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戦艦大和と原発、その不吉な共通点
第2次世界大戦は空母の重要性を明らかにした戦争でした。日本は、真珠湾攻撃を飛行機で行いながら、その実、空母の建造にはあまり熱心ではなく、戦艦大和などの大鑑巨砲主義にしがみついていたのです。日露戦争などでの艦砲射撃戦での栄光の記憶に囚われていたのだと思います。しかし、その結果、日本の敗戦を招き入れてしまったのです。
原発も同じです。1960年代後半からの高度成長に貢献した原発の記憶が強く、一基数千億円という建造費に囚われて、原発廃炉に踏み切ることが出来ません。そして、世界の潮流は明確に地熱へ向かっています。それも高温岩体発電というもので、国土があればどこでも地下5から10キロ程度のところから熱を取り出して発電するというシステムです。日本国内であれば、日本は火山国であるため、ほぼどこでも地下3から5キロ程度の深さに十分な熱源があり、今こそ、高温岩体発電の技術開発に投資をして、脱原発とエネルギー自立を成し遂げるときですが、未だに大きな動きになりません。
太平洋戦争の敗戦は、焼け野原にはなりましたが国土そのものは回復可能な形で残りました。しかし、原発震災は国土そのものが放射能・重金属毒性で汚染され、ほぼ永遠に生活不可能になるものです。
アメリカ・イギリス・フランスで新規原発建設を実際にやっているところはありません。彼らの「原発は重要なエネルギー源だ」という出まかせを信じ込んではいけません。シェール革命も原油安も脱原発をやるために行われているのです。今こそ、日本もちゃんと
原発廃炉に踏み切るべきです。
2015年4月04日19時40分 武田信弘
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