だから調べる ◯

わからない放置 ×

この国の政策 わからない放置 ですね。

連綿と続けていた放射線の研究成果報告会もH24年度(54回目)で何故かストップ！
http://www.kankyo-hoshano.go.jp/08/08_0.html

知らしむるべからず。

さて、この斗ヶ沢秀俊という男がどれほどイケシャーシャと大嘘をつくか、まずは０３さんのコメントにもあった、

「白血病増加のデータはなく、福島県の妊婦が避難すべき理由はありません」

という発言について考えてみよう。
じつはこの発言はこの男のツイッターに書かれたいたもので、こんなふうになっている。

斗ヶ沢秀俊
(@hidetoga)
2012/04/23 11:54:25
from Mobile Web
ベラルーシ科学アカデミー主任研究員の「妊婦は白血病のリスクが高いため、県外に逃れることを勧める」という見解には、正当な根拠となるデータはありません。白血病増加のデータはなく、福島県の妊婦が避難すべき理由はありません。@afuran

ベラルーシ科学アカデミー主任研究員というのはミハイル・マリコ主任研究員のことをさしているのだろうけど、じつは、ミハイル・マリコは「白血病のリスクが高い」などとはいっていない。『チェルノブイリ事故による遺伝影響についての長期的研究』においてこう語っているのだ。

チェルノブイリ事故による遺伝影響についての長期的研究
翻訳 今中哲二氏　京都大学原子炉実験所助教 wiki

１．はじめに
チェルノブイリ事故影響に関する遺伝性先天性疾患研究所におけるほぼ 20 年間にわたるベラルーシ住民の調査結果は、少なくとも４つの事項がチェルノブイリ事故と関係していることを示している。そのうち３つの関係性は証明されたものであり、ひとつは関係がありそうなものである。はじめの３つには：
• Cs137 汚染 555kBq/m2 以上の地域において、妊婦と新生児における染色体異常頻度が 1986〜1988年に著しく増加したこと；
• 同じ地域の同じ時期において、人工的流産胎児と新生児に認められた発達障害の頻度が著しく増加したこと；
• 1986年 4月 26〜30日に最も放射線の強かった地域に滞在していた母親から 1987年 1月に生まれた子供たちにダウン症のピークが認められること

（中略）

この結果についての多くの議論の後、ベラルーシ住民に対する短期間の強い放射線被曝にともなう女性配偶子への影響が唯一の原因であると認められた。この結論は、（放射線はもっとも強かった時期に妊娠してその９カ月後に出生という）時期的な集団発生、事故初期の放射能雲の軌跡と一致するダウン症児の地域分布、ほ乳類妊娠直前の卵形成期での放射線感受性増加と放射線レベル最大時期の一致、によって支持されている。

つまりミハイル・マリコは「ダウン症」や「染色体の異常」について言及しているのであって、白血病なんて一言も触れていない。
触れていないことについてこの毎日新聞記者はかってに付け加えて詭弁を弄している。ウソとデタラメの権化とはこういう男をいう。

よってこの新聞記者の言うことはほとんどがデタラメ、ウソ、ガサネタであるとおもって間違いありません。
この投稿記事の詭弁についても論破はいとも易いのですが、それは諸賢諸氏には一読しておわかりでしょうから、論破の労はあえてとりません。
あまりにもバカバカしいからです。

例

＜参考コメント＞

SE037 @ZLA151ARO 2015-05-12 07:51:17
東京新聞:「風評被害」安易に使うな:特報(TOKYO Web) tokyo-np.co.jp/article/tokuho… オレサマの起こした風評被害は良い風評被害ってか。

こんな論理にもなんにもなっていないコメント、「工作員」呼ばわりする小出信者さんたちの、感情だけの反感コメントと瓜二つです。
しかし「子供たちを汚染から守る」には福島の一次産業を即時停止すること、これは原発停止より優先されるべきものであるという考えに変わりはありません。

「未解明な部分が多い」というのは原子力マフィアとか原発推進反対
の問題ではなく、確実性不明の原理で５０％の確率で健康
に被害があり、５０％の確率で健康被害はないと言うことである。

従って健康に被害があるという立場をとってもいいし、
被害はないという立場をとてもいい。

その発言は自由であるし、国家が政策を立てる立てないは
国家の意思である。