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年度末にもデブリへ ロボによる福島第1調査終了 東電「十分なデータ得られた」
http://www.sankei.com/life/news/150420/lif1504200032-n1.html
東京電力は20日、福島第1原発1号機で、ロボットによる原子炉格納容器内の初の調査を終了した。廃炉の最難関となっている溶け落ちた燃料(デブリ)の位置を特定することはできなかったが、計7日間の調査で、格納容器に大きな損傷がないことが分かるなど、有用なデータが得られた。今年度末以降にも格納容器地下に再度ロボを投入し、デブリの調査に挑む。
今回の調査では2台のロボを使用。撮影した映像で、原子炉の冷却に使う再循環系配管が損傷していないことや、格納容器下部に水がたまり湯気が上がっている様子など容器内部の状況を鮮明に把握できた。
東電によると、地下につながる開口部には障害物がなく、デブリ調査のため別のロボを投入する際のルートに使用できることが確認できたという。容器内の空間放射線量は最高で毎時9・7シーベルトで、人間が数時間浴びれば死ぬ値だった。容器内の温度は20度前後で、容器下部にたまっていた水の水位は約2・8メートルという
ただ、今回の調査では格納容器の底に溶け落ちたとみられるデブリの状態を確認できなかった。東電の小林照明原子力・立地本部長代理は「今回の調査で十分なデータが得られた。(デブリの取り出しに向けた)今後の調査に活用したい」と話した。
東電は10日から始まった調査で、配管を通して投入した2台のロボで円形の格納容器内の様子を半周ずつ調べる予定だったが、最初に投入したロボが予定の3分の2の地点で走行不能になり回収を断念。15日に別のロボを入れ、20日まで容器内の状況をカメラで撮影、放射線量などの測定を続けていた。2台目のロボも、監視カメラが放射線の影響で劣化して壊れ、回収を断念した。(原子力取材班)
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