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小出氏「福島第1原発は石棺を」 元京都大助教(東京新聞)
http://www.asyura2.com/15/genpatu42/msg/648.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 4 月 25 日 20:37:05: igsppGRN/E9PQ
 

小出氏「福島第1原発は石棺を」 元京都大助教
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015042501001598.html
2015年4月25日 17時58分 東京新聞



日本外国特派員協会で記者会見する、元京都大原子炉実験所助教の小出裕章氏=25日、東京・有楽町


 原発の危うさに長年警鐘を鳴らしてきた元京都大原子炉実験所助教の小出裕章氏が25日、東京都内の日本外国特派員協会で記者会見した。事故発生から4年が経過した東京電力福島第1原発について「チェルノブイリのように石棺で(放射性物質を)封じ込めるしかない」と述べ、溶け落ちた核燃料の取り出しを目指す政府や東電の方針を否定した。


 小出氏は、第1原発の現状について「4年たっても現場に作業員が行けない事故は原発以外にない」と指摘。1〜3号機では、溶け落ちた核燃料が原子炉格納容器内に散らばっているとみられることから「機器を使って取り出せる燃料の量は高が知れている」と話した。
(共同)


           ◇


元京都大学原子炉実験所助教小出裕章氏・外国特派員協会記者会見

2015/04/25 に公開
http://www.videonews.com/




 

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コメント
 
01. 2015年4月25日 21:16:33 : EAkIk2fULU
まず大気への影響を考えて石棺、そして、地下水が地下の燃料を迂回するように
工事する。これしかない。でもこれ、震災直後でも思いつくアイデア。
なぜすぐ実行できないのか。


02. 2015年4月25日 21:21:00 : cdWQeNxH5w
旧ソ連でも無駄なあがきに気がつくまで約10年。
日本も何をやっても無駄でしたが判明するまで、その程度はかかるだろう。
2011+10=2021で五輪の次の年あたり、様々なものが一気に
ぶん投げられてくることに。

03. 2015年4月25日 22:06:45 : nRQ0ZNkOdu
核燃料を封じ込めろと言いながら、汚染食品流通、汚染瓦礫拡散で核汚染拡大の国策を吹聴

核燃料による汚染拡大も原子力を許してきた大人の自己責任なのではないのか


04. 2015年4月25日 22:46:50 : LwLrYbAfYc
小出の三段論法

まずきれいごと、建前論をぶちあげる

しかし現実には難しいと簡単に妥協

すかさず国策を吹き込む


05. 2015年4月25日 23:19:29 : 70QtJ7fpYE
再臨界してますけどね。

06. 2015年4月25日 23:23:07 : UrVgLWIjBo
最後の禿の質問
低線量被曝が健康にいいんなら日本全国の病人がフクシマに押しかけ、全国の病院がガラガラになるだろうW。

07. 2015年4月26日 05:11:42 : 06TJKmve5Y
解決できます詐欺

08. 2015年4月26日 06:32:34 : yUDqv3T4uU
反応が止まっていて燃料の位置がわかっていればともかく、日本の場合はそのどちらも達成できていない。コンクリートでかためてアクセスできない状態にすると、さらに悪化するのではないか。

09. 2015年4月26日 07:48:55 : qFBZAvwg0G

 やっても やらなくても 関係ない 廃炉作業 

 愛は 4年前から 冷却には意味が無いと主張してきた

 石棺とは「何もしない事」だから 愛の主張と同じだね

 ===

 現状は 汚染水タンクを作るスペースはないのだから 既に冷却はストップしているだろう
 汚染水をアルプスなどで クリーンにする予定であった物が 出来ないのだから
 汚染水タンクは 際限なく増えることになり 物理的に不可能だ〜〜〜〜
 
 
 

  

[32削除理由]:削除人:アラシ

10. 2015年4月26日 08:12:36 : 8hoNl2VIyY
石棺は、臨界停止が前提条件だ。今日迄不可能だったのはそのためで、核反応が正確に把握できない状況は事故当初から変わっていない。福島由来のXe131m、133、I131等の観測が今日でも疑われる現状では、核燃料の取り出しを否定するには根拠に乏しい。
これが建前論になっているかさえ疑わしく、福島は慣例の常識を当て嵌めることのできない更に困難なケースと見るべきではないか。

11. 2015年4月26日 08:30:00 : 1ioo7h1uY6
■盗電・政府は

 『小出氏の言を活用せよ』

 さもなくば

 『ちゃんと反論せよ』

 


12. 2015年4月26日 08:58:57 : 5IfA1fveDg
石棺作業はは年金受給者の義務としてやってもらおう。
御年寄は汚染食品を食べるべきというくらいだから勿論賛成だよね。

13. 2015年4月26日 09:38:38 : RQpv2rjbfs
石棺の前にプールをなんとかせねばならない。石棺はその次の工程だ。
燃料取り出しは単なるポーズ、いくらなんでも現場はそんなにバカじゃないと思うけど、どうだろう。

14. 2015年4月26日 11:16:29 : OJiOblpkxg
>>02
>旧ソ連でも無駄なあがきに気がつくまで約10年。

汚染地からの移住ではたしかに旧ソ連も時間がかかった。
が、石棺は一気につくった。大勢犠牲者がでたと言われるが。
責任ある地位の人が頑張ったからだ。日本では東電職員が被曝作業から逃げ
まわっているという。

日本ではメルトダウンした核燃料の位置がわからない。それでは石棺はムリだ。
ソ連とは違う。また、日本では核燃料の崩壊熱が今だ多い。これを逃がせられる
のか?とはいえ、今のままの汚染水垂れ流しでは、世界中から非難される事態と
なるだろう。


15. 2015年4月26日 11:57:54 : yoVomyLDo6
デブリの位置も分からんし、チェルノブイリのような突撃冷却は、人海戦術でやれってか?
下手な鉄砲も数打ちゃ当たるかもな。
 
石棺建設にも大量の奴隷が必要だな。古代ピラミッドかよ。
誰も本気で石棺なんか、やらねえよ。
 
本気で考えてんなら、IRIDの公募に出せよな。
いつまで同じことメディアに向かって、喋ってんだよ。

16. 2015年4月26日 16:23:11 : EQw4bKCz7g
福島原発の廃炉作業員が質・量とも低下しているのは周知のことだろう。
東電も国も『知らぬ存ぜぬ』を通し続ける作業員問題。
そこで公務員が廃炉作業に直接関わるのはイイ案だとは思わんか?
原子力は国策であり、公務員がその廃炉作業に関わるのには問題はゼロ。
『公務』である以上公務員に拒否権はなく、嫌ならば退職すればOK。
廃炉作業の進展と無駄な公務員を排除できる一石二鳥の妙案。

公務員であれば廃炉作業人件費の大幅圧縮が可能になり、被害者補償の件も
スムーズに行われる。東電の財務状態も健全化に近づき、電気料金の値上げも
最低限に抑えられる効果がある。
まさにイイことづくめのこの提案。受け入れないアホな政府はないと思う。
あるいは唯一の手段と言っても過言ではない。
組織力と費用対効果の面からこれ以上の案は存在しない。


17. 2015年4月26日 17:01:59 : fbLHj29AU2
小出先生、ほかの原子力他学者も意見出して 知らん顔せずとにかく議論してください。
学者はほかにもいるのに議論する人が少なすぎます。
県民としては分かったことがあります。

去年も3号機のがれき処理と言ってフードを外し片付けると
高い放射線量を示し   → 一年後に 放射性物質の飛散を発表される

先月からの1号機の調査がされたら その後高線量が記録され
33か所のモニタリングポストを撤去? という真逆な対策
今後 がれき処理・フード外し など進むとまた放射性物質が飛散し   
→ 一年後に発表という ”対策”がとられるのではないかと心配する


一昨年、3号機の時もこのぐらいの時期から初夏まで
モニタリングポスの異常上昇があって 交換したのだが 
今の1号機処理と似ているのです
原因はそれだけではなく焼畑野焼などの影響もありましょうが

お願いです 
東電の技術者のみなさん
東京で計画を作成し 作業はこのフクシマの作業員では
この地でどれだけの放射性物質が飛散するか
生活に影響を及ぼすかわからないのです。皆さんは
1つや2つのモニタリングポストが異常を示したのでなく
数多く異常な場合は 検証し
まず作業をストップし、作業に無理があるのだということを知り
現場とのコミュニケーションを十分とってくださいませんか?
「計画に影響はない」と言ってどんどん続行するのは
作業員・原発近くに住む者にとって危険です。 いえ 風により
関東・北東北にまで飛散してしまうのです。

モニタリングポストが多く変化した場合は
慎重の上に慎重に対処すべきです。 新聞を見ていると計画ありきで現場の状況を
無視しているように思うのです。

 で 事故当時 窓をきっちり閉めて生活した時 思ったのですが
家の外に出るとき 帰ってくるとき 
一人でも入口を開ければ空気は入ってくるのです。
逆に いま原発の中が高線量で その入り口をロボットとはいえ 何センチか
入れるように口を開けた時は 放射性物質が空中に飛散することを 
どうぞ警戒してください。 その空気を大気中に霧散させない、減ずる方法を
まず技術者の方々考えてください。
もうその対策はしていたなら いいですが。

 


18. 2015年4月26日 19:30:29 : Wpxwx3pTpg
原子炉の底の状況がわからないのだから、石棺といっても、頭を覆うだけしかできないし、汚染地下水はじゃじゃ漏れのままなんじゃないのでしょうか???

小出さんはいったい京大で何を研究されてきたのか???


19. 2015年4月26日 20:49:16 : t3QopBUV4A
2015/04/26〖京都〗福井地裁の高浜原発運転差止・仮処分決定!京都報告会(動画)
 2015年4月26日(日)13時半より、「福井地裁の高浜原発運転差止・仮処分決定!京都報告会」が京都大学(京都市左京区)で開かれ、元裁判官で大飯原発運転差止仮処分原告弁護団の井戸謙一・弁護士と、福井から原発を止める裁判の会原告団事務局長で仮処分原告のひとりでもある松田正氏が報告を行った。

http://iwj.co.jp/wj/open/archives/243690


20. 2015年4月26日 20:58:10 : ehdWinrvG2
>>受け入れないアホな政府はないと思う。
 
アベは受け入れないと思う。
本気なら、クーデターを起こしてくれ。
カンパするぞ。

21. 2015年4月26日 22:51:06 : hlXcrbF5mQ
4機全部石棺で老人総動員か?

まず小出が行けよ。

シニア決死隊志願はどうなったんだ?


22. 2015年4月26日 23:04:31 : hlXcrbF5mQ
さすがには小出批判の書き込みが多くなってきた。
なにせ素人でもおかしいと思うような発言繰り返してるからな。
支持してるのは小出狂信者の知る大切さと魑魅魍魎男とその取り巻きぐらいだろう。
何が石棺だよ、馬鹿。
それは封じ込めが成功したらの話だろw
メルトスルーしてるのに重い屋根つけてどうするのだw
頭大丈夫か?

23. 2015年4月27日 01:28:54 : 91OP8QXnxI
>石棺といっても、頭を覆うだけしかできないし、汚染地下水はじゃじゃ漏れのままなんじゃないのでしょうか???

だが、今のままでは、頭を覆うこともせず、汚染地下水もじゃじゃ漏れのままだ。

せめて頭だけでも覆った方がマシではないかね?

つまり、きわめて暫定的であるにしても、石棺は日本国民の被曝を少しでも減らすのに役立つのではないか?

>何が石棺だよ、馬鹿。それは封じ込めが成功したらの話だろw

封じ込めに成功するまで待っていたら、手遅れになるのでは?
そもそも完璧に封じ込める方法はないはず。
(俺が知らないだけだったら、教えてくれ。)

できることから手をつけていくべきではないのかね?


24. 茶色のうさぎ 2015年4月27日 02:11:54 : qtmOTsgWNIsK2 : j2DfLfYNNY

>04・・・正解。! ぺろぺる。。うさぎ??ねむてー


25. 2015年4月27日 06:33:33 : nUiPBSGZJU
自民党と読売新聞の原子力安全利用政策とプロパガンダの罪は紛れもなく人類の歴史に刻まれるほど重大であり、まさに万死に値するものである。

26. 2015年4月27日 07:41:39 : ffYr4SoqdE
小出尊師の一億総被曝放射能テロ

大人は食べろという名目で食品による放射能拡散

福島の子供を守れという名目で瓦礫焼却による放射能拡散

石棺4つで作業員大量被曝(老人強制労働か)


27. 知る大切さ 2015年4月27日 08:20:45 : wlmZvu/t95VP. : mkJ1s8CAdg
小出氏の話だと、似たようなニュアンス使いの方が大挙してコメントしてくるね。
分かり易い傾向で結構な事だ。

更に一歩踏み込んで、それだけの方々がいるのなら(いるの?笑)
是非スレッドを立ち上げて堂々と論を貼ってみてはどうか?
もう何年も提案しおまちしていますが、誰一人立ち上げ無いね。
(強い言葉と裏腹に行動(簡単なスレ立ち上げ)すらできない。
乖離がここまでアンバランスな大人て恥ずかしいと(個人的には思うんですが)


28. 2015年4月27日 10:07:41 : 00H9STfQPM
小出ジャーナルで自ら伊方原発裁判の功績を語る小出。
自分で言うなよ。

29. 2015年4月27日 11:29:11 : ar5kfkfZ2A
<福島原発事故>今も緊急事態宣言は解除されていない〜「もし、私が安倍さんであれば、まず真っ先にやることは子供たちを汚染地帯から避難させるということです」小出裕章氏4/25日本外国特派員協会(全部文字起こし)
04/27 10:06 みんな楽しくHappy♡がいい♪

Hiroaki Koide: "The Trouble with Nuclear Power"
https://www.youtube.com/watch?v=nCbXX3DURd0
FCCJchannel 日本外国特派員協会 2015年4月25日

http://blog-imgs-74-origin.fc2.com/k/i/i/kiikochan/koide_201504260957189d4s.png

福島第一原子力発電所の事故からすでに4年が経ってしまいました。
日本政府、あるいは東京電力の発表される報道というものは、非常に限られたものだし、
誤りに満ちたものだと私は思ってきました。
今日は、福島の現状がどうなっているか?ということをかいつまんで聞いていただこうと思います。

ご存知だと思いますが、これが事故を起こした福島第一原子力発電所の写真です。
一番右にあるのが1号機、次が2号機、次が3号機です。

http://blog-imgs-74-origin.fc2.com/k/i/i/kiikochan/201504261002015bcs.png

1号機、2号機3号機は2011年3月11日に運転中でした。
そして地震と津波に襲われて原子炉の「炉心」と私たちが呼んでいる部分が溶け落ちてしまいましたし、
その過程で、水素という爆発性の気体が噴き出してきて、爆発して、原子炉建屋が吹き飛んでしまった、という時の写真です。

一番左にあるのが4号機ですが、これは2011年3月11日に運転していませんでした。
すべての燃料も、炉心にはありませんでした。
そのため炉心が溶けるということは「なかった」のですが、
なぜかこの原子炉建屋でも水素爆発が起きまして、このように建屋が吹き飛んでしまいました。

4号機の燃料は炉心から取り出されて、使用済み燃料プールというプールの底に移されていたのですが、
そのプールは、今この写真で写っている原子炉建屋の、全て壁が抜けてしまった4階という階に埋め込まれていました。

たくさんの放射性物質が原子炉の運転によって生み出されてきているのですが、
その中で私が一番人類にとって危険を加えるだろうと思っているのは、セシウム137という放射性物質です。

この4号機の半分壊れた原子炉建屋の中に、使用済み燃料プールが宙づりになっているのですが、
そのプールの底には広島原爆に換算すると、約1万4000万発分のセシウム137が含まれていました。
それがプールの底で発熱を続けているわけで、プールの水が干上がってしまって、燃料が溶けるようなことになれば、「東京すら放棄するしかない」と当時の原子力委員会の近藤駿介委員長が報告書を出しました。

記者のみなさんはご記憶かもしれませんが、当日から数日間にわたって、
自衛隊のヘリコプターが福島第一原子力発電所に飛んで行って、上空から水を落としたことがありましたし、
東京消防庁は放水車で現場に駆けつけたこともありましたが、
それらはこの4号機の使用済み燃料プールの中に、なんとかして水を補給しなければ東京が壊滅するという、そのためでした。

そうしながらすでに4年が経ってしまいましたが、これもみなさんご記憶かもしれませんが、
2011年という事故が起きた年には、民主党という政権が政党を握っていました。

12月になって当時の野田首相という方が「事故収束宣言」というのを出しました。

私はその時にも「冗談を言わないでください」と思いました。
事故からずでに4年経っていますが、残念ながら事故は全く収束できないままです。

先ほど聞いていただいたように、運転していなかった4号機の場合には、使用済み燃料プールに、広島原爆に換算すれば1万4000発分ものセシウム137が眠ったままだったのです。
危機がずーっと続いていて、一刻も早くそれをなんとかしなければいけない状態でした。
そして、その危機に関しては東京電力も国も十分に知っていて、
一刻も早く危機を除去しようと努めてきました。
そして2013年の11月から、使用済み燃料プールの底の燃料を運び出す作業をようやくに始めて、
2014年、昨年の11月に使用済み燃料プールから燃料を取り出して、
少し危険が少ないであろう、隣の共用プールというところに移動を終えました。

このことに関しましては、私は本当にホッとしました。
この作業が曲がりなりにも終わったということで、東京を放棄しなければいけないという自体は、たぶん避けられただろうと私は思います。

しかし、それで危機が去ったわけではありません。
先ほど聞いていただいたように
2011年3月11日に運転していた1号機から3号機は、原子炉が溶け落ちてしまったわけですが、
その溶け落ちた炉心が、今現在どこに、どのような状態で存在しているか、誰もわかりません。

なぜなら、4年経った今でも現場に行くことができないからです。
人間が行けば即死します。
そのため、ロボットを行かせようとしているのですが、ロボットも放射線というものに関しては大変弱いので、送り込んだロボットはみんな戻ってこられないという状態ににっています。

4年経っても現場に行くようなことができないという事故は、原子力発電所以外には決して起きないという、そういう過酷な事故です。

仕方がないので、これ以上炉心を溶かすことはできないというので、ひたすら4年間水を注入し続けています。
しかしそんなことをすれば、送り込んだ水が放射能で汚れた汚染水になってしまうということは避けようがありません。
今現在も毎日300トンから400トンというような放射能汚染水が増加しています。
それをなんとか環境に出さな(いようにしな)ければいけないということで、労働者が福島第一原子力発電所の現場で苦闘しています。

その労働者たちはもちろん東京電力の社員ではありません。
下請け孫請け、そのまた下請け、孫請け。
8次、9次、10次というような、多重な下請け関係の中で、
労働者が賃金を受け取る時には最低賃金にも満たないというような労働者が現場で苦闘しています。

皆さんもご存知だろうと思いますが、1986年に起きたチェルノブイリ原子力発電所の事故の場合には、
60万人とも80万人とも言われる軍人、退役軍人、労働者、一部は囚人と呼ばれるような人たちが、
事故の収束作業に狩り集められました。

この日本でそれだけ大量の労働者を確保できるか?といえば、多分出来ないだろうと思いますし、
今現在もすでに外国人労働者が大量に福島に連れてこられています。

今現在、日本というこの国は自民党という政党が政権を取っていて、安倍さんという人が首相をやっていますが、
安倍さんは「何よりも経済最優先だ」ということで、オリンピックを誘致しようとしています。
そのために「福島第一原子力発電所はアンダーコントロールだ」と彼は言ったわけですが、
残念ながらいまだに苦闘は続いていますし、
これから労働者がどんどん被曝をしながら、何年も何十年も戦わなければいけないという、
そういう状態になってしまっています。

労働者の苦闘によって、これから環境に放出する放射性物質の量をなんとか少なくしなければいけないと私は思いますけれども、残念ながらすでに大量の放射性物質が環境に放出されてしまいました。

今この瞬間も福島県を中心にした汚染地帯で、人々が被曝をし続けているわけですが、
その状況はこれから何年も、何十年も、あるいは何百年も続かざるを得ないという状況になっています。

http://blog-imgs-74-origin.fc2.com/k/i/i/kiikochan/201504261338481fas.png

これが福島第一原子力発電所の上空からの写真です。
1号機、2号機、3号機、4号機が、北から南に並んでいます。
そのほか、5号機と6号機がもう少し北に2基あったのですが、
この2基は、本当に幸いなことに、非常用発電機の1機が生き延びたために、原子炉の炉心が溶け落ちるということは防がれました。
そして1から4の、この部分の炉心が溶けたり、あるいは使用済み燃料プールが危機に陥ったりしたわけです。
そして大量の放射性物質が噴き出してきて、あちこちにお汚染を広げている。
そして、水をかけ続けているので、放射能汚染水が増加しているわけですが、
それを東京電力はとにかくタンクを作って溜め込もうとしてきました。
それがここに、一群のタンク群としてどんどんどんどん膨れ上がってきているという状態です。
今現在50万トンを超える放射能汚染水がこの中に溜まっています。

何れにしても福島第一原子力発電所の敷地には限りがありますので、
タンクの増設も無限にできるわけではありませんし、
あまり遠くない将来、「東京電力は放射能汚染水を海に流す」という、そういうことになるだろうと私は思っています。

そしてこういうタンクは、ほとんどが応急タンクです。
きちっとしたタンクを作ろうとすれば、労働者がどんどん被曝をしてしまいますので、
応急タンクしか建設できないという状態できていますし、
あちこちで漏れが進んでいます。

その上、壊れてしまった原子炉建屋、タービン建屋などにも汚染水がたまって、
そこからどんどん、日常的に放射能汚染水が敷地の中に漏れてきてしまって、
今現在福島第一原子力発電所の敷地全体が、放射能の沼のような状態になってしまっています。

東京電力は福島第一発電所の中の敷地の中にある井戸水を分析していましたが、
去年の10月に撮った井戸水の分析結果を東京電力が公表しました。
その結果、「セシウム134が1リットル当たり6万1000ベクレル入っていた」と公表しました。
セシウム137が1リットル当たり19万ベクレル。
全ベータと私たちが呼んでいる放射性物質は、1リットル当たり780万ベクレルあったということです。

日本の法律で環境に放出が許されているような、これらの放射性物質の濃度は、
セシウム134の場合は、1リットル当たり60ベクレル。
6万1000ベクレルに比べれば1000倍というような、そういう濃度のものが井戸水にありました。

セシウム137の場合の環境に放出してもいい濃度は1リットル当たり90ベクレルですから、
この場合には2000倍以上というようなものが、もう井戸水の中にあふれてきてしまっているというような状態です。

さらにこの全ベータと呼んでいるものの正体は私はストロンチウム90だと思っていますが、
ストロンチウム90の環境に放出していい濃度は1リットル当たり30ベクレルでしかありません。
ですから、何十万倍というような猛烈な放射能を含んだ汚染水が敷地の中にあって、それが井戸としてくみ上げられているという状態です。

こういう危機がこれからずーーっと続いていくし、
その危機を少しでもなんとか乗り切るために労働者が被曝を続けるということになるわけです。

その上もっと困難な課題が残っています。
それは、溶け落ちてしまった炉心をこれから一体どうするか?ということです。

東京電力と国は、その溶け落ちた炉心をいつの時点かで外につまみ出して、安全に保管するという工程表を書いています。

これが東京電力が示した工程表のスライドで、日本語で大変申し訳ないのですが簡単に説明させていただきます。

http://blog-imgs-74-origin.fc2.com/k/i/i/kiikochan/20150426144808d97s.png

東京電力の説明によると、
「溶け落ちた炉心は原子炉圧力容器の底に一部が残り、そして格納容器の床の上に饅頭のように堆積している」
と彼らは主張しています。

今現在は格納容器という、放射能を閉じ込める最後の防壁として設計されたこの容器もすでに破壊されてしまっていて、いくら水を入れても中に水が溜まらないという状態になっています。

東京電力はいつの時点かで圧力容器の底に残っている燃料と格納容器の底に落ちた燃料を上方向に取り出そうとしています。

しかしこの状態で圧力容器の蓋を開けてしまうと、大量の放射線が下から上方向に飛び出してきてしまって、全く作業ができません。
そのため東京電力は、
「今は壊れてしまっている格納容器をまず補修して、格納容器全体に水が張れるようにする」と言っています。
その上で上の方から機器を下に挿入していって、圧力容器の中にある燃料、あるいは格納容器の中に饅頭のように溜まっていた燃料を上につかみ出す、というのが東京電力と国の計画です。

しかし、「こんな作業は決してできない」と私は思います。

何よりもまずは、穴の空いた格納容器をきちっと調べることが困難を極めていますし、
「どこに穴が空いているか」ということがわかっても、それを補修することすらできないだろうと思います。

仮にその補修ができて、水が格納容器の中に蓄えられるようになったとしても、
実は、溶け落ちた燃料は格納容器の床の上に饅頭のように堆積しているということは決してないと私は思います。

事故は非常に過酷な状態でドラスティック(drastic)に進行したわけで、
溶け落ちた燃料は、もうそこらじゅうに、格納容器の中に散らばってしまっている。
あるいは既に格納容器の床を突き抜ける。
あるいは横方向を突き破ってそこらじゅうに散らばっていると私は思いますので、
この絵にあるように、上方向から機器を入れて掴み出せる燃料の量などというものは知れていると思います。

そのことは原子力の専門家であればみんなわかるはずだと私は思いますし、
最近になって福島県の新聞がこのような記事を出しました。

http://blog-imgs-74-origin.fc2.com/k/i/i/kiikochan/20150426213608e04.png

今聞いていただいたように、
溶け落ちた燃料が圧力容器の真下の格納容器の床の饅頭のように溜まっているようなことはなくて、
「もうそこらじゅうに散乱してしまっている」と、国の方の研究者も認めているという、そういう情報です。

結局、溶け落ちた燃料を取り出すことはできないと私は思いますし、
チェルノブイリ原子力発電所でやったように
「石棺」というもので封じ込めるしかないと思います。

しかし、1号機、2号機、3号機にも4号機と同じように使用済み燃料プールがあって、
そのプールの中に、未だに使用済みの燃料が沈んだままです。
それをなんとかして掴み出さない限りは、石棺を作ることすらができません。

1号機2号機3号機の使用済み燃料プールの底から、燃料を少しでも危険の少ない場所に移すまでに、
何年かかるのか?私にもわかりませんし、東京電力も国も、ほとんど分かっていないだろうと思います。

その石棺を作る作業に作手するわけで、一体石棺というものが何年後にできるのか、それすらがわかりませんし、たぶん私は死んでしまっているのではないかと私は思います。

仮に石棺ができたとしても、皆さんがご存知の通り、
チェルノブイリ原子力発電所では、29年経った今、はじめ作った石棺がボロボロになって、第二石棺というものを作ろうという作業が進んでいます。

チェルノブイリで壊れた原子炉はたった1基ですけれども、
福島第一原子力発電所では少なくても1号機2号機3号機という3つの原子炉が溶け落ちてしまっているわけで、
これから何十年、あるいは何百年という期間に渡って、放射能を閉じ込めるという作業をしなければいけません。

これがこれから戦いを続けなければいけない課題ですけれども、
「すでに放出されてしまった放射性物質にどうやって向き合うか」という課題も現に存在しています。

福島第一原子力発電所の事故でどれだけの放射性物質が環境に放出されたか?ということに関しては、
日本国政府がIAEA国際原子力機関に報告書を出していますので、その数字を今から見ていただこうと思います。

私が見ていただくのは、
先ほど聞いていただいたセシウム137という放射性物質がどれだけ放出されたかというデータです。

http://blog-imgs-74-origin.fc2.com/k/i/i/kiikochan/201504261547063c2s.png

左の下にいま黄色い四角を書きましたが、これは1945年8月6日に日本に落とされた広島原爆が、どれだけのセシウム137を大気中に放出したか、というデータです。
黄色の四角の大きさでそれを表しています。
数字はテラベクレルという単位で示した放射能の量です。

福島第一原子力発電所の場合には
「1号機だけで広島原爆の6発分から7発分のセシウム137を大気中に放出した」
と日本国政府が言っています。

一番大量に放射性物質を吹き出したのは2号機だと国と東京電力が言っています。
3号機もやはり吹き出させて、
当日運転中だった1号機2号機3号機を合わせると、
「広島原爆が放出したセシウム137の168発分を環境にばらまいた」と、日本国政府が言っているのです。

そしてこれは待機中にばらまいたセシウムだけであって、
先ほど聞いていただいたように、今現在も放射能汚染水としてどんどん海へ流しているという、事故が進行しているわけです。

つまり、福島第一原子力発電所の事故というのは、
広島原爆の何100発分というような放射性物質を環境にまき散らし、
今現在も撒き散らし続けている事故だということです。

大気中に吹き出してきた放射性物質はどうなるか?といえば風に乗って流れるだけです。

結局どんな腑に放射性物質が汚染を広げていったか?というと、
これはフランスの研究機関のデータですけど、こんな風に汚染を広げたと考えられています。

http://blog-imgs-74-origin.fc2.com/k/i/i/kiikochan/20150426155335bf3s.png

ここが日本で、赤いところが一番汚染の強いところで、その周りに黄色いところが東北地方関東地方にありますが、少し汚染の少ないところ。
それから青いところがありますが、ここが汚染のもっと少ないところです。
汚染の程度は右に書いてありますが、赤が一番汚染が強い。
黄色が汚染が少ない。
だんだん汚染が少なくなってくるに従って青くなるという色分けをしてあります。

もちろん日本の東北地方関東地方は猛烈に汚れているわけですけれども、
日本というこの国は北半球温帯という地域に属していて、上空では偏西風という強ーい西風が吹いています。

そのため福島から吹き出してきた放射性物質は偏西風に乗って太平洋の方向に流れていって、
北アメリカ大陸の西海岸を強く汚染しています。

一つの事故がその現場だけではなくて地球全体に及ぶような汚染を引き起こす。
というようなものも、やはり原子力発電所以外には起きないはずだと思います。

ともあれ日本国内は強い汚染を受けました。
上空では偏西風が吹いていたとしても、
地上では南風の日もある、北風の日もある、東風の日もあるわけですから、
東北地方を中心として、このような汚染が生じたと日本国政府が地図を公表しています。

http://blog-imgs-74-origin.fc2.com/k/i/i/kiikochan/20150426213611e55s.png

赤、黄、緑と色分けしたこの地域が猛烈な汚染を受けた地域で、
今現在も10万人を越える人達が故郷を追われて流浪化してしまっています。

そのほかにも汚染はもちろん生じていて、青く塗ったところ、あるいはくすんだ緑で塗ったところというのがあちこちにありますが、こういうところは一番汚染が少ないところでも1平方メートルあたり3万ベクレルを超える放射能で汚れています。

日本には放射能に関する法律がたくさんありまして、
放射能を取り扱う場所は、放射線管理区域という地域に指定して、その中で厳密に取り扱えということになってきました。
その放射線管理区域から何か物を持ち出す時には、1平方メートルあたり4万ベクレルを超えているようなものはどんなものでも持ち出してはいけないというのが日本の法律でした。

放射線管理区域というのは普通のみなさんが立ち入ることすら禁じられる場所ですし、
私のような職業的な労働者であっても、中に入ったら最後水すらが飲めないという、そういう場所です。

放射線管理区域の外側には、1平方メートルあたり4万ベクレルを超えて汚れているようなものはどんなものでも存在してはいけないというのがこれまでの法律だったのですが、
この青いところは1平方メートルあたり6万ベクレルをすでに超えてしまっていますし、
くすんだ緑のところも3万ベクレルから6万ベクレルという汚染を受けているのです。

日本が法律を守るというのなら、およそ1万4000平方キロメートルに及ぶ場所を放射線管理区域にしなければいけないほどに汚れていると、日本国政府自身が地図に示しているのです。

しかし日本国政府は原子力緊急事態宣言を出して、
「今は緊急事態だから法律を守らなくてもいい」ということにして、
人々をこの汚染地に捨ててしまったのです。

今、「放射性セシウムが大気中に放出されたのは広島原爆の168発分ぐらいだと日本国政府が言っている」
と私が言いました。
その量が1万5000テラベクレルという放射能の単位です。

その大部分が偏西風に乗って太平洋の方へ流れていきました。
そして一部分が、日本の東北地方関東地方に降り注いだわけですが、
その量は約2400テラベクレルです。

今私は放射能の単位でセシウム137の量をみなさんに聞いていただいたのですが、
このセシウム137を重量にする、重さで測ったらどのくらいになると思われるでしょうか?

福島第一原子力発電所が撒き散らしたセシウム137は、全量でも、4.7kgしかありません。

日本の東北地方関東地方を中心に、広大な地域を放射線管理区域にしなければいけないほど汚染したセシウム137の重量は、わずか750gです。

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放射能は人間の五感で感じられないとよく言われますけれども、当たり前です。
感じられるほどの放射能があれば人間なんて簡単に死んでしまうという、そういう生き物なのです。

そういう汚染の中で今、福島を中心にして、人々が被曝をし続けているわけですが、
なんとか被曝を少しでも少なくしたいと言って、
自分の家の周り、学校の校庭、とかいうところから、土を剥いで集めています。
もちろん田畑の土を全部剥ぎ取るということもできませんし、
山の線を剥ぎ取ることもできないのです。
ごくごく一部の汚染を剥ぎ取って、こういう袋に詰めて積み上げてきています。
何千万袋というような袋が、汚染地帯にこんな形で積み上げられて、
どんどんどんどん、今現在も増えてきてしまっています。

http://blog-imgs-74-origin.fc2.com/k/i/i/kiikochan/20150426213615dc4s.png

しかしこれは袋ですので、どんどんどんどん破れてきます。
実際にはこのように一度は詰めたつもりでも、中から植物が袋を突き破って外に出てくるということになっていて、

http://blog-imgs-74-origin.fc2.com/k/i/i/kiikochan/201504262136108a8s.png

この袋をこれから一体どうやって管理をしていくのか、ということは今の課題になっていますし、
これから何十年も何百年もこういう放射能に向き合わなければいけないという状態になっています。

時間を大幅に消化してしまいましたが、
福島の事故は未だに進行中だということを皆さんにもわかっていただきたいと思います。
終わりにします、ありがとうございました。

■質疑応答

https://youtu.be/nCbXX3DURd0?t=1h1m37s

バレーンの大使:もし先生が安倍首相だったらどういう対策を取りますか?この問題に対して。

小出:
対策はたくさんやらなければいけないことがありますが、
まずは汚染水というものの増加を防がなければいけないし、その環境への漏れというものを防がなければいけません。
そのためにやるべきことは、私は二つだと思っています。
まずは、これまではひたすら水を注入することで、溶け落ちた炉心をこれ以上溶かさないということをやっていたのですが、水での冷却ということを諦める。
私の場合は金属というのを候補としてあげていますし、場合によっては空冷も可能だと思っていますので、それをまずやるべきだと思っています。

次には、すでに敷地の中が放射能の沼のようになってしまっていると私は先ほど聞いていただきましたが、
その沼のような水が環境に出ていくことを防がなければいけませんので、
原子炉建屋周辺に、地下にダムを張り巡らせるということをやらなければいけないと私は思って、
2011年5月からその主張を続けています。

そのことは国も東京電力も最近になってようやく気がついてきて地下にダムを作る。
ただし、そのダムは凍土壁という土を凍らせて作るんだということを公表しています。

しかしその凍土壁というのは深さが30m、長さは1.4kmというような凍った壁を作らなければいけないわけで、そんなものは決してできないと私は思います。

やはりコンクリートと鋼鉄の遮水壁、ダムを作らなければいけないと思いますし、早急にそういうような形で対策を講じていくべきだと思います。

ご質問に対して今はあまりにもテクニカルなお答えになったかもしれませんので、もう少し基本的なことをこれからお答えしたいと思います。

事故は残念ながら起きてしまいました。
そしてその日に原子力緊急事態宣言というのが出されて、
4年以上経った今も緊急事態宣言は解除されていないのです。
だからこそ、日本の法律では許されないような場所に「人々を捨てる」というようなことも今現在行われているのです。

日本の国家にとって一番大切なことは、自分が出した原子力緊急事態宣言というものを撤回できるように最大限の努力をするということだと私は思いますし、
オリンピックなどと浮かれている場合では今はないのだと思います。

ご質問では「私が安倍さんだったら」という過程でご質問をいただきましたが、
もし、私が安倍さんであれば、まず真っ先にやることは「子供たちを汚染地帯から避難させる」ということです。

やらなければならないことは山ほどあって、全てお答えすることはできないと思いますので、
まずこれでよければ次のご質問に移りたいと思います。

1:07:47

フリー藤田:
フリーのジャーナリストの藤田裕行と申します。
サリーという科学者の団体がありまして、
例えばオックスフォード大学のウェード・アリソン先生、「放射能と理性」という本を出されていますけれども、そういった科学者の知見を聞きますと、
年100mSv程度の低線量放射線は健康に害を及ぼすどころか、むしろガンが減るとか健康にいいとか、
そういうことを言われているんですね。
その観点に立つとですね、もちろん除染も必要ないし、
子供達は学校の校庭で外で元気よく遊んだらいいし、汚染水も全然ためる必要がないと。
「どんどん、すぐ全部海に流したらいい」と
放射線が、今すごい放射線量が空気中に出たといってもですね、「放射線は低線量で全然健康に問題はない」と。
「癌にもならない」というようなことになるんですが、
そういう、ま、結構そういう人が増えているんですよ、今。
その辺はどう思ってらっしゃるんですか?

小出:
あまりにも愚かな主張だと思います。
人類が放射線を発見したのは1895年で、それ以降たくさんの放射線被曝と健康への影響が積み重ねられてきました。
その結果、現在の学問の到達点としては、
「被曝というものはどんなに低いものであっても必ず健康に影響がある」
というのが現在の学問の定説なのです。
だからこそ、この地球上でほとんどすべての国に「放射線の被曝に関する法律の規制がある」という、そういうことになっているわけです。
日本の場合も、「被曝には危険が伴うから、一般の方々は1年間位1mSvしか被曝をしてはいけない」という法律があるわけだし、私のような放射線業務従事者という労働者であっても、「1年間位20mSv以上の被曝はしてはいけない」ということを法律で定めているわけです。

それが全く間違いで「被曝は健康にいいんだ」というのであれば、法律でそういう制限を撤廃するというのがまずはじめにやるべきことだと私は思いますし、世界中の国々がそういう法律を決めている以上は、法律の定めによって国をきちんと運営するというのが、国の責任だと私は思います。

http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-4220.html


30. 2015年4月27日 11:51:33 : 00H9STfQPM
メルトダウンは起こらないと言っていた大橋たち御用学者に回収させればいい。

31. 2015年4月27日 12:39:31 : K8JJ9pGhSY
だから、クーデター起こして、事故責任者を牢屋にぶち込んで、旧ソ連みたいに囚人に強制労働させてくれよ。
小出も現政府を転覆させるしかないと言ってたじゃないか。
どうせ誰も本気でやるわけないが、やるならカンパするよw

32. 2015年4月30日 22:20:17 : wBlXJ0AgXo
小出と汁と魑魅魍魎男(小出真理教)を社会から隔離したい

33. 2015年4月30日 23:01:38 : lwBiDoQMm6
小出真理教だと・・・笑っちゃうね、オ○ム狂の端くれが騒いでいる様だ。
石棺と言ったのは、政府のやっている凍土壁と言うのが如何にも経済性を重んじて肝心なことが抜けている間抜けな方法に対しての事。
お金を惜しまず立派な物を作れと言うことだ。

34. 2015年5月04日 07:05:24 : jSGa7LJlJQ
チェルノブイリに習った、住民保護優先の「フクシマ法」が国会に提出されるのは
いつになるのだろうか??。それまで住民たちから被爆の被災者を膨大に出し続けさせるつもりなのか。日本の政治家たちよ。おまえらどこ見てるんだよ。

特に社民・共産・民主などの野党よ、ここでがんばればまだまだ連立だろうが、政権党に復帰できるチャンスはあるだろうな。きっとある。

反原発も大事だが、当面は反原発よりも、余程住民保護のための法案を作るほうが(関東・東北も含めて)有権者にはアピールできるだろうな。



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