http://www.asyura2.com/15/genpatu42/msg/900.html
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(回答先: 西日本避難者の東京近郊法要出席日帰り体験(ずくなしの冷や水) 投稿者 てんさい(い) 日時 2015 年 5 月 27 日 08:05:08)
http://inventsolitude.sblo.jp/article/130837898.html
2015/5/16に寄せられた投稿を掲載する。「移住の先輩が何人もいるし私の後からも移住してくる人がいる」に関する共感のコメントだ。引用開始。
Oさんのコメント、共感するところが多かったです。 「やってみるとわかることがある」は、海外移住も同様です。私共は東南アジアに移住しましたが、早い方は事故直後に国外避難していたそうです。
小 さいお子さんを持つ母子避難が多く、後からご主人がこちらでの仕事を見つけて家族揃っての移住を実現した方も。老親を連れての移住や学齢期のお子さんを現 地校に通わせる「母子留学」等、家族間での意見の相違がありながらの実行も多く、様々な「避難の形」があることを知りました。
昨年、インドネシアのバリ島に行った際、ホテルの日本人従業員から、被爆回避の母子避難者がバリ島で増えていることを聞きました。後から検索したら、多くの日本人家族が避難している、との記事を見つけました。
しらべぇ【震災から4年】福島第一原発の事故をきっかけにバリ島へ放射能避難した家族の今
こうした事を知らなければ、移住・避難・子供の疎開等を考える自分がおかしいのか、と思いがちですが、実態を見れば、早い時期からそれらを実行していた人が相当数いることが分かります。
マスコミは、原発爆発直後に、空港や新幹線の駅が「脱出者」で大混雑の様子を取材していながら報道しませんでした。 まっちゃんのブログ
脱出の様子が報道されていたら、もっと多くの人が早い段階で移住・避難・子供の疎開を実行したのではないかと私は思います。でも、報道されなかったので、多くの人はこのことを知らず終い。
それと同様、マスコミの自主規制なのか圧力なのか、被爆回避の移住・避難は報道しないのでしょう。「報道されていないので何も起きていない」のではなく「何かがおきているからこそ報道されない」のではないか、という視点を持つことが今の日本では必要だと感じます。
死に別れる事の辛さを知っているからこそ踏み切れたのかもしれない。 この言葉にも大いに共感します。
私も28歳の弟を突然亡くし、起きてしまったら最後、どうすることもできない「死」という究極の別離を体験、以来、家族の健康・命を奪われることが最大の恐怖となり、それを防ぐ為なら全てを投げ打ってでも、という気持ちがあります。
家族が病床で苦しむ姿を前に「早く避難すれば良かった」と幾ら悔やんでも遅い、家族の遺体にすがって詫びても手遅れ、時間は絶対に元に戻せない。死別体験をすると、「絶対、元に戻せないこと」を痛烈に思い知ります。
避難や移住、お子さんの疎開を願いつつも実行できずにいる方々が、そんな過酷な体験をしないよう願うばかりですが、汚染から極力離れない限り、この体験をする確率は高くならざるを得ないでしょう。
移 住や避難、子供の疎開に関しては、「唯一絶対の正解」は無く「皆に賛同して貰える」はあり得ないと思います。 入手できる情報が限られ、周囲に異端の目で見られる中、自分の判断を信じて動くのは、とても勇気がいることです。が、もし「このままではまずい。逃げなく ては」と言う心の声が聞こえるなら、それに従うことが自分や家族を守ることに繋がると思います。
酷な言い方ですが、我が子が病気に倒れたり死んでしまった時、「私はあなたを避難させたかったけど皆が反対してできなかった」と子供に幾ら言っても子供の健康や命は返ってこない、迫りくる危険を察知している人が守るべき家族を動かすしかない、そう思っています。
海外移住・避難の場合、習慣や制度の違い、言語の問題もあり、失敗や冷や汗ものの体験もしばしば、日本のような便利な生活はできませんが、放射能汚染と被爆を恐れながらの暮らしからは解放されます。
子供も異文化体験でストレスを抱えますが、その中でサバイブしていくだけのコミュニケーション能力が得られると感じています。
今の日本政府の施策や法改正を見ていると、若者が今後日本で暮らして幸せになれるか大いに疑問であり、日本の若者には海外生活経験を通じて「日本以外でも働ける、暮らせるスキル」を体得し、幸せに暮らせる場所を自ら見つけ出して欲しい、とも思います。
事 故から既に4年が経過し、家族が健康でいられる時間の猶予がどれくらいあるか・・・「唯一絶対の正解」を探し求め、家族全員の賛同を得られるのを待ってい る間にも被爆し続けている現実を直視し、特に年若い家族の健康と命を守ることを最優先に行動する方が一人でも増えることを祈っています。
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