http://www.asyura2.com/15/genpatu42/msg/670.html
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毎日新聞から
http://mainichi.jp/select/news/20150425k0000e040204000c.html
ドローン事件:福島を都合良く利用しないで…怒りと戸惑い
東京電力福島第1原発事故で風評被害などに苦しむ福島県民らからは怒りと戸惑いの声が上がった。
福島市の福島大4年、斎藤武蔵さん(21)は「反原発が動機かもしれないが『福島=放射能』というイメージが植え付けられる恐れがある」。斎藤さんはゼミの一環で、福島市内の水田を農家から借り、作ったコメを東京都内にある福島県のアンテナショップなどで販売。風評被害の払拭(ふっしょく)に取り組んできただけに「福島を都合良く利用しないでほしい」と憤る。
福島県浪江町から二本松市の仮設住宅に一人で避難している天野淑子(よしこ)さん(63)は「反原発という思いには共感するが人に迷惑をかけるようなやり方は疑問。福島への偏見が強まり、県外に避難する子どもたちがいじめなどに遭わないか心配」と話した。
脱原発弁護団全国連絡会共同代表の海渡(かいど)雄一弁護士は「原発が推進される状況にいらだちがあったのかもしれない。合法的に止めようとしている動きに悪影響が出なければ良いが」と懸念。自然エネルギーへの転換などを目指すNPO法人環境エネルギー政策研究所所長の飯田哲也さん(56)は「揚げ足を取られる軽率な行動」と指摘した。【宮崎稔樹、島田信幸、金秀蓮】
<参考リンク>
■福島県民「なんの解決にもならない」(産経)
http://www.sankei.com/affairs/news/150425/afr1504250038-n1.html
ドローンに搭載した容器に入れていた砂について、山本泰雄容疑者が「福島の砂だ」と供述していることについて、東京電力福島第1原発が立地する福島県大熊町から同県会津若松市に避難している学習塾経営の吉田邦吉さん(34)は「原発事故で福島に放射能があるのは事実。しかし、そうした中で福島の生産者や生活している人々は苦しみながらも日々努力して暮らしている。容疑者は福島を救済したいという思いもあってやったのかもしれないが、なんの解決にも救済にもならない」と憤った。
原発事故から4年が経過した現在でも約12万人が避難を続けており、吉田さんは「反原発や脱原発で過激な行動をするほど、逆に福島への差別を助長してしまうようなことが何度も繰り返されている」とあきれた様子で話した。
また、全村避難が続いている同県飯舘村から同県南相馬市に避難している無職男性(65)は「脱原発や反原発など思想信条があるのは個人の勝手だが、こうした行動は福島への悪意でしかない。福島県民はそんなことをしても誰も喜ばないし、大きな迷惑でしかない」と批判した。
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