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若狭湾:津波の痕跡を確認:高浜原発近く 14〜16世紀 古文書記録と一致
http://www.asyura2.com/15/genpatu43/msg/141.html
投稿者 妹之山商店街 日時 2015 年 6 月 03 日 15:34:49: 6nR1V99SGL7yY
 

原発は建設時に過去の地震や津波について調査を行うことが義務づけられている。
関西電力は、2つの文献の内容を把握していたが、
「古文書に記載されているような天正地震による
大規模な津波を示唆するものは無いと考えられる」と説明してきた。


しかし、その「古文書に記載されているような天正地震による
大規模な津波を示唆するもの」が確認された。


原発銀座である若狭湾で深刻な原発事故が生起すれば、
一体どうなるのか想像するだに恐ろしい。


若狭湾沿いで津波の痕跡発見
https://www.youtube.com/watch?v=76MPjkQOGnY


日本海側に津波の痕跡
https://www.youtube.com/watch?v=pQUVT6-ZEmE


若狭湾沿いで津波の痕跡発見
http://megalodon.jp/2015-0520-1548-43/www.nhk.or.jp/lnews/kyoto/2014881331.html
https://archive.is/J94vo
https://archive.is/66HX7
福井県高浜町の海岸で14世紀から16世紀にかけ、陸地に押し寄せた
津波の跡とみられる堆積物を福井大学などの研究グループが見つけました。
周辺では約400年前に起きた天正地震で、津波が押し寄せたという記録が残って
いて、研究グループでは、津波の発生を裏付ける可能性があるとしています。
福井大学と新潟大学の研究グループは、文部科学省のプロジェクトの一環で
去年3月から若狭湾に面した高浜町の海岸線から約500メートル程離れた水田で
地層を抜き取り、含まれる砂などを分析する調査を行っていました。
その結果、地表から1メートルの深さで、14〜16世紀にかけて
陸地に押し寄せた海岸の砂によく似た粒や貝殻など津波の跡と
みられる堆積物が見つかったということです。
ただ、水田の海側にある高さ10メートル程の丘では、津波の跡は見つからず、
研究グループでは、津波が海から川をさかのぼり、
陸地に押し寄せた可能性があるとしています。
若狭湾の周辺では、約400年前の天正地震の際
「押し寄せた波で町が破壊された」とする古文書が複数残っていて、
研究グループでは、津波の発生を裏付ける可能性があるとしています。
調査にあたった福井大学の山本博文教授は「日本海側で
どのような津波が押し寄せる可能性があるのか、津波の発生源の
特定につなげられるようデータを増やしていきたい」と話しています。
同じ高浜町内では、関西電力が高浜原子力発電所に到達する最大の津波を
6.7メートルと想定し、防潮堤を建設するなど、津波への対策をしています。
今回の調査結果について、関西電力は
「内容を承知していないので、コメントは差し控えたい」と話しています。


高浜原発近く 14〜16世紀津波 古文書記録と一致
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015052402000112.html
http://megalodon.jp/2015-0525-0745-19/www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015052402000112.html
https://archive.is/1WpFE


海岸から300〜600メートル離れた高浜町の水田に試掘溝を掘るなどして、
厚さ数センチから十数センチの砂層を見つけた。砂粒が海岸で見られるように
丸っこい上、貝殻片やウニのトゲなど海の生物の遺骸が含まれており、津波に
よる堆積物の可能性が高いと結論づけた。放射性炭素を使って年代を推定した。
天正地震は、近畿・中部地方に大きな被害を与え、ポルトガル人宣教師ルイス・
フロイスが著した「日本史」などに、若狭湾沿岸に大津波が押し寄せたとの
記述が見つかっている。震源がどこかは定説がない。


若狭湾沿い地層に津波跡、天正地震発生裏付けか
https://archive.is/cNfG3#selection-587.0-587.22
https://archive.is/b5Upq


若狭湾沿岸における津波堆積物の調査結果について
http://www.kepco.co.jp/corporate/pr/2012/1218-1j.html
保安院は、平成24年1月25日の地震・津波に関する意見聴取会において、
「これまで得られている文献調査や水月湖等での調査等の結果を踏まえると、
古文書に記載されているような天正地震による大規模な津波を示唆するものは
無いと考えられるが、天正年間も含めてデータを拡充するために、
津波堆積物について、さらなる追加調査を行う。」との見解を示しました。
これを受け、3社は、平成24年2月17日から久々子湖東方陸域や猪ヶ池において
津波堆積物の追加調査を実施し、天正地震による津波に関して、
古文書に記載されているような大規模な津波を示唆する痕跡はないとの
評価結果を同年6月21日に保安院に報告しました。


若狭湾沿い海岸平野におけるトレンチ,コアリングによる津波堆積物調査
https://www.jstage.jst.go.jp/article/geosocabst/2014/0/2014_104/_article/-char/ja/


----< 参 照 >----------------------------------------------------------------


若狭湾津波被害の文献知りながら「記録なし」と説明 関西電力
http://www.asyura2.com/11/genpatu11/msg/826.html


シリーズ関西と原発 津波への備えは
http://megalodon.jp/2011-0527-1915-47/www.nhk.or.jp/osaka/program/nessisen/
定期検査が終わった原発の再稼働を福井県が認めない。
関西電力は、電力需要が増す本格的な夏を前に、
電源確保など様々な津波対策を示し、地元に理解を求めている。
福井県に11基の原発を建設してきた関西電力は、これまで
「若狭湾周辺には大きな被害をもたらした津波の記録はない」と説明してきた。
ところが、若狭湾で400年前に大きな被害を出した津波があったことを示唆する
古い記録が・・・。関西の電力は大丈夫か?


若狭湾の津波 関電が調査検討
http://megalodon.jp/2011-0527-1050-36/www3.nhk.or.jp/news/html/20110526/k10013139861000.html
原発は建設時に過去の地震や津波について調査を行うことが義務づけられていて、
関西電力は、調査の結果、若狭湾で、津波による大きな被害の記録はないと、
これまで地元の住民や自治体に説明してきました。
関西電力は、昭和56年には2つの文献の内容を把握していたが、
信ぴょう性がないと社内で判断し、住民や自治体には、
津波による大きな被害の記録はないと説明してきたとしています。


津波被害の文献知りながら「記録なし」と説明 関西電力
http://megalodon.jp/2011-0527-1041-25/www.asahi.com/national/update/0526/OSK201105260138.html
これまで関電は地元への広報誌などで、「文献などからも
周辺で津波による大きな被害記録はありません」と説明してきた。


文献無視「津波なし」関電 若狭湾住民に調査を検討
http://megalodon.jp/2011-0527-1043-43/www.kyoto-np.co.jp/top/article/20110527000012
 

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コメント
 
1. 2015年6月03日 18:55:25 : 48UiqVHWeg
>約400年前の天正地震・・・
・・・・
海側にある高さ10メートル程の丘では、津波の跡は見つからず・・・
・・・・
関西電力が高浜原子力発電所に到達する最大の津波を6.7メートルと想定し、防潮堤を建設・・・

記事の内容は、高浜原発の再稼働へエールを送る形になっている。

1200年前の貞観地震【869年)では、海岸から5キロ以上内陸にある波分神社(38.235353, 140.927539)まで、津波が到達したと伝えられている。

今回の東日本大震災の津波によって、その伝承の正確さが証明された。

宮津市の籠神社の奥宮である真名井神社(35.586432,135.198494)は、標高50メートルの中腹にある。

その境内の標高40メートルの所に、大宝年間(1300年前)の津波を、ここで押し返したと言う伝説がある波せき地蔵がある。

>若狭湾にも40メートル超の巨大津波があった!?(波せき地蔵)

https://www.youtube.com/watch?v=dXDvpeIRuO4#t=248s

緊急に調査をする必要があるのは、1300年前の波せき地蔵に押し寄せた津波の方だ。


2. 2015年6月03日 20:29:06 : sRyOlHh9Us
そもそも縄文海進までは海面自体がは今より数メートル高かったんだから、津波や大潮の影響で海岸沿いが過去何度も水に浸かっていたことは当然の事。

海岸線にしか原発を作れない日本に安全な所などあるはずがない。

過去の津波被害は地元の人が地名の由来とか言い伝えみたいなもので一番知っている。

問題なのは、金欲しさに原発誘致に賛成したことで、その見苦しさは今でも続いている。

どれだけ電力会社と政府を責めたところで、地元の同意が無ければ建設も再稼働もできないというところがポイント。


3. 妹之山商店街 2015年6月04日 04:32:53 : 6nR1V99SGL7yY : OOyTDuvYmI

>>01

>約400年前の天正地震
>海側にある高さ10メートル程の丘では、津波の跡は見つからず
>関西電力が高浜原子力発電所に到達する最大の津波を6.7メートルと想定し、
>防潮堤を建設
>記事の内容は、高浜原発の再稼働へエールを送る形になっている。

いやぁ〜、鋭い指摘ですね、感服しました、脱帽です。

ただ、防潮堤の完成は、2015年4月、つまり学会での津波痕跡の発表の前月です。

高浜原発防潮堤かさ上げへ、なぜ? 想定する津波の高さに計算ミス
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/nuclearpower/53049.html

海抜8メートルの防潮堤完成 関電高浜原発
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20150416000131

福井大での調査は2年前に始まっており、その調査状況を把握し、
急遽、防潮堤をかさ上げしたのではないかと推測しています。

学会で科学的に、天正地震の津波の痕跡が確認された時に、
防潮堤がないでは、大問題ですからね。

コストは、できるだけ抑えるというのは、資本主義の宿命です。
科学的に実証されない限り、あるいは、相当確度の高い実証的証明が為されない
限り、コスト削減圧力は、“想定内という概念そのもの”をも規定します。


また、「古文書に記載されているような天正地震による
大規模な津波を示唆するものは無いと考えられる」という、
関電や保安院などの従来の説明が間違っていたと、
科学的に実証した意義がなくなるわけではありません。

コスト削減圧力という資本主義の体質がなくなるわけでもありません。

福島第一原発の非常用ディーゼル発電機を地下から丘の上に移設するように
との進言を実現しなかったのは、資本のコスト削減圧力でした。

移設には数十億円だか、数百億円だか掛かったであろうけれども、
事故による被害から、後から考えれば微々たる出費で、
あの悲劇は防ぐことができたのだと思うと、
何とも名状し難い悔しさが湧き上がってきます。


関電は、最早逃げ場のない状況にまで追い詰められなければ、
自らに都合の良い『想定』を超える対処を、自らはしなかったという
関電の醜悪な姿と、
そこまで追い詰めた実証的な調査を行ったこと、

この二点について確認しておくことも無駄なことではないでしょう。

P.S. 闇の声
“余計な調査などしやがって、余計な出費が増えちまったじゃねぇか。
どうしてくれるんだ、この野郎!

って、総括原価方式っていう絶対安全装置があるから、
俺っちは、実は痛くも痒くもないんだけどな、うぇ、へっへっへっ、、、”


4. 2015年6月04日 05:30:21 : RRHB3K9wS6
>>02さん

 各地の原発で、原発建設に至るまでの賛成派・反対派の「壮絶なる戦い」の歴史を学ばれたら如何でしょうか?

 原発建設が如何に「現沖縄辺野古基地問題と相似」であることが解ると思います。又「成田空港建設問題」も全く同じ構図です。

 国家権力と財界と学会(後ろにはもっと大きな何か?が控えているだろうが・・・、私には断言できない)などが総力を注ぎ、ありとあらゆる力(当然に主力は金力、それに人間心理利用の人間関係の分断工作等々)反対派を切り崩し、破壊してきました。地域社会が分断され、家庭内の家族関係まで破壊・分断された例は数多有ります。そしてついに建設賛成へと強引に導いたんです。

 現在でも「中国電力上関原発建設地」ではその壮絶な戦いが進んでいます。是非調べてみてください。

 推進側はそれだけ狡猾に強引・高圧的に進めてきたのです。ゆえに原発建設に「地元の賛成」に「責任」を転嫁するなど「推進側」を擁護するのみであり、笑止です。全責任は推進側にあるのです。

 もしかしたら貴方は推進側の世論操作を担っているお方ではないでしょうか?
 


5. 2015年6月08日 00:29:19 : FfzzRIbxkp
米国は、日本の地形や土壌を調べて、断層が多くて地下水が豊富な場所に原発を作らせたのでしょう。
神風特攻隊の片道切符を日本列島にも用いたのでしょう。
一つずつ、核爆弾を取り除いていきましょう。 日本列島の爆発物除去作業。

自衛隊の皆さんにはご苦労をおかけします。


6. 2016年8月25日 13:33:59 : LY52bYZiZQ : i3tnm@WgHAM[-8562]
Domestic | 2016年 08月 25日 10:46 JST
高知・室戸に津波シェルター

 山の急斜面をトンネル状にくりぬいた全国でも珍しい「津波シェルター」が高知県室戸市の太平洋沿岸部に完成し、25日、落成式が開かれた。

 シェルターは同市佐喜浜町都呂地区にあり、約30メートルの横穴の奥に、山の中腹に通じるらせん階段付きの高さ約20メートルの縦穴がつながる形で、71人が収容可能。入り口は津波を防ぐため二重扉で、高齢者らも緩いスロープを上がって素早くたどり着ける。

 住宅が密集し背後に崖が迫った都呂地区には津波避難タワーが整備できず、高齢者や要介護者が短時間で避難できる場所の確保が課題だった。

〖共同通信〗

http://jp.reuters.com/article/idJP2016082501001099


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