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福島第一原子力発電所の事故から18カ月後のカエルの放射性セシウム汚染の調査
Assessment of radiocesium contamination in frogs 18 months after the Fukushima Daiichi nuclear disaster
2015年4月10日 Scientific Reports 5 : 9712 doi: 10.1038/srep09712 (2015)
放射性核種によって有害な影響が生じる可能性を調べるため、福島第一原子力発電所周辺の放射能汚染区域に生息するカエルの体内の放射性核種蓄積量を調査した。2012年8月から9月にかけて、原発を中心とする半径20 kmの内外の区域でカエル5種および土壌サンプルを採集し、放射性セシウム(134Cと137Cの合計)の濃度を測定した。土壌サンプルとカエルの放射性セシウム濃度には正の相関が認められ、最高値を示したカエルの濃度は4万7278.53 Bq/kg-wetであった。生殖細胞の形態に対する放射性核種の影響を調べるため光学顕微鏡でカエルの卵巣および精巣の組織学的検査を行ったが、汚染レベルがさまざまな地点で採集されたカエルの生殖巣組織に明確な違いや異常は認められなかった。
Noe Matsushima, Sadao Ihara, Minoru Takase & Toshihiro Horiguchi
Corresponding Author
松島 野枝
国立環境研究所 環境リスク研究センター
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Full Text | PDF
http://www.natureasia.com/ja-jp/srep/abstracts/64036
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