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「モモの細菌病拡大、生産者困惑…『特効薬』なし」 (読売新聞 2015/6/28)
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150627-OYT1T50020.html
モモ生産量が全国2位の福島県で、モモの木の葉や果実の表面が変色する「せん孔細菌病」の感染が広がっている。
大発生した昨年に続き、感染が確認された農園数は平年を上回っているが、即効性のある薬剤はないという。東京電力福島第一原発事故の風評被害払拭に奮闘する生産者は、新たな問題に頭を悩ませている。
福島市飯坂町東湯野のモモ農園で26日朝、県議会農林水産委員 会の視察が行われた。経営者の男性(62)は黒く変色した枝や穴の開いた葉を見せ、「農園の2割くらいが感染している。収穫にも影響する」と困惑した表情 を浮かべた。伊達市のモモ農家の男性(66)は「病気に勝てなければ産地として生き残れるかどうか」と述べ、支援を求めた。
この病気は、細菌を含む雨水などが枝や葉の傷や実に触れて感染する。葉が落ちて実に養分が行かなくなったり、実が変色して商品価値が下がったりする。
県によると、県内では2012年と昨年に多く発生。産地の福島、伊達市など県北地方では今年5〜6月、越冬した細菌による感染が確認された農園の数が平年を上回った。梅雨や台風で拡大するため、今後注意が必要になる。
県果樹研究所の安部充所長は「予防効果があった薬剤の生産終了や、収穫が遅い品種が増えて薬剤を散布できる期間が短くなったことが背景にある」と指摘する。「特効薬」がないため、県は感染した枝の除去や抗生物質の散 布、実の袋かけなどを呼びかけるが、農家の高齢化や人手不足で対策は進みにくいという。
JA全農福島によると、14年度の県産モモの平均価格は1キロ・グラム当たり348円で、400円前後だった原発事故前の水準には戻っていない。拡大防止のため国は防風ネット導入や植え替えの費用を補助しており、県も新たな支援策を検討する。
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被ばくすると病気にかかりやすくなるのは、人間も植物も同じようです。
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