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「2014年度の福島市の死者数は16%増(対2009年度)」
(めげ猫「タマ」の日記 2015/4/11)
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-entry-1402.html
(図・表は省略、元リンクを参照して下さい)
福島市のHPに2015年3月中の人口動態がアップされていました(1)。
これで2014年度の人口動態が揃ったので集計してみました。
2014年度(原発事故4年目) 3,165人
2009年度(原発事故前年度) 2,737人
で16%増えていました。偶然に起こる確率を計算したら4千万分の1なので、
およそ偶然とは思えません。
同じ福島県内でも放射能汚染が比較的マシないわき市では同市の発表(2)を集計すると
2014年度 3,801人
2009年度 4,090人
で5%程増えていますが、福島市程ではありません。
福島県福島市は福島県の県庁所在地で福島県の北のにある市です(3)。
福島原発事故前は福島県最大の農業生産額を誇る「農業」の市でもあります。
一方、福島第一原発事故によって市内は放射能に酷く汚染されました。
福島県県民健康管理調査・基本調査(6)を集計すると、福島原発後わずか4ヶ月で
ICRPが1年間の公衆の被ばく限度として定める1ミリシーベルト(7)以上の被ばくを
8割の市民がしています。平均の被ばく線量を計算すると原発事故後 4ヶ月で
1.4ミリシーベルトで福島県の59市町村中でも上位に位置します。
福島県福島市は「放射能」と「農業」の市でもあります。一方、いわき市は
福島県沿岸部南部の市で製造業は年間3000億円近い規模で、福島県第二位です。
また市内にはスパリゾートハワイアンズなどの観光施設があり(10)、製造業と観光の市です。
図―3に示すように放射能汚染も福島市に比べればだいぶマシです。
福島県いわき市は「工業」と「観光」の市です。
福島県福島市もいわき市も2015年3月中の人口動態を発表しました(1)(2)。
これで2014年度の人口動態が揃ったので各年度(4月〜翌年3月)の死者数を集計してみました。
以下に福島市の年度別の死者数を示します。
原発事故は2011年に起こったのですが、始まったの3月なので2010年度です。
そこで原発事故前年度の2009年度と2014年度の死者数を比較すると、福島県福島市では
2014年度 3,165人
2009年度 2,737人
で16%増えていました。偶然に起こる確率を計算したら4千万分の1なので、
およそ偶然とは思えません。
以下にいわき市の年度別の死者数を示します。
いわき市では
2014年度 3,801人
2009年度 4,090人
で5%程増えており統計的な差はありますが福島市程ではありません。
農業が盛んで福島県内でも放射能汚染の酷い福島市では死者数が原発事故前に比べ
死者数が16%増えている。
農業があまり盛んでなく福島県内では放射能汚染が比較的マシないわき市では
原発事故前に比べ死者数が5%増と福島市の3分1以下である。
これは明確な事実です。
<余談>
図表が小さいとご不満の方はこちら(ブログ図表)を参照ください。
こんなデータが出てくると(=^・^=)は不安になります。
でも福島県の方はもっと恐れてるかもしれません。
東京駅では「まるごとふくしまフェア」が開幕 したそうです(12)。
そこには福島産のアスパラガスやトマトを使ったサンドイッチが販売されているそうです(13)。
でも福島県いわき市のスーパーのチラシには福島産アスパラガスもトマトもありません。
当然の結果です。(=^・^=)も福島県いわき市の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません。
------(引用ここまで)----------
被ばく被害が統計上でもはっきりと現われてきたようです。
農業があまり盛んでないいわき市は死者が5%増に対し、地産地消で汚染もひどい福島市は
16%というのは興味深い指摘です。
汚染農作物を食べるのは自殺行為だということです。
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