http://www.asyura2.com/15/genpatu43/msg/277.html
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1285.甲状腺癌1000名発生まで「譲歩」した福島県
http://onodekita.sblo.jp/article/144808203.html
2015年06月23日 院長の独り言
・福島県が甲状腺癌にかかった19歳以上の子どもの医療費を免除することに決めた。対象者を1000名と見込んでいる
・当初の見込みは、0〜数名(全期間)であり、何人もの学者、医師達が福島県では甲状腺癌は出ない。出たという情報はデマとまで発言していた。
・問題は医療費のみではない。早野氏が指摘したように損害賠償も当然のことである。原発は自動車より安全(http://onodekita.sblo.jp/article/56871229.html)などと発言した子供服会社社長は今はいったいどう考えているのだろうか。
・
ついに福島県が1000名以上もの甲状腺癌が発生することを認めた。
福島原発事故:甲状腺がん…19歳以上も医療費全額助成
http://mainichi.jp/select/news/20150624k0000m040062000c.html
毎日新聞 2015年06月23日 20時06分
東京電力福島第1原発事故の影響を調べるため福島県が当時18歳以下の子供を対象に行っている甲状腺検査で、県は23日、「がん」や「がんの疑い」と診断された子供らの医療費について、19歳以上も全額助成すると発表した。7月上旬から申請を受け付け、これまでかかった医療費もさかのぼって助成する。
福島県内の自治体は18歳以下の医療費を全額助成しているが、治療の必要な19歳以上の人がいることから助成の拡大を決めた。住民票を県外に移した避難者も甲状腺検査を受けていれば、自治体の医療費助成がなくなる年齢から対象とする。
県は対象者を約1000人と見込み、甲状腺がんが増えているかどうか調べるため診療データの提出も求める。【横田香奈】
よく読んでみると、
・震災当時18歳以下でかつ、甲状腺がん検査を受けた人のうち、19歳以上になった人の人数を1000名と見込んでいる
のである。現在のところ,小児甲状腺癌全体で100名足らず(これでも、信じられないくらい多いのだが)なのに、19〜23歳(現在の年齢)で1000名の甲状腺癌が発症すると見込んでいるわけで、福島県の小児甲状腺癌全体では、数万人規模の発症を見込んでいると考えられる。
この期に及んでも「甲状腺がんが増えているかどうか調べる」と、しゃあしゃあと説明しているのだから、恐れ入る。
今までの「御用学者」の学説を時系列的に整理してみよう
2012年03月12日
乳幼児10万人中2〜3人が甲状腺がんに
http://www.47news.jp/CN/201203/CN2012031201001943.html
東京電力福島第1原発の事故後1年間に摂取した飲食物による内部被ばくで、都内に住む乳幼児の場合、10万人当たり2〜3人の確率で一生のうちに甲状腺がんになるとの推計を、東京大の研究チームが12日発表した。
事故の影響が遠く離れた東京の子どもにまで及ぶことを示す結果。チームの村上道夫特任講師は「外部被ばくより影響は小さいが、がんの確率が高いか低いかは、人によって受け止め方が違うだろう」と話している。
がんの確率はディーゼル車の排ガスの影響より低いが、シックハウス症候群の原因物質のホルムアルデヒドや、ダイオキシン類より高い
・被曝量はチェルノブイリ事故よりも春香に低く甲状腺が発症の可能性はきわめて低いと判断
・患者数はごくわずかで、賠償所要額は裁判で争うよりもはるかに少ないと予見される
いずれも東大の教員が、誤った見立てをしたわけだが、これらの人物は自分の見積もりの甘さを反省しているのか。
この早野龍五氏は「原発事故による 住民の 内部被ばく調査を 進めてきた」という理由で放影研 評議員に選任までされている。時の政府の都合のいい発言ばかりを繰り返して、反省さえしないからこそ、得られた地位なのだろうか。
(福島民友)放影研… アッ pic.twitter.com/kUVNwutQdL
— ryugo hayano (@hayano) 2015, 6月 23
なお、この人物は、東京に放射能雨が降ったときにこのような発言をしていることは指摘しておかねばなるまい。
(Metroおりて地上に出たら広尾は雨.「春雨じゃ、濡れてまいろう」と洒落てみたいが,そもそも傘持ってないし,隣に雛菊もいない.でも,気分だけは半平太.ゆるゆると濡れて帰ろう.たまには体動かさないとね.)
— ryugo hayano (@hayano) 2011, 3月 22
実際には・・
「原発事故による 住民の 内部被ばく調査を 進めてきた」 のではなく、
「原発事故による 住民の 内部被ばくを 進めてきた」 の間違いだろう?
福島の小児甲状腺がん疑い例含め126人に?鈴木眞一氏は退任
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1915
投稿者: ourplanet 投稿日時: 月, 05/18/2015 - 07:17
東京電力福島第一原子力発電所事故に伴い、福島県内で実施している県民健康調査の検討会が18日、福島県内で開催された。事故当時18才以下の子どもを対象に実施している甲状腺検査で、悪性または悪性疑いと診断されているのは10人増えて126人となり、そのうち103人が手術によって甲状腺がんと確定した。また原発事故以降、同検査を担当してきた鈴木眞一教授が県立医大の放射線医学県民健康管理センターの甲状腺検査責任者を退任したことが公表された。
「被曝量が少ないから、放射能の影響ではない。増えているのは明らかだが、原因はわからない」
などという訳のわからない結論にもなっていない理論が未だにまかり通っているのはなぜか。そして、この種の単なる御用コメントを平気で発言できるものほど昇進しているのはなぜなのだろうか。
福島県では甲状腺癌は増えないと断言していた開業医の方達も是非、もう一度考え直して、本当の情報を現地から流していただきたいと切に願う。医者こそが目の前の患者の支えになるべきなのだから。
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