http://www.asyura2.com/15/genpatu42/msg/808.html
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まずは、hanaさんという方のツイートを引用させていただく。
https://twitter.com/hanaoshima/status/597705129643507712
(hana 2015/5/11)
「小5の娘。運動会で『学年ピラミッド』をやる為、毎日練習をしているとの事。
120名の生徒で一つのピラミッドを作り、一番てっぺんの子は立つらしい。
下から二番目の娘は、背骨が痛いらしく、でも痛い、苦しいとか声を発したら
鬼のように怒られるらしく、本当に嫌がっている。」
この人間ピラミッド、運動会の出し物としては定番だが、近年は、巨大化・高度化が進んでいるという。
隣の組、学年、あるいは隣の学校よりもより高くより大きく、という競争心も拍車をかけているのだろう。
昨年、名古屋大学の准教授が人間ピラミッドの危険性を指摘して、大きな議論を呼んでいる。
「巨大化する「組体操ピラミッド」の危険性を指摘する記事が波紋」 (livedoor news 2014/9/16)
http://news.livedoor.com/article/detail/9258883/
大きなピラミッドでは、下層の子には何と200キロもの負荷がかかるという。
体重200キロを超える相撲力士は少ない。相撲取りがどーんと背中に乗る以上の荷重がかかるのだ。
てっぺんの人も、荷重はないものの相当の高さなので、突然崩れたらただではすまない。
人間ピラミッドは上も下も危険なのだ。
すでに、練習中にピラミッドが崩れ、骨折して障害が残り、裁判になった例がいくつもあるそうだ。
さて、ご存知のように、放射能被ばくの影響で骨が脆くなり、易骨折が増えている。
松葉杖をついている子どもをよく見かけるようになったという話も聞く。
数日前にも、愛知県豊田市の小学校の男性教諭が6年生の男子児童を蹴って、
背中の骨が折れる大けがを負わせたというニュースがあった。
「男児を押し倒して蹴り、背中の骨折る体罰 愛知の教諭」 (朝日新聞 2015/5/14)
http://www.asahi.com/articles/ASH5G3C2MH5GOIPE004.html
こんな暴力教師は断じて許せないが、足で蹴ったぐらいで背骨が折れるのも驚きである。
子どもの骨は確実に脆くなっているのだ。
(愛知県だから被ばくは関係ないと思ってはいけない。福島近辺で獲れた汚染魚は、
こっそり中部・関西で陸揚げされているし、野菜も産地偽装されて流通している。
台湾の日本食品輸入禁止騒ぎで判明したとおりだ)
骨が脆くなっているところに、人間ピラミッドで大きな荷重がかかったらどうなるか。
説明するまでもないだろう。
このまま人間ピラミッドを子どもにやらせていたら、間違いなく恐ろしい事故が起きるであろう。
そもそも人間ピラミッドは曲芸、アクロバットであって、運動・スポーツとは言えない。
まだ体が固まっていない子どもに、危険な曲芸をやらせるべきではない。
学校の運動会をサーカスにしてはならない。
こういった危険なことを平気で子どもにやらせる非常識がまかり通るのが日本の教育界である。
子どもさんのいる方は、学校に人間ピラミッドをしないよう、強く申し入れるべきだろう。
自分の子どもは人間ピラミッドには参加させないとはっきり言うべきである。
ピラミッドが崩れて大ケガをし、生涯、半身不随になったら後悔してもしきれない。
危険極まる人間ピラミッドは、即刻禁止にすべきである。
(関連情報)
「忍び寄る内部被ばく(2) 骨折も多発」 (拙稿 2014/2/10)
http://www.asyura2.com/14/genpatu36/msg/314.html
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