http://www.asyura2.com/15/genpatu43/msg/436.html
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「子どもの「くる病」増える 戦後ほぼ消えたはずでは…」 (朝日新聞 2015/7/18)
http://www.asahi.com/articles/ASH6Q4HKBH6QPLBJ009.html
O脚や背中が曲がるなど、子どもの骨の発育不良を起こす「くる病」が増えている。ビタミンDの不足で発症し、栄養状態が悪かった過去の病気とみられていたが、再燃してきた。日光を過度に避けることが一因となっている。
■ビタミンD不足が主な原因
大阪府堺市の男児(3)は生後7カ月のころ、アレルギーの検査で血液中のビタミンD不足がわかった。その後、X線検査などを受け、くる病と診断された。父(48)と母(37)は「聞いたこともない病名で、不安になった」と振り返る。
くる病は、子どもの骨が軟らかいまま十分に成長できず、手足の変形や発育不全を引き起こす。骨の元になるカルシウムを体内に取り込むのに必要なビタミンDの不足が主な原因だ。
大阪大学の大薗恵一教授(小児科)の説明では、くる病は栄養が慢性的に不足していた19世紀〜20世紀初頭には「ありふれた病気だった」という。その後、ビタミンDが豊富なタラの肝油をとったり、日光浴でビタミンDの合成を促したりすることが効果的だと判明。栄養状態の改善に伴って、戦後はほとんどみられなくなった。
しかし、1980年代以降、学会で症例の報告が相次ぐようになった。患者数の統計はないが、最近は小児科の開業医で診る機会もまれではないという。大阪大病院や東京大病院には、症状が比較的重い患者が年間10人ほど、ほかの医療機関から紹介されてくる。
日本小児内分泌学会は2013年、くる病を正確に診断するための小児科医向けの手引をつくった。O脚やX脚といった外見上の診断のほか、X線撮影や血液検査で確定診断する基準を定めた。
大薗さんによると、治療は、体内で働きやすい「活性型ビタミンD」の服用が基本だ。カルシウムを体内に取り込みやすくなるので、医師が定期的に経過を見ながら調整する。多くの場合、数カ月から1年程度で骨の変形が戻るという。
堺市の男児の母は、男児に母乳のみ与えていたが、ビタミンDを多く含む粉ミルクも飲ませるようにした。男児は血中のビタミンD値が正常に戻り、骨の曲がりもなく育っている。母は「ビタミンDについて妊娠中も産後も聞いた覚えがなかった。不足しないように気を付けることを広く知らてほしい」と訴える。
大薗さんは「早期に発見できれば回復も早い。親の気付きがきっかけになることも多いので、子どもの体をよく見てほしい」と話している。
■日光浴と食事で予防
くる病が増えている理由は何なのか。東京大の北中幸子准教授(小児科)は「子どものビタミンD不足は、現在の世界的な傾向だ」と語る。
体内でのビタミンDの合成は、紫外線が皮膚にあたることで進む。だが、紫外線が皮膚がんにつながることへの不安が高まり、子どもの外出を控えたり、日焼け止めを常に塗ったりして、過度に紫線を避ける習慣が広がった。かつては母子手帳に日光浴を勧める記載があったが、現在は、屋外の新鮮な空気にふれさせる「外気浴」という言葉に置き換わっている。
-----(引用ここまで)-----
日光浴不足が原因ではなく、放射性セシウムによる長期内被爆が、ビタミンDの活性化を阻害する
という指摘があります。
いくつか関連情報を引用します。
https://twitter.com/2001lastorder/status/462123146116468736
(アクセラレータ 2014/5/1)
「<くる病>乳幼児に増える 母乳、日光浴不足、食事が要因(毎日新聞)
- Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140502-00000021-mai-soci …
母子手帳から日光浴が消えたのは食物からの摂取で十分ビタミンDが取れるからで、
くる病増加は別の要因。原因はやはり福一だろ。チェルノブイリと同じ道たどっ 」
「セシウム内被爆とビタミンD代謝:免疫/循環器障害】」 (医療法人社団医献会 辻クリニック)
https://ja-jp.facebook.com/tsujiclinic/posts/485663254849382
「
ビタミンDが骨代謝だけでなく
*免疫機能
*循環器機能
に大きく影響を与えることは、最近のビタミンD研究によって明らかになってきている。
ビタミンDが受容体に結合すると、ナチュラルキラー細胞の活動とマクロファージの食作用を活発化させることが示されている。
また、活性ビタミンDは、バクテリア、ウイルス、菌類によって活性化されるマクロファージで産生される抗菌性ペプチドのキャセリシジンを増加させる。
この論文は「放射性セシウムによる長期内被爆が、ビタミンDの活性化を阻害する」というもの。
ようるすに、ビタミンD前駆体を減らすのではなく、活性に関わる遺伝子に作用し、活性型D3を減少させるというわけだ。
ビタミンD(3)は、肝臓で25(OH)D3に変換して貯蔵され、必要に応て1.25(OH)2D3という活性型に変換されて生理機能を発揮する。
この変換障害が起これば、結果的に『ビタミンD欠乏症』と同じ状態というわけだ。
「免疫障害と循環器障害」
体内の水と反応して発生する活性酸素以外に、「内被爆対策として何をすべきか」のひとつに加わって来ると考えられる。
事実、日本人の多くに「ビタミンD欠乏症」が存在するわけであるが、ここにも強い影響があるのかもしれない。
「Chronic contamination with 137Cesium affects Vitamin D3 metabolism in rats.」
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/16806633
」
「セシウム137内部被曝のラットモデルによる研究論文紹介」 (赤の女王とお茶を 2013/5/21)
http://d.hatena.ne.jp/sivad/20130521/p1
「ラットに1日150Bq相当のセシウム137を3か月間投与。肝においてビタミンD代謝に関わるcyp2r1の発現が有意に増加していたが、逆に血中のビタミンD濃度は有意に減少していた。脳ではcyp2r1の発現は減少し、別のビタミンD#謝酵素cyp27b1が増加していた。これらの結果から、セシウム137の低線量内部被曝はビタミンDの代謝系を肝や脳で変化させ、血中のビタミンDを減少させている可能性が示唆される。」
「チェルノブイリ事故の医学的影響に関する研究調査の概要」 (チェルノブイリの長い影)
http://nucleardisaster.web.fc2.com/40a.html
「以上の研究調査結果から、このほかにも、特に平均かそれより背が高い子供において、
骨組織の石灰化の過程が中断するとともに、カルシウム調節システムの機 能の有効性の低下や、
血清中のカルシウム、リン、マグネシウム、銅、鉄の含有量の変化、ビタミンD欠乏症を伴うことがわかった。 」
「バズビー博士も3号機は核爆発だったという見解です
牛乳は、ストロンチウムとウランを含むと考えられるので、飲むべきでない。」
(阿修羅・てんさい 2012/1/15)
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/247.html
「・カルシウムとマグネシウム錠剤を毎日飲み、時々、”ビタミンD”錠剤を飲むことです。
特に、子供達には、ビタミンD錠剤を飲ませるべきです。
沢山飲みすぎると、骨の成長に影響がでるので、適量を飲むことです。 」
今までと同じように育児をしていて、いきなり日光浴不足・ビタミンD欠乏で、くる病になるわけも
ありません。
日照時間が短い北欧ならばともかく、日本のように太陽の光があふれる国で、日光浴不足になるとは
考えられません。屋内でも窓辺ならかなりの陽の光を浴びます。
子どもを地下牢にでも閉じ込めておかなければ日光浴不足にはならないでしょう。
白内障が増加しているのは紫外線が強いからだと言ったかと思えば、今度は日光浴が足りないから
くる病になると言う。矛盾だらけです。原因が間違っているからにほかなりません。
やはり被ばくの影響の可能性が高いと言えるのではないでしょうか?
ビタミンDを摂るには魚を食べるのがいいということですが、汚染に気をつけないと危険です。
(関連情報)
「<くる病>乳幼児に増える 母乳、日光浴不足、食事が要因」 (阿修羅・あっしら 2014/5/2)
http://www.asyura2.com/13/health16/msg/351.html
「骨だけじゃない!ビタミンDの意外な働きとは(日経ウーマン)」 (阿修羅・赤かぶ 2012/11/9)
http://www.asyura2.com/09/health15/msg/645.html
「真っ直ぐ立てない子供たち「まるでゴリラ」…足指に“異変”も」 (産経ニュース 2015/5/5)
http://www.asyura2.com/15/genpatu42/msg/800.html
「身長が1センチも伸びていない小学生が多い」いわき市の元教員が発言 (秋場龍一)
http://www.asyura2.com/13/genpatu34/msg/217.html
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