http://www.asyura2.com/15/genpatu42/msg/489.html
Tweet |
使用済み燃料、現地貯蔵 関電、美浜の廃炉工程案
関西電力美浜原子力発電所1、2号機(福井県)の廃炉工程案が明らかになった。2016年度に作業を始め、23年間かけて施設を更地に戻す。使用済み核燃料や低レベル放射性廃棄物は敷地内に新設する専用設備に貯蔵する。費用は2基で670億円を見込む。福井県との調整に入り、早期の作業着手を目指す。
作業開始から13年程度を配管や原子炉格納容器に付着した放射性物質を取り除く「系統除染」、汚染状況の調査、原子炉領域の放射能を減らす安全貯蔵期間に充てる。その後、10年程度かけて原子炉の解体に取り組む。
原子炉を解体するまでに使用済み核燃料の保管建屋を敷地内に建てる。特殊容器に入れ、空気の循環で冷やしながら保管する「乾式貯蔵」を採用する。プールで冷やす湿式より保管費用が安く、安全性が高いとされる。
敷地内保存には福井県が慎重な姿勢をみせている。関電は想定される地震の強さを試算し、早急に建屋の詳細な設計に入る。安全対策を拡充し福井県の理解を得る考え。低レベル放射性廃棄物を保管する施設も別に造る。関電は使用済み核燃料の敷地内保管を「一時的な措置」(幹部)とする。福井県と県外に中間貯蔵施設を建てる約束を交わしているが、安全性を不安視する自治体との協議が難航している。
[日経新聞3月31日朝刊P.5]
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 原発・フッ素42掲示板 次へ 前へ
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/
since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。