http://www.asyura2.com/15/genpatu42/msg/637.html
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昨日、CTBTでヨウ素131、テルル132が検出されている、というはなゆーさんの記事を転載したが、早くも、測定データが改ざんされ、ヨウ素131など短半減期核種は不検出(ND)になっている。
「[放射能] 群馬県高崎で「ヨウ素131」と「テルル132」が観測されているのだが (はなゆー)」
(拙稿 2015/4/23)
http://www.asyura2.com/15/genpatu42/msg/625.html
「公益財団法人・日本国際問題研究所 軍縮・不拡散促進センター」
http://www.cpdnp.jp/
これらのデータはすでにNDになっている。
「CTBT高崎放射性核種観測所の粒子状放射性核種の観測結果」(2015年4月1日時点)を掲載しました。
(2015/4/10)
http://www.cpdnp.jp/pdf/150410Takasaki_report_April10.pdf
「CTBT高崎放射性核種観測所の粒子状放射性核種の観測結果」(2015年4月1日時点)を掲載しました。
(2015/4/23)
http://www.cpdnp.jp/pdf/150410Takasaki_report_April10_Rev.pdf
興味深いことに、ひと月前に発表された昨年12月、今年1月のデータはまだ変更されていない。
「CTBT高崎放射性核種観測所の粒子状放射性核種の観測結果」(2015年2月1日時点)を掲載しました。
(2015/3/4)
http://www.cpdnp.jp/pdf/150304Takasaki_report_March4.pdf
すぐに全部NDに変更されてしまうだろうから、証拠に魚拓を掲載しておく。
これが最初に掲載された今年3月のデータである。
ヨウ素131(半減期8日)、テルル132(同3日)、バリウム140(同13日)が検出されている。
これが変更後のデータである。全部NDになっている。
興味深いことに、過去のデータを調べると、同じことが2度も起きている。
過去の情報一覧
http://www.cpdnp.jp/013.html
2014年10月23日の報告では、8月、9月にこれら3核種が検出されている。
しかし、同年12月16日の報告ではすべてNDになっている。
2013年12月10日の報告でも11月に検出されている。
しかし、2014年1月17日の報告書ではすべてNDになっている。
木下黄太氏は、CTBTの事務局に問い合わせて記入上のミスだという回答を得たそうだ。
「高崎のCTBTでヨウ素やテルルが検出というネット騒動は、事務処理上の表記ミスで、実際は不検出です。」
(木下黄太のブログ 2015/4/23)
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/33f58172fb6f0b15ddef6e9330877b8e
事務局の言うことをそのまま信じる木下氏のナイーブさに失笑を禁じえない。相手の言うことを本当かどうか自ら検証するのがジャーナリストではないか。
これは記入上の単純なミスではないことは明らかである。
測定データを公表するときは複数の人間、少なくとも担当者と上司がデータをチェックするはずで、こんなすぐわかる間違いが起きるわけがない。こんな間違いを平気で発表するようなら、CTBTデータの信頼性自体が疑われる。
また上に示した通り、検出と発表後不検出に変更した例が過去にも2度もある。同じ記入ミスを何度も繰り返すわけがない。
要するに、ヨウ素131等を検出し正直に発表したものの、その後圧力がかかって不検出に改ざんしたということである。CTBTの測定担当者もなかなか気骨があると見える。ささやかな抵抗をしているのだろう。
ヨウ素131などの短半減期核種の検出は、再臨界の動かぬ証拠である。だから、政府はこれらの核種が検出されないかどうか常に目を光らせている。見つかればすぐに圧力をかけてデータを不検出に改ざんさせるのだ。
事実、過去にも、帯広の給食や福島産の桃でヨウ素131が検出されているが、すぐに不検出に訂正、いや改ざん・隠ぺいされている。
阿修羅でも、ヨウ素131検出が話題に上がると、すぐに工作員が湧いてきて、医療用ヨウ素を廃棄したのだと必死で火消しをする。
核燃料は水につければすぐに核分裂を始める。原子炉では中性子をブロックする遮蔽板のついた制御棒を挿入して核分裂を制御する。使用済み燃料プールの保管用ラックは、核分裂が勝手に起きないよう遮蔽板で仕切ってある。
溶融した燃料には遮蔽板も何もない。しかも1日400トンもの地下水が湧き出るほど水は豊富にあるのだ。再臨界が断続的に起きていると考えないほうがおかしい。
CTBTのデータだけではない。
福島第一原発からはここ2、3ヶ月、大量の蒸気が上がっていることが確認されている。各地の線量も軒並みに上昇している。福島周辺のモニタリング・ポストは大きなピークを検出するも、すべて故障ということになった。福島県は77台分の契約を打ち切ると言っている。
これらの事実も合わせて考えれば、福島第一では再臨界が起き、ヨウ素131を含む大量の放射性物質が放出されている、政府はそれを必死で隠ぺいしている、と判断すべきだろう。
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