>>＞一番初めは1895年に、ドイツのレントゲンという物理学者が、初めてX線という放射線を発見するのですが、それ以降、放射線というものは何なのか？ということを調べる研究が始まったのでした。
皆さんご存知なのは、有名なキュリー夫妻とかが、必死で放射線って何かということを調べようとしていた時代なんですね。
その頃には、いわゆる放射線の許容量と書きましたが、どのくらいのものを人間に許容しようとしたか、或いは我慢できるかと考えたかというと、こういうところなんですね。...
レントゲンやキュリー夫妻たちが研究をしていたころは、1年間にどこまで浴びていいかというと、30,000ミリシーベルト、30シーベルトというような、こんなものを浴びたら死んでしまう、一辺に浴びたら死んでしまうというくらいのものが、許容量と言われていたんですね。
こういう時代にキュリー夫妻たちも仕事をしていて、自分の実験室で仕事をして、放射能を扱っているわけです。でも放射能がどれだけ危険かわからない。自分の実験着のポケットに入れて持ち歩いているわけです。そうすると、やけどするんですね。「やっぱりやけどするのはまずいだろう」
ということで、この頃はそういうのが、いわゆる許容量というか、そんなに浴びるのはまずいから気をつけろよという値だった。
この頃にたくさんの人がキュリー夫妻も含めて死んでいくわけです。放射線っていうのは、被曝をすると危険だということがわかってきて、20年、30年も経つと被曝の許容量というのは、100分の1くらいまで下がってくるわけです。>>＞

わたしのような凡人からすると、キュリー夫人とか二回もノーベル賞受けてて、人類の中でも別格くらすの大天才だと思う。
レントゲンも歴史に名を残す優れた学者であっただろう。
でも、優れた人でも、創始者というのは、「放射能がどれだけ危険かわからない。自分の実験着のポケットに入れて持ち歩いているわけ」だった。信じられないことをしていたのだ。一度浴びたら、死ぬくらいの量、30,000ミリシーベルトを許容量だと思っていたとは、あまりにも驚きだ。悲劇というのか、無謀というのか。

きわめて頭脳が優秀なのに、生き延びるとかそういうことには長けていない人たちがいる。
でも、アホみたいに見えても、生き延びるための本能に満ちた人々がいる。
人生とは複雑だ。

理研の笹井氏はノーベル賞レベルの頭脳があったといわれていたが、小保方氏みたいなパーの小悪魔女子にだまされて、自ら命を絶ってしまった。でも、普通の人の中には、小保方氏の会見をテレビで見たとき、この人が人格障害か何かで、嘘つき症候群でないか、と見抜いた人はたくさんいた。

さて、スマトラ沖地震と大津波のときに、とても教育水準の低い未開人部族がいたが、彼らはふだんから動物を観察していたそうだ。津波が襲う前に、いっせいに動物たちが陸地へと向かって走っているのを彼らは見た。そして、彼らも本能のままに動物の向かう陸地へと走っていき、津波から逃れて命拾いしたそうだ。
生き延びる本能って何なんだろう。
原発事故の日本にあって、生き延びるためには、科学的知識と、動物的生存本能と、バランスよく保ちながら努力していくしかないのだろうか。
凡人のコメントでした。

　　　　　　　　　　　>みなさん、相手をしてはいけません。

　　　　　　　　　　　言われると　相手を　したくなる

　　　　　　　　　　　　　　何で　ここまで　叩く

、

きみさ、小出なんて小物（影響が無いという意味）をいぢこじするより、中曽根とか大物を扱えよ。

できないよな！
下手をすると殺されるものな！！

根拠のない誹謗中傷はやめましょう。
「パーの小悪魔女子」という誹謗の言葉も人間性を疑うが、小保方さんが笹井氏を「騙した」というのは証拠ももないあんたの想像であって、あきらかに名誉毀損だろ。恥ずかしいことですよ？

そんな御仁が放射能がどうのこうのといっても上っ面のはなしにしか聞こえない。

最近の東電の責任は有限であるという発言もそうだ。また、再臨界は簡単には起こらな
いといっていたのも、先般のNHKスペシャルで専門家が如何に再臨界を恐れているか明
らかになって、揺らいでいる。これは4号機の使用済み燃料プールの危険が問題になって
いたとき、かりに水が抜けても大丈夫だとびっくり発言をしていた武田邦彦氏を思い
だす。

わたしは小出裕章をこのところずっと叩いているのですが、わたしは小出裕章の言っていることがすべて間違っているとは思わない。間違っていると感じたところだけを批判している。人の名前より話の内容を重視している。だからたとえ安倍のような戦争翼賛人間でも安倍という名前にはこだわらず、その話の内容次第では批判しないで賛同することもあり得る。

そういう意味で小出裕章のいう東電の有限責任論はそのとおりであって、こんな未曾有の大災害を東電一社に押し付けて済む話じゃない。
国家総動員でやらねばならない。そういうことなら小出裕章に賛成だ。

小出裕章も神様じゃないから間違いもあるだろうし、いくら基礎知識があろうと小さな研究室にこもっていれば最新の放射線医学や工学のことは詳しくないだろう。だからその程度のことではわたしは小出を批判しない。

問題は小出裕章の思想、つまりだれか大切な存在のためにはそうでない存在は犠牲になってもいいという考え方、これがもっとも嫌悪すべき思想だとおもう。

それはそうだ。
しかし「赤ん坊」と「老人」、どちらを助けるか。
他人事だから、とりあえず、だれしも「赤ん坊」とあっさりいう。
だけど「赤ん坊」のために否定される「老人」の立場に立てば、これは大変だ。
人間として存在を否定されたことになる。
そんな比較はやってはいけないことだ。
たとえそれが「赤ん坊」のためであってもだ。神様のためであってもだ。
ひとはだれのためであれ死ぬ必要はないし、傷つけられる必要もない。
それがヒューマニズムの原点だとおもう。
某反原発のヒーロー学者はそういう比較や対立を持ち出した時点で
人間ではなくケダモノの領域に足を踏み込んだ。
こんなやつは、この記事の学者より愚劣なやつだ。

これは日本に牢固として存在する考え方です。

戦時中は兵の命など上層部はなんともおもわなかった。それで地位のある人間の
命は必要以上に大事にした。

現在は放射能で、原子力ムラの一員たる小佐古敏荘氏ですら、「年20ミリシーベルト
のところに子どもは置けない」と言って涙ながら退任劇をしたのに、依然として
それをつづけている。

いっぽう将来の天皇の悠仁のためには莫大な予算をつかって被曝防護をしていること
でしょう。

こういうのが不公正の最大のものです。

なお、小出氏による東電の有限責任論は法律的に間違っている議論です。東京地裁の
判決でも否定されていることです。