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原発事故リスクコストの怪?
何故被害額9兆円が0.3円の換算されてしまうのか?
貴方はトラック会社のオーナー経営者です。
(53台40年間大きな事故が無い優良企業)
ですが4年前の2011/3にとうとうあってはならない大事故を自社の
トラックが引き起こしてしまいました。
高速道路で自社のトラック3台による多重衝突事故、現在まで
確定しているよ賠償額は約10億円(今後も増える予定)
なお営業停止処分による同僚外部への委託費用毎年3.4億円は
今回計算外です(4年継続して委託中費用13.6億円)
この仕事51台以上のトラックが無いと仕事が回らない為に、
会社存続の為には何としても、もう一台トラックを導入しないと
なりません。そこでオーナー経営者は投資家に融資を求める為に、
事業計画書を作成しました。
「事業計画書1 」
事故リスク
賠償額10億円/50台=2000万円/台 (A)
1台当たり2000万円の賠償額を背負っています。
このトラックが40年使えるとして
2000万円/40年=50万円/年(B)
50万円/365日=1370円/日=1370/24h=57.1円/h(b)
1台で毎年50万円の返済原資を稼がないと駄目です。
しかし今の現状トラック1台の収益から回せる賠償の
返済に回せる原資は1台当たり
毎年1万円(C)= 1日あたり27.4円=1時間あたり1.14円
しかありません。
到底コレでは資本家からトラック購入資金を借りる事はできません。
(当たり前ですが返済不可ですから投資家は承認しません。)
通常の資本主義社会の常識
そこで
オーナーは考えました!
そうだ我が社はこの手持ちの50台で40年間一度も大きな事故を起こした
事が無かった。
これは50台×40年=2000台・年(D)
と言えるのではないか?
更に今回の多重事故を受けて衝突対策(アイサイト)を全車に装備した
これにより安全は2倍になった
よって
(D)×2=4000台・年(E)と言えるではないか!
さあこれ
「事業計画書2」
を作成しよう。
賠償額10億円/4000台・年=25万円/年(F)
この考えだと1台当たり25万円の賠償額と見える。
このトラックが40年使えるとして(G)
25万円/40年=0.625万円/年(H)
6250円/365日=17円/日=0.71円/h
6250円、おお!これなら賠償額として毎年1台の賠償額の中から
捻出できる1万円以内に無事治る。1万円>6250円
早速この事業計画2で投資家に提示して了承を頂こう。
お人好し(ボケた)投資家に向けた説明
さてこの話原発の事故リスク、コスト検証の専門部会で見たら
どう検証されているか?(資源エネルギー庁長官官房•総合政策課
直通03-3501-2669)
http://www.enecho.meti.go.jp/committee/council/basic_policy_subcommittee/mitoshi/cost_wg/pdf/cost_wg_01.pdf
P73 事故リスク 0.3円根拠部分
原発50炉が40年間、悲惨な事故無し
50炉×40年間=2000炉•年(D1)
更に今回安全対策施した今までより2倍安全
2000炉•年(D1)×2=4000炉•年(E1)
新設1機の40年間のトータル発電量73.6億kwh
賠償金9兆円/4000炉年/73.6億kw=0.3円/kwh(H)
うん、この炉年概念を導入すれば事故リスクは低く0.3円であると
投資家に見せる事ができる(騙せる)
それに投資家の奴ら(国民)はスポーツや芸能やスキャンダルに気を向けさせれば
そんなに真剣にこの事を考えるだけ知恵が無いから、
「専門家がちゃんと話し合って決めたって体裁さえ整えれば深く考えないさ!」
何処をどう見ても「事業計画2」だね。
国民は馬鹿にされてるんだよ! ふざけるな!とゆうべきなんだよ!
皆んな声上げないか?
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