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宮崎・延岡の旭化成、放射性廃棄物を保管、ウラン濃縮研究所跡地で(6/22 読売新聞)
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Tuesday, June 23, 2015 東京江戸川放射線
旭化成延岡支社(延岡市)は22日、日向市の社有地で保管している低レベルの放射性廃棄物について、南海トラフ巨大地震や津波に耐えられる地下保管施設の建設を進めていると明らかにした。9月完成の見通しで、来年5月頃の廃棄物の移設完了を目指す。
旭化成は1982年、日向市にウラン濃縮研究所を開設、88年には原子力発電所で使用できるレベルの濃縮ウランの製造に成功した。だが、開発した濃縮技術は国に採用されず、91年に研究活動を休止、99年に終了した。
同支社によると、研究所で排出された廃棄物は日向市竹島町の細島1区事業所にある鉄骨や鉄筋の倉庫2棟(計約2200平方メートル)で保管している。
廃棄物は、濃縮研究に使用したウラン溶液を中和処理した固化物、除染で出たコンクリート片などを詰めたドラム缶(1本0・2立方メートル)約3300本と、約4700本相当のポンプやタンクなど。含有ウランはいずれも国の管理基準を満たした低レベルで、周辺環境への影響はないという。
倉庫は岸壁から約300メートルにあり、南海トラフ巨大地震では5メートル以上10メートル未満の浸水が想定されている。同社は東日本大震災を受け、強固な新施設の整備と廃棄物の厳重管理を検討していた。
新施設は、船舶などの漂流物による損壊を避けるため地下保管方式とし、床面積約4000平方メートル。地表から約8メートル掘り下げ、壁や天井、床は鉄筋コンクリート製とする。さらに天井の上を1メートルの盛り土で固め、床下周辺の土壌には液状化を防止する対策も施す。震度7の揺れと高さ15メートルの津波に耐えられる密閉構造で、水没しても内部に浸水しないという。
同支社は「廃棄物に対する地域住民の不安を取り除き、安心して生活できる安全管理が実現する」としている。昨年4月に倉庫の隣接地で着工した。
新施設は、22日の日向市議会の一般質問でも取り上げられた。黒木健二市長が建設計画に触れ、同社が毎年4月に、県と同市、門川町に提出している環境監視測定結果は基準値を大幅に下回っていると報告した。黒木市長は議会後取材に応じ、「地下施設は市としても要望していただけに高く評価したい」と述べた。
http://www.yomiuri.co.jp/local/miyazaki/news/20150622-OYTNT50079.html
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