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デタラメ除染、やっと捜索 「動かぬ証拠」が掘り出された!〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150731-00000002-sasahi-soci
週刊朝日 2015年8月7日号
「危ない、止めて」
7月22日、福島県田村市都路地区の民家。そう声を上げたのは福島県警の捜査員。地中から1メートルを超えるような鉄製のガスボンベが掘り出された。トタン、電線、脚立、タイヤ、布などとんでもない量のガラクタが出てきた。
本誌2013年12月13日号は、東京電力福島第一原発事故で飛散した放射性物質の「デタラメ除染」ぶりを特報。都路地区の民家で除染作業をした際に、放射性物質を含んでいるとみられるガラクタなどを、許可なく庭に埋めて投棄した疑惑だ。
本誌記事で発覚から2年近くして、ようやく福島県警が重機を投入して、本格的な捜索を実施。本誌が報じた通り、大量のガラクタが山のように掘り出されたのだ。
22日の捜索では、ガラクタを集めては、計量して写真撮影を繰り返す。あまりに大量のガラクタに重機のオペレーターは、
「いくら掘っても出てくるよ」
とあきれ顔。
日没となり夜7時をすぎても作業は継続。最後に、穴を計測したところ、深さは2メートルを超え、長さ7メートル、幅3.8メートルという大きな穴に、1トン近いガラクタが埋まっていたことがわかった。この日立ち会っていた民家の所有者、Aさんは言う。
「週刊朝日に告発があり、ガラクタの一部を自分で掘り出した。福島県警や田村市は私が埋めたと勝手なことを言っていた。だが、福島県警の捜索状況からも除染のときに埋められたのは明らか。私が使用していた脚立やタイヤも出てきた。使っているものを埋めるような人、いませんからね」
今回の捜索には、過去とは違い、警察や市役所の関係者ではない人物が立ち会っていた。なぜか頭にタオルを巻き、顔をマスクで覆う不思議な格好。ガラクタが掘り出されると、その人物が呼ばれ、「これ埋めたの?」と確認が繰り返され、写真が撮影される。
Aさんが捜査員に聞いたところ、
「私の家を除染したときの責任者と説明があった。私の家に置いていたものだけではなく、他からのガラクタまで持ってきて埋めたと言っていました。私はこの人物が“犯人”だと確信している」
Aさんの弁護士は「放射性物質汚染対処特措法違反や廃棄物処理法違反の可能性が高い」と指摘する。福島県警の捜査員は、
「状況から見ても、誰かがそう遠くないときに埋めたのでしょう。今は関係者を聴取。今日、掘り出されたものを精査して捜査する」
この日の捜索を見ている限り、放射線量の計測はされていなかった。Aさんが自ら線量計で庭やガラクタを計測したところ、高いもので、毎時0.3マイクロシーベルトというものもあった。
放射性物質に汚染されていた可能性があるガラクタなどが埋められ、2年も放置されたまま。
「除染は税金で行われている。それがこんないい加減なことでは許されない。一日も早く、警察や行政にはきちんと対応してほしい」
警察、行政の無責任な対応に怒り心頭だった。
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