★阿修羅♪ > 原発・フッ素42 > 708.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
「森のセシウム 土壌が遮蔽」 50年前核実験の影響調査 (東京新聞)
http://www.asyura2.com/15/genpatu42/msg/708.html
投稿者 魑魅魍魎男 日時 2015 年 5 月 03 日 12:32:12: FpBksTgsjX9Gw
 

「森のセシウム 土壌が遮蔽」 50年前核実験の影響調査 (東京新聞 2015/4/20)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2015042002000260.html

【ウィーン=共同】一九五〇〜六〇年代に世界各地で集中的に実施された大気圏核実験によって森林に降下した放射性物質セシウム137は河川や海などへはほとんど流出せず、五十年以上、森林の土壌内部にとどまっているとする研究結果を東京大の三浦覚(さとる)特任 准教授がまとめ、ウィーンの学会で発表した。

 セシウム137の半減期は約三十年で、東京電力福島第一原発事故でも広範囲に飛散。日本の森林は急斜面が多く、雨量も多いため土壌と共に流れ出る ことが懸念されるが、三浦氏は「適切に森林が管理されれば、セシウムの森林外への流出は起こりにくいとみられる」と話している。

 三浦氏は二〇〇六〜一〇年に日本全国で採取された森林土壌のうち三百十六地点の試料を解析。セシウム137の濃度は一平方メートル当たり平均約一・七キロベクレルで、大気圏核実験で一九七〇年一月までに降下した総量から半減期を考慮して導き出した結果とほぼ一致した。

 また、二〇一四年三〜四月、福島県田村市の森林でセシウム137の土壌中の分布状況を調査した結果、事故で降下したセシウム137は表層五センチ以内にとどまっていることが判明。全国三百十六地点の結果と比較したところ、大気圏核実験で降下したセシウム137は五十〜六十年かけて地中を約五センチ 深く移動したとの分析結果が得られた。

 三浦氏は「土壌の遮蔽(しゃへい)効果で空間線量率は下がるが、キノコなどがセシウムを吸収する懸念は依然残る」としている。

-------(引用ここまで)------

これは、表層5cm以内に留まっていればいいなぁ、という夢、願望であり、科学的な分析とは言えません。

セシウムがどのくらいの深さに留まるか、あるいは流出するかは、土壌や地形、降水量によって
大きく左右されるはずです。

以前、ドイツのジーデントプフ博士は、インタビューで、
 「放射性物質は1年に2cm地下に沈む。ベラルーシではすでに地下50cmぐらい」
と答えていました。

「これから日本の方々を襲おうとしている健康問題は想像を絶します (独・ジーデントプフ博士)」
(拙稿 2011/12/29)
http://www.asyura2.com/11/genpatu19/msg/694.html


深く沈めば、根から吸い上げられて樹木が汚染されます。
もちろん地下水も汚染されるでしょう。

ある福島県庁職員はこう言ったそうです。

「阿武隈川の底は原子炉なみで、とても公表できません」

(原発問題 2013/2/17)
http://blog.goo.ne.jp/jpnx05/e/023ae7d2ee9b432d494ca2eb34b5d6bb

もしセシウムが流出しないのなら、阿武隈川の川底がそんなに汚染されているわけがありません。
 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2015年5月03日 16:53:35 : YlL7X8Sx2E
投稿者さん然り

地形土質降雨量等により物質の移動距離は変化するのが
当然で三浦氏のさも当然のような言い回しは、既にその筋に
買収されている事を物語っていると見えます。


02. 2015年5月03日 17:07:13 : cn5NSQuAVQ
どこまでも汚い原子力村所属の御用学者。

一度山へ入って見ればそのウソはわかる。
(山の中には砂防ダムがある、沢、河川の上流には大きな石がある。落葉でおおわれている)地上から5センチなどと簡単に論じられるわけがない。


03. 2015年5月03日 19:49:43 : FfzzRIbxkp
>「阿武隈川の底は原子炉なみで、とても公表できません」

阿武隈川の清流と恵みを見てきたので、何てショックなこと!


04. 2015年5月04日 01:21:15 : TGgfYEbPRU
傾斜地では表層 5cm にしか留まれないってことだろ・・・。
定期的に除去しなきゃならないダムの土砂とかどうすんだろな・・・。

  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法

▲上へ      ★阿修羅♪ > 原発・フッ素42掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
原発・フッ素42掲示板  
次へ