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米ニューメキシコ州 爆心地公開 初の核実験場 なお高線量 (東京新聞)
http://www.asyura2.com/15/genpatu42/msg/479.html
投稿者 魑魅魍魎男 日時 2015 年 4 月 05 日 04:19:01: FpBksTgsjX9Gw
 

「米ニューメキシコ州 爆心地公開 初の核実験場 なお高線量」 (東京新聞 2015/4/4)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2015040402000296.html

【ホワイトサンズ・ミサイル実験場=共同】米西部ニューメキシコ州アラモゴード近郊の「トリニティ・サイト」 で世界初の核実験が行われてから七月で七十年になるのを前に、実験場跡が三日、メディアに公開された。爆心地では今も高い放射線量を観測。実験に携わった 技術者は、取り返しのつかないことになったと人類史上かつてなかった爆発の威力を振り返った。

 核実験が実施されたのは一九四五年七月十六日、広島、長崎への投下直前だった。

 トリニティ・サイトはホワイトサンズ・ミサイル実験場の中にある。実験場入り口から約四十キロ車で走ると、フェンスで囲まれた雑草の茂る砂地に「グラウンド・ゼロ」を示す溶岩の碑がある。長崎に投下されたものと同じプルトニウム爆弾の実験が行われた爆心地だ。

 碑の前で持ち込んだ線量計をかざすと、毎時約〇・八マイクロシーベルトという高めの数値が出た。ロサンゼルス市内の約七倍だった。

 周囲には「トリニタイト」という、核爆発で砂が溶けてできた緑のガラスのような人工鉱物がまだ多数散らばっている。実験に使った爆弾を組み立てた民家もほぼ当時のまま残る。

 核爆発が起きたのは午前五時半ごろ。当時、爆心地の東約十キロ地点で住民の避難誘導に備えて待機していた元米陸軍の技術者ロジャー・ラスムセンさ ん(94)は無線の指示に従い、地面にうつぶせになり、目を閉じて腕で覆った。雨脚が弱まったと感じた後、強烈な閃光(せんこう)とごう音が起きた。

 続いて衝撃波に襲われた。上空に立ち上る雲や黒煙が見えた。想像を絶する威力に、ラスムセンさんは「魔神が瓶から出てきた」と、戦慄(せんりつ)を感じたという。

 ラスムセンさんは「倫理的に疑問もあるが戦争が終わったことに感謝した。(原爆投下がなければ)米軍は日本に侵攻し死者の数は膨れ上がっていただろう」と語った。

 <トリニティ・サイト> 1945年7月16日、人類史上初の核実験が行われた米ニューメキシコ州南部の荒野にある実験場。8月9日に長崎に投下 されたものと同型のプルトニウム型爆弾が使われ、午前5時29分45秒に爆発し成功した。原爆開発に向けた「マンハッタン計画」の最終段階で、8月6日に は広島にウラン型の原爆が投下された。現在、同サイトは米軍のホワイトサンズ・ミサイル実験場の一部で、原則的に年に1度、一般公開されている。 (共 同)

---------(引用ここまで)-----------------

トリニタイトの説明です。

「トリニタイト(Trinitite)」 (Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%8B%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%88
http://en.wikipedia.org/wiki/Trinitite

セシウム137を始め、コバルト60、バリウム133、ユーロピウム152/154、アメリシウム241などが含まれ、
今でも放射線を放っているということです。

この実験の後、数え切れない核実験が行なわれ、実験演習に参加した兵士が大量に被ばくし、
健康を蝕まれました。彼らは、のちにアトミック・ソルジャーと呼ばれるようになりました。

また、ネバダ核実験場の風下に当たるユタ、アリゾナ州などでは大量のフォールアウトがあり、
多くの住民が亡くなったり、被ばく被害に苦しみました。

1950年代、同地域では映画のロケが盛んに行なわれており、多くの俳優や映画関係者も
同様にがんや白血病で亡くなりました。

戦勝国の米国ですら、広大な土地が汚染され、多くの住民が苦しみながら死んでいった。
核兵器は人類に災いをもたらす悪魔です。戦勝国も敗戦国もありません。

核兵器とその生産のために稼動される原発を無くさない限り、人類の平和と繁栄はありえません。

 

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コメント
 
01. 2015年4月05日 08:16:30 : jpJnLukUrA
ツインタワーのゲランドゼロの放射線量はどうなっているのだろう?

02. 2015年4月05日 19:12:00 : 5WjmMvOSi2
トリニタイトの核種分析。

>Radioactivity in Trinitite six decades later

http://www.researchgate.net/profile/Michael_Kitto/publication/7657527_Radioactivity_in_trinitite_six_decades_later/links/00b4952cac3af30c97000000.pdf (ダウンロード)

トリニティ実験場のEu−152は、天然のEu−151が、核爆発による中性子を取り込んで生成したものだろう。

福島原発事故でも、こんなことがあった。

>〔放射能〕世田谷区八幡山の地中に放射性物質「ユウロピウム」か(低気温のエクスタシー) 福一の核爆発の可能性が高いとのこと

http://www.asyura2.com/11/genpatu17/msg/886.html

Ra−226の判定は、誤魔化しだと思う。

CTBTO観測所(リッチモンド)が検出したXe−133とXe−133mの比率の推移から、10回前後の核爆発は起きていたと推測される。


03. 2015年4月05日 22:10:47 : 5WjmMvOSi2
>バリウム133

Ba−133を調べていたら、興味深いCTBTOぺトロパヴロフスク観測所のデータが出て来た。

注目した核種は、半減期20.81時間のI−133。

>RN60 (Petropavlovsk-Kamchatskiy Russian Federation)
Collection 14 – 15 March 2011

Cs-134  32μBq/m3
Cs-136  6μBq/m3
Cs-137  33μBq/m3
I-131  3300μBq/m3
I-132  1500μBq/m3
I-133  280μBq/m3
La-140  5μBq/m3
Tc-99m  5μBq/m3
Te-129  11μBq/m3
Te-129m  116μBq/m3
Te-132  1285μBq/m3

http://www.rsc.org/images/eb-duran_tcm18-223098.pdf

CTBTO高崎観測所は、CTBTOぺトロパヴロフスク観測所より、福島原発から近い所にあるのに、I−133の検出データが全くない。

http://www.cpdnp.jp/pdf/110427Takasaki_report_Apr23.pdf

I−133は、I−131と比べると、短寿命でありながら、収率が高い。

当然検出されてよいI−133の、CTBTO高崎における欠測は意図的なものを感じる。

これも核爆発隠しの一つかもしれない。

>It is concluded that the significant fuel-products are 237U, 239Np and 241Am; and significant fission products are 95Nb, 95Zr, 97Zr, 99Mo, 103Ru, 105Rh, 115Cd, 126Sb, 127Sb, 131I, 131mTe, 132Te, 133I, 136Cs, 140Ba, 140La, 141Ce, 143Ce, 144Ce, and 147Nd; (ソースは検索で確認)

バスビー博士の論文も張っておく。

>Nuclear criticality explosions in Fukushima due to plutonium fractionation and the consequences for health; some questions from a physical chemist

http://www.llrc.org/fukushima/subtopic/fukushimacriticality.pdfとうぜん


04. 2015年4月06日 01:00:32 : C3lq0gpU9A

  ニューメキシコ州は元々メキシコ領として確定していたのを、インチキアメリカが戦争に持ち込んで強奪した地域の一つ。

  世界のならず者 ≒ USA。


05. 2015年4月06日 22:15:30 : L1LYr58dmg
>>03 訂正
>I−133の検出データが全くない。

こちらにあった。

http://www.rsc.org/images/eb-duran_tcm18-223098.pdf

掲示板に書くと解消されると思うが、上のサイトからのダウンロードが、スムーズにできない。

その場合は、waybackmachineを利用するとスムーズにダウンロードできる。

http://archive.org/web/

不可解なことに、CTBTO高崎が、2011年3月15日に行ったサンプリングでは、I−133が検出されている。

日本時間の11時から12時までの間に到着したと言っている。

しかし、単位が示されない。

言い訳が、観測をサボタージュするためとしか思えない。

>Gaseous fission products were detected.
Concentrations are not reliable as these
gaseous nuclides infiltrated detector
chamber during counting (visible in
spectra collected last 4h) but not on the
sample. Arrival time of these
radionuclides is between 2 and 3 am
(UTC) on 15/03.

Relative activity ← 単位は表記されていない。

Cs-134 15
Cs-136 4.9
Cs-137 12
I-131 83
I-132 82
I-133 44
Te-132 110
Ba-136m 4.8
Xe-133 Detected

These values do not represent actual air concentration as the sample was
clean during the sampling.

もしかしたら、1号機の爆発も核爆発であったことを示しているのかもしれない。


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