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「核のゴミ」処分場選定を巡る全国シンポ[NHK]
5月23日 20時31分
原発から出る「核のゴミ」の処分場の選定を巡り、「国が有望地を示す」などとした新たな基本方針について意見を交わす初めてのシンポジウムが東京で開かれ、今後のさまざまな課題を指摘する意見が相次ぎました。
原発から出る高レベル放射性廃棄物いわゆる「核のゴミ」を巡り、政府は22日、これまで進まなかった処分場の選定を国が有望地を示して進めることなどを柱とする新たな基本方針を閣議決定しました。
これについて意見を交わす最初のシンポジウムが開かれ、300人余りが参加しました。
専門家や国の担当者らによるパネルディスカッションで、経済産業省資源エネルギー庁の多田明弘電力・ガス事業部長は「有望地を示すのはそれをきっかけに地域でコミュニケーションをしてもらいたいからで、決して決め打ちするわけではない」と説明しました。
また、国の専門家会議の増田寛也委員長は「処分が安全かどうかは、専門家の科学的判断も必要だが、国民の理解が大事で信頼を得られるかにかかっている」と指摘しました。
会場からも「どれだけの廃棄物の処分が必要かも示さないと国民の理解は得られない」とか「多くの国民は原発を積極的に望んでいたわけではないのに、処分場を受け入れろとはならないのではないか」などと、理解を得るには、さまざまな課題があるという意見が相次ぎました。
このシンポジウムは来月にかけて全国8か所で開かれます。
国の説明に評価と異論
シンポジウムに参加した人たちからは国の説明に対し、評価する意見や異論など、さまざまな声が聞かれました。
大学生の20代の女性は「ふだん詳しく知る機会の少ない問題なので、考えるきっかけになりよかった」と話していました。
別の20代の女性は「自治体が立候補する方法では決めるのが難しいと思うので、今回の新しい方針に沿って、住民がみずから考え議論していくことが大事だと思う」と話していました。
60代の男性は「国民一人一人の問題として考えることはいいと思うが、ゴミの問題だけでなく、原発事故からの復興など原子力全般で、そうした取り組みをしなければ信頼は得られない」と話していました。
別の60代男性は「過疎の地域に処分場を押しつけることでは、決まらないのではないか。電力の消費地である東京に処分することも真剣に考えるべきではないか」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150523/k10010089581000.html
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