯31度50分01秒 東経130度11分22秒
1970年以降に発生した以下の川内原発近辺の有感地震の震源マップの
表示エリア内でマグニチュード5以上の地震は以下
1992/01/30 10:51:29.7 北緯:31.73 東経:129.92 深さ:17km M5.3
1997/03/26 17:31:47.9 北緯:31.97 東経:130.36 深さ:12km M6.6
1997/04/03 04:33:23.3 北緯:31.97 東経:130.32 深さ:15km M5.7
1997/04/05 13:24:50.1 北緯:31.97 東経:130.40 深さ:12km M5.2
1997/04/09 23:20:10.4 北緯:31.97 東経:130.41 深さ:11km M5.1
1997/05/13 14:38:27.5 北緯:31.95 東経:130.30 深さ:9km M6.4
1997/05/14 08:32:06.3 北緯:31.93 東経:130.34 深さ:9km M5.1
ところで、上の震源マップで
川内原発から最も近くで発生した有感地震は
原発から目と鼻の先の
原発から東へ6.43km(方位角105.25°)
2002/07/03 06:56:05.1 北緯:31.81、東経:130.25、M2.5、深さ8km
↑この近さで、1997年03月26日のM6.6が起きていたら、
今回の耐震基準も優に超えてたのでしょうかね?
記載のデータはあくまで
1970年からのもののみですので
震源が更にそばなら
M6クラスでも、かなり影響が大きそうな予感が。
距離減衰式から推定した地盤加速度と設計深度の関係
http://www.pari.go.jp/search-pdf/no0893.pdf
【参考】薩摩川内市の地震計に記録された
1997年以降に起きた30ガル以上の地震の振動。
↓広域マップ(こんな場所に建てなくても、、、)
伊方原発の四国電力さんもチャレンジャーですが
直下でも地震が多発の『伊方原発(Ikata Nuclear Power Plant)』
九州電力さんも無類のチャレンジャーでいらっしゃいます。
薩摩川内市で↑こんなに地震が群発してるのに、
産総研さんのデータベースには不思議と対応しそうな断層が見当たらないですね。
まだ、断層が発見されてないのでしょうか?
中央構造線
重力データベース(ブーゲー異常図)
以下、wikiさんから
川内原子力発電所
川内原子力発電所(せんだいげんしりょくはつでんしょ)は、鹿児島県薩摩川内市久見崎町にある九州電力の原子力発電所。なお、 川内川を挟んだ向かい側には火力発電所である川内発電所がある。新規制基準への異議や避難計画の不備が専門家から続出しており「事故が起きれば日本で一番危険な原発」とも言われる[1]。
九州電力としては玄海原子力発電所に次ぐ2か所目の原子力発電所である。九州電力は現在、3号機の増設に向けた手続きを行っている。
鹿児島県北西部地震
1997年3月26日、川内原子力発電所のある薩摩川内市(当時川内市)などで起きたマグニチュード6.5及び6.3の鹿児島県北西部地震、及び1997年5月13日、同じく薩摩川内市などで起きたマグニチュード6.1の第2鹿児島県北西部地震の際、自動停止装置は作動せず川内原発は通常運転を継続した。いずれの地震も直下型地震であり、最大震度は3月26日の川内市で震度5強、5月13日の川内市において震度6弱であった。
当時の川内原発の1号機と2号機には、原子炉補助建屋の地表部と地下に地震用の感知器が設置されており、地表部の感知器が水平方向に260ガル、地下部においては水平方向に160ガル、もしくは垂直方向に80ガルを上回った時点で、原発の自動停止装置が作動するように設定されていた。
ただし感知器に揺れを記録する機能はなく、記録用の地震計は原子炉建屋の基礎部地下22メートルに一台だけ用意されていた。この記録用の地震計によると、3月26日の地震では水平方向に64ガル、5月13日の地震では同71ガルが計測されたが、川内原発にほど近い川内市中郷においては、3月26日の地震で444ガル、5月13日の地震で427ガルが気象庁によって計測されており、数値の隔たりが大きかったことから原発内にある計器の異常が疑われた。
そこで鹿児島県原子力安全対策室が、地震計とは別に1号機に26箇所設置されている地震応答観測装置のデータ公表を九州電力に求めたところ、磁気テープに記録するレコーダの不調により、5月13日における地震データの半数強が失われていたことが判明した。
なお、公開されたデータのうち揺れが激しかった箇所は、原子炉格納容器の壁で639ガル(南北方向。5月13日)、外部遮蔽建屋のドーム頂部で602ガル(上下方向。3月26日)、燃料取扱建屋で428ガル(上下方向。3月26日)などであった[9]。
地震直後の点検については、作業員らの目視による外観の異常、異音、異臭の有無の確認であり、いずれも原子炉を停止させずに行い、その結果、異常は発見されなかった。原子炉を停止させた上での渦流探傷検査などの非破壊検査は実施されていない。
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